水泳用語集

競泳・練習・用具・ルールなど、水泳に関する617語以上の専門用語を五十音順で解説します。

617件の用語

アウトスイープ (あうとすいーぷ) outsweep

手が体の外側へ向かって動く局面。平泳ぎのアウトスイープが代表的だが、他の泳法の説明にも使われる。

動作(共通) 同義語: 外かき
アクティブレスト (あくてぃぶれすと) active rest

完全に休むのではなく、軽い運動で血流を促しながら疲労回復を図る積極的休養法。

練習・メニュー 同義語: 積極的休養
足裏で押す (あしうらでおす) press with soles

足裏の面で水を後方に押し出す平泳ぎのキック技術。足の甲ではなく足裏を使うことで水をしっかり捉えられる。

足首外旋 (あしくびがいせん) ankle external rotation

平泳ぎのキックで足首を外側に回す動き。足裏を後ろに向けて水を蹴り出すために必要な柔軟性。

平泳ぎ 同義語: 足首の外旋 平泳ぎの科学
足首の柔らかさ (あしくびのやわらかさ) ankle flexibility

足首の関節がどれだけ柔らかく動くかの度合い。足の甲が伸びるほど水を効率よく蹴れて推進力が増す。

動作(共通) 同義語: 足首の可動域
足首を伸ばす (あしくびをのばす) plantar flexion

つま先を伸ばす方向に足首を動かすこと。キックで水を押すときの基本動作で、足の甲で水面を捉える。

動作(共通) 同義語: ポイント, 底屈
足首を曲げる (あしくびをまげる) dorsiflexion

つま先を手前に引き上げる方向に足首を動かすこと。平泳ぎのキックで足裏を外に向ける際に使われる。

動作(共通) 同義語: フレックス, 背屈
アシックス (あしっくす) asics

1949年創業の日本の大手スポーツメーカー。競泳水着ラインのTOP IMPACT LINEで日本人体型に最適化した設計を採用し、幅広い競技レベルに対応する。

用具 同義語: ASICS, 鬼塚タイガー
@(アット) (あっと) send-off interval

出発間隔を示す記号。「4×100 @2:00」は100mを2分サイクルで4本の意味。「on」と同義。

練習・メニュー 同義語: on, send-off, サイクル
アナウンサー (あなうんさー) announcer

大会会場内で組・種目・選手名・記録などを場内放送するスタッフ。速報やDQ情報も告知する。

競技運営・ルール 同義語: 場内放送, PA担当
アライメントボード (あらいめんとぼーど) alignment kickboard

体を水平に保ちやすい薄型のキックボード。従来のビート板より姿勢を崩しにくい設計。

用具 同義語: ストリームラインボード
アリーナ (ありーな) arena

1973年イタリア創業の競泳専門ブランド。日本ではデサント社が展開。ねじり構造のアクアフォース・ストームなど革新的なレース水着を提供する。

用具 同義語: アリーナくん
アンカー (あんかー) anchor

リレー種目で最終泳者を務める選手。逆転やタイム差を詰める重要な役割を担う。

競技運営・ルール 同義語: 最終泳者
安静時心拍 (あんせいじしんぱく) resting heart rate

安静にしている状態での心拍数。トレーニングで心肺機能が高まると安静時心拍は低くなる傾向がある。

指標・生理 同義語: 安静時HR
アンチフォグ (あんちふぉぐ) anti-fog

ゴーグルのレンズの曇りを防止するための液剤やスプレー。塗布すると水滴がレンズに付きにくくなる。

用具 同義語: 曇り止め
アーティスティックスイミング (あーてぃすてぃっくすいみんぐ) artistic swimming

音楽に合わせて水中と水上で演技を行い、技術と芸術性を競う競技。旧称はシンクロナイズドスイミング。

その他 同義語: シンクロ, AS, アーティスティック

息継ぎ (いきつぎ) breath

泳ぎながら顔を水面に出して息を吸う動作。姿勢を崩さず最小限の動きで行うのが速い泳ぎのポイント。

動作(共通) 同義語: ブレス, 息継ぎ
一軸泳法 (いちじくえいほう) single-axis swimming

体の中心軸1本を意識して左右にローリングする泳ぎ方。クロールで広く用いられる基本概念。

基本姿勢・流体 同義語: 1軸, センター軸 水の抵抗を減らす科学
イメージトレーニング (いめーじとれーにんぐ) visualization

頭の中でレースや動作の理想的な流れを映像として繰り返し再生する心理テクニック。実際の動きの質が向上するとされる。

コーチング・分析 同義語: イメトレ, メンタルリハーサル
インカレ (いんかれ) intercollegiate championships

日本学生選手権水泳競技大会の通称。大学日本一を決める最高峰の学生大会。

競技運営・ルール 同義語: インターカレッジ, 学生選手権
インスイープ (いんすいーぷ) insweep

手が体の内側へ向かって動く局面。水を集めるように寄せる動きで、推進力を生む重要なフェーズ。

動作(共通) 同義語: 内かき
インターハイ (いんたーはい) inter-high school championships

全国高等学校総合体育大会水泳競技の通称。高校日本一を決める水泳の高校生大会。

競技運営・ルール 同義語: インハイ, 高校総体
インターバル (いんたーばる) interval

一定の距離を泳いだ後に短い休憩を入れ、これを繰り返す練習形式。心肺機能の向上やペース感覚の養成に効果的。

練習・メニュー 同義語: Int
インターバル走 (いんたーばるそう) interval running

陸上で走りと休憩を交互に繰り返す心肺系トレーニング。オフシーズンや水泳のインターバル能力の底上げに使われる。

練習・メニュー
インピンジメント (いんぴんじめんと) impingement syndrome

肩関節で腱板が骨に挟まれて炎症を起こす障害。ストローク動作の反復で発症しやすい。

トラブル・安全 同義語: 肩峰下インピンジメント
イージー (いーじー) easy

楽な強度でリラックスして泳ぐこと。セット間の回復泳やクールダウンで使い、フォームを意識しながらゆったり泳ぐ。

練習・メニュー 同義語: E, イージースイム
イーブンスプリット (いーぶんすぷりっと) even split

前半と後半をほぼ同じペースで泳ぐ配分。安定したレース運びの指標で、ペースコントロール能力の高さを示す。

練習・メニュー 同義語: イーブン

ウィップキック (うぃっぷきっく) whip kick

平泳ぎのキックで脚がむちを振るように弧を描く動きの説明。かかとの引き付けから外回しで水を蹴り、内締めで仕上げる。

平泳ぎ 同義語: ムチキック 平泳ぎの科学
ウェットスーツ (うぇっとすーつ) wetsuit

保温と浮力を得るためのネオプレン製スーツ。オープンウォーターやトライアスロンで水温が低い場合に着用する。

用具 同義語: ウェット
ウェット着用可否 (うぇっとちゃくようかひ) wetsuit legal

大会の水温条件によりウェットスーツの着用が認められるかどうかの判定。水温が低い場合は着用必須になることもある。

オープンウォーター 同義語: ウェットスーツ着用可否
ウェーブ (うぇーぶ) wave

海や湖の水面の波。オープンウォーターでは波の高さや方向が泳ぎのペースや方向に大きく影響する。

オープンウォーター
ウェーブ泳法 (うぇーぶえいほう) wave breaststroke

体のうねりを使って前方に伸び上がる現代的な平泳ぎ技術。従来のフラット泳法より抵抗が少ない。

平泳ぎ 同義語: ウェーブブレスト 平泳ぎの科学
ウェーブスタート (うぇーぶすたーと) wave start

大人数のレースで選手を数グループに分け、時間差をつけてスタートさせる方式。接触事故を防ぐ目的で使われる。

施設・環境
ウォームアップ (うぉーむあっぷ) warm-up

本練習の前に体を温め、心拍数を徐々に上げて動きを整える導入セット。ケガの予防とパフォーマンス向上が目的。

練習・メニュー 同義語: アップ, W-up, ウォーミングアップ
ウォームアップレーン (うぉーむあっぷれーん) warm-up lane

大会中にレース前後のウォームアップ・ダウン用に開放されるレーン。別プールの場合もある。

施設・環境 同義語: アップレーン, サブプール
浮き上がり (うきあがり) resurface

水中動作を終えて水面に出る局面。速度を落とさず泳ぎにつなげるために、浮き上がりの角度とタイミングが重要。

スタート・ターン・水中 同義語: 浮上, 浮き上がり動作 ターンの科学
浮き身 (うきみ) floating position

仰向けや伏せの姿勢で水面に浮いて安全に呼吸できる体勢。だるま浮きや大の字浮きなど、水慣れの基礎練習。

その他 同義語: 浮き姿勢, だるま浮き
浮く (うく) float

力を抜いて水面に体を浮かせること。浮力と体のバランスを感じる基本技術で、リラックスが上達の鍵。

その他 同義語: 浮き, フロート
うねり (うねり) swell

海洋で発生する大きくゆるやかな波のうねり。オープンウォーターでの泳ぎやナビゲーションに影響する。

施設・環境

エイジグループ (えいじぐるーぷ) age group swimming

年齢区分別に行われるジュニア競泳の仕組み。マスターズでは5歳刻みで区分される。

その他 同義語: エイジ, 年齢区分
泳法違反 (えいほういはん) stroke infraction

各泳法で定められた動作規定に反する泳ぎ。例えば平泳ぎでのドルフィンキック2回以上や背泳ぎでの体の反転など。

競技運営・ルール 同義語: 泳法違反
泳法審判員 (えいほうしんぱんいん) stroke judge

プールサイドを歩きながら各泳者の泳法やゴールタッチが規則に適合しているかを監察する役員。

競技運営・ルール 同義語: ストロークジャッジ
エクササイズ (えくささいず) exercise

特定の目的を持って行う反復練習。ドリルの一種で、フォームの特定部分を意識しながら繰り返す。

自由形(クロール) クロールの科学
エクステンション (えくすてんしょん) extension

腕や体を遠くへ伸ばす動き。ストロークのリーチを広げるが、過度に伸ばすと姿勢が崩れるため適度なバランスが必要。

動作(共通) 同義語: 伸展
エグジット (えぐじっと) water exit

オープンウォーターのゴールやトランジションで水から上がること。波打ち際での立ち上がりを素早く行う技術が必要。

オープンウォーター 同義語: 上陸, ビーチエグジット
エッグビーター (えっぐびーたー) eggbeater kick

左右の脚を交互に回転させてその場で体を浮かせるキック。水球やアーティスティックスイミングで多用される。

その他 同義語: 巻き足, エッグビーターキック
エレッセ (えれっせ) ellesse

1959年イタリア・ペルージャ創業のスポーツブランド。日本ではゴールドウイン社がライセンス展開。フィットネス競泳水着を中心に快適性と機能性を両立した製品を提供する。

用具 同義語: エレッセ, LS
遠泳 (えんえい) distance swimming

海や湖などで数km以上の長距離を泳ぐ競技または訓練。持久力と精神力が求められる。

泳法・種目 同義語: 長距離遠泳
塩素 (えんそ) chlorine

プールの消毒に使われる薬品成分。水質を衛生的に保つが、目や肌への刺激の原因になることもある。

施設・環境 同義語: カルキ, 塩素消毒
塩素アレルギー (えんそあれるぎー) chlorine sensitivity

プールの塩素成分に対して肌のかゆみや目の充血など過敏な反応を示す状態。ゴーグルの着用やシャワーでのケアが重要。

トラブル・安全 同義語: 塩素過敏, 塩素かぶれ
エントリー (えんとりー) entry

手が水面に入る動作。指先から静かに入水し、空気を巻き込まないのが理想的な形。

動作(共通) 同義語: 入水
エントリー角 (えんとりーかく) entry angle

飛び込みで体が水面に入る角度。深過ぎると浮き上がりに時間がかかり、浅過ぎると腹打ちで減速する。

スタート・ターン・水中 同義語: 飛び込みの入水角 ターンの科学

親指入水 (おやゆびにゅうすい) thumb entry

背泳ぎで親指側から入水する方法。肩の柔軟性が必要で、やり過ぎると肩への負担が増えることがある。

on(オン) (おん) on (send-off interval)

「50's on 1:00」のように出発間隔を示す前置詞。「@」と同義で1分サイクルで50mを泳ぐ意味。

練習・メニュー 同義語: @, go on
オン・ザ・トップ (おんざとっぷ) on the top

サークル内で泳ぎ切って残り時間がレストになる状態のこと。速く泳ぐほど長い休憩が取れるため自然とペースが上がる。

練習・メニュー
オーバーザトップ (おーばーざとっぷ) over the top

背泳ぎのゴール時に仰向けのまま壁方向を確認し手を伸ばしてタッチする動作。頭を反らして壁を見る。

競技運営・ルール 同義語: OTT
オーバーザトップ退水 (おーばーざとっぷたいすい) over the top exit

前の組の選手が次の組のスタート後にプールから上がる退水方式。選手はスタートの邪魔にならないよう壁際で待機する。

マスターズ 同義語: OTT退水, オーバートップ
オーバーディスタンス (おーばーでぃすたんす) over distance

レース距離より長い距離を泳ぐ持久力トレーニング。有酸素能力のベース作りに活用する。

練習・メニュー 同義語: OD
オーバーリーチ (おーばーりーち) over-reach

手を前に伸ばし過ぎて肩や体幹のアライメントが崩れる状態。蛇行や肩の故障の原因になりやすい。

動作(共通)
オーバーワーク (おーばーわーく) overtraining

練習量や強度が回復力を上回り、パフォーマンスが低下し続ける状態。倦怠感・タイムの停滞・モチベーション低下が特徴。

トラブル・安全 同義語: オーバートレーニング, オーバートレーニング症候群, 練習過多
オープンウォーター (おーぷんうぉーたー) open water

海・湖・川など自然の水域で行う水泳。プールと異なり波・潮流・水温変化への対応力が求められる。

施設・環境 同義語: OWS, オープンウォータースイミング
オープンターン (おーぷんたーん) open turn

壁に両手でタッチしてから体を回し、足で壁を蹴るターン。平泳ぎとバタフライで両手タッチのルール上必須。

スタート・ターン・水中 同義語: タッチターン ターンの科学
オールアウト (おーるあうと) all-out

持てる力を100%出し切って全力で泳ぐこと。スプリント練習やタイムトライアルで使われる。

練習・メニュー 同義語: 全力, マックス

回復走 (かいふくそう) recovery pace

疲労回復を目的としたゆったりとした強度で泳ぐこと。心拍数を下げ、乳酸の除去を促しながらフォームを整える。

指標・生理 同義語: リカバリーペース
カウント (かうんと) stroke count

背泳ぎでフラッグから壁までに必要なストローク数。事前に自分の回数を把握しておくとターンで壁にぶつかるのを防げる。

背泳ぎ 同義語: 壁までのカウント 背泳ぎの科学
×(本数×距離) (かける) times (repetitions × distance)

「4×100」は100mを4本の意味。左が本数で右が距離。日本語では4本の100mと読む。

練習・メニュー 同義語: x, レップ数
加速局面 (かそくきょくめん) acceleration phase

ストローク中にプルからプッシュへ移行し、手の速度と推進力が最大になる区間。

動作(共通) 同義語: パワーフェーズ
片側呼吸 (かたがわこきゅう) unilateral breathing

常に左右どちらか片側だけで呼吸するパターン。呼吸頻度を上げやすいがストロークの左右差が出やすい。

自由形(クロール) 同義語: 片側ブレス クロールの科学
片手キックバタ (かたてきっくばた) one-arm fly with kick

片手ストロークでドルフィンキックのタイミングを合わせるドリル。キックと波のうねりの連動を体に覚え込ませる。

片手クロール (かたてくろーる) one-arm freestyle

片腕だけでクロールを行うドリル。もう一方の手は前方または体側に固定し、キャッチやローリングの感覚を意識する。

自由形(クロール) 同義語: 片手クロール, ワンアーム クロールの科学
片手バタ (かたてばた) one-arm fly

片腕だけでバタフライ動作を行うドリル。もう一方の手は前に伸ばし、キャッチとキックの連動を意識する。

バタフライ 同義語: 片手バタフライ バタフライの科学
肩の痛み (かたのいたみ) shoulder pain

ストロークの反復動作で肩関節やその周囲に痛みが出る状態。フォームの癖や練習量の急増が原因になりやすい。

トラブル・安全 同義語: スイマーズショルダー, 肩の故障, 肩痛
肩のローテーション (かたのろーてーしょん) shoulder rotation

肩を前後に回しながらストロークすることで可動域を広げる動き。力みを減らし、滑らかなリカバリーにつながる。

課題設定 (かだいせってい) problem setting

泳ぎの中で改善すべき課題を具体的に特定すること。漠然と「速くなりたい」ではなく「キャッチで肘が落ちる」のように絞り込む。

コーチング・分析 同義語: 課題の特定
滑走抵抗 (かっそうていこう) friction drag

水と体の表面が擦れることで生じる抵抗。体毛の剃毛やレーシングスーツの着用で軽減できる。

基本姿勢・流体 同義語: 摩擦抵抗, 表面抵抗 水の抵抗を減らす科学
壁蹴り角度 (かべけりかく) push-off angle

壁を蹴って進む方向の角度。水面に向かって上過ぎると早く浮上し過ぎ、下過ぎると浮き上がりに時間がかかる。

スタート・ターン・水中 同義語: 蹴り出し角 ターンの科学
カレント (かれんと) current

海や湖の潮の流れ。泳ぐ方向と流れの関係でタイムや体力消費が大きく変わるため、事前の把握が重要。

オープンウォーター 同義語: 流れ, 潮流, 潮の流れ
合算年齢リレー (がっさんねんれいりれー) combined age relay

リレー4名の暦年齢合計で区分されるマスターズ独自のリレー形式。72〜119歳から360歳以上まで段階的に設定。

マスターズ 同義語: 合計年齢リレー, リレー年齢合算

棄権 (きけん) scratch

エントリーした種目に出場しないこと。棄権届の提出が必要な大会もあり、無届け棄権はペナルティの対象になる場合がある。

競技運営・ルール 同義語: 欠場
棄権届 (きけんとどけ) scratch form

エントリー済みの種目を棄権する際に提出する書類。大会ごとに提出期限やフォーマットが定められている。

競技運営・ルール
キック (きっく) kick

脚で水を打って推進力や姿勢維持を得る動作。泳法ごとにバタ足・ドルフィン・カエル足など形が異なる。

動作(共通) 同義語: キック動作
キックチューブ (きっくちゅーぶ) ankle band

足首を固定してキックを封じるための用具。プルの練習でキックに頼らず上半身の推進力だけで泳ぐ際に使う。

用具 同義語: アンクルバンド, 足首バンド
キックテンポ (きっくてんぽ) kick tempo

キックを打つ速さ。速いテンポはスプリント向き、遅いテンポは長距離で脚の疲労を抑えるために使う。

動作(共通)
キックの浮き (きっくのうき) kick buoyancy

キック動作によって脚が浮いたり沈んだりする状態。脚が沈むと抵抗が増し、適切なキックで脚を水面近くに保つ。

基本姿勢・流体 同義語: 脚の浮き沈み 水の抵抗を減らす科学
キックの内締め (きっくのうちじめ) snap

キックの最後に両脚を素早くパチンと閉じる動作。内締めのスピードが速いほど強い推進力が生まれる。

平泳ぎ 同義語: スナップキック, 内締め 平泳ぎの科学
キックの音 (きっくのおと) kick noise

キックの際に生じる水の音。バシャバシャと大きな音が出ている場合は脚が水面を叩いていて効率が悪い可能性がある。

動作(共通)
キックの水面割れ (きっくのすいめんわれ) break surface

キック時に足が水面を大きく割ってしまう状態。水面を蹴ると推進力にならず、しぶきで抵抗も増える。

自由形(クロール) 同義語: 水面割れ クロールの科学
キックの縦幅 (きっくのたてはば) kick amplitude

キックの上下動の大きさ。振り幅が大き過ぎると脚が水面から出て空を蹴り、抵抗も増えて効率が落ちる。

自由形(クロール) 同義語: キック幅 クロールの科学
キックの抜け (きっくのぬけ) kick slip

平泳ぎのキックで足裏が水を捉えられず空振りする状態。足首の柔軟性不足や引き付け方の癖が原因のことが多い。

平泳ぎ 同義語: キックの空振り 平泳ぎの科学
キックの幅 (きっくのはば) kick width

平泳ぎのキックで脚を開く幅。広過ぎると抵抗が増え、狭過ぎると水を蹴る面積が足りず推進力が弱くなる。

キックの引き付け (きっくのひきつけ) heel recovery

平泳ぎのキック準備でかかとをお尻に引き付ける動作。膝を前に出さず、かかとだけを引くと抵抗を減らせる。

平泳ぎ 同義語: かかと引き付け 平泳ぎの科学
キックボード (きっくぼーど) kickboard

キック練習で上半身を支えるための浮き板。ビート板と同じもので、英語由来の呼び方。

動作(共通) 同義語: ビート板
キャッチ (きゃっち) catch

手と前腕で水を捉え始める局面。肘を高く保ちながら手のひらで水圧を感じることが効率的な推進の鍵。

動作(共通) 同義語: キャッチ動作
キャッチアップ (きゃっちあっぷ) catch-up drill

前方で両手が揃ってから次のストロークを始めるドリル。ゆっくりしたリズムでキャッチの形を丁寧に確認できる。

自由形(クロール) 同義語: キャッチアップドリル クロールの科学
キャッチの圧力 (きゃっちのあつりょく) catch pressure

キャッチ時に手・前腕へかかる圧力(=水圧)。圧が抜けると水を逃しやすく、推進力が落ちる。

動作(共通) 同義語: キャッチ圧, キャッチの圧, キャッチの水圧
キャッチの内側 (きゃっちのうちがわ) inside catch

キャッチで手が内側に入り過ぎて水を逃がす癖。クロスオーバーと同様に蛇行の原因になりやすい。

自由形(クロール) 同義語: 内側キャッチ クロールの科学
キャッチの外側 (きゃっちのそとがわ) wide catch

手が外側に逸れて水を捉えきれないキャッチの癖。推進に使えない方向に力が逃げてしまい効率が落ちる。

自由形(クロール) 同義語: 外キャッチ クロールの科学
キャッチの早さ (きゃっちのはやさ) early catch

入水後できるだけ早いタイミングで水を捉え始めること。グライドを短くしてすぐキャッチに入るスプリント向きの技術。

自由形(クロール) 同義語: アーリーキャッチ クロールの科学
キャッチの深さ (きゃっちのふかさ) catch depth

キャッチで手を入れる深さ。浅過ぎると水を捉えにくく、深過ぎると肩に負担がかかり姿勢が崩れる。

動作(共通)
給水所 (きゅうすいしょ) feed station

オープンウォーターの長距離レースで選手にドリンクや補給食を渡す場所。コース上の所定位置に設けられる。

施設・環境 同義語: 補給ポイント, フィードステーション
キュー (きゅー) cue

動作の要点を短い言葉で伝える指導法。「肘を立てて」「胸を押して」など、泳ぎながらでも意識できる言葉を使う。

コーチング・分析 同義語: 合言葉, 声がけ, コーチングキュー
競泳用水着 (きょうえいようみずぎ) racing suit

大会で着用する高機能な水着。体にぴったりフィットして水の抵抗を減らす設計で、素材や形状に規定がある。

用具 同義語: レーシング, レーシングスーツ, レース水着
記録員 (きろくいん) recorder

競技の結果・タイム・失格情報を記録し集計・速報として出力する大会運営スタッフ。

競技運営・ルール 同義語: 記録主任
記録会 (きろくかい) time trial meet

順位よりも記録測定を主目的とした大会。公認記録の取得やベストタイム更新を狙って参加することが多い。

競技運営・ルール 同義語: タイムトライアル
期分け (きわけ) periodization

シーズンを準備期・鍛錬期・試合期・移行期などの段階に分け、練習の量と強度を計画的に変化させる手法。

コーチング・分析 同義語: ピリオダイゼーション, 期分け計画
緊張 (きんちょう) nerves

試合前に感じる緊張や不安。適度な緊張はパフォーマンスを高めるが、過度になると体が固まりタイムに影響する。

コーチング・分析 同義語: あがり, プレッシャー
筋トレ (きんとれ) strength training

自重やウェイトを使って筋力を高めるトレーニング。水泳ではプルの筋力やキックの爆発力の強化に用いられる。

練習・メニュー 同義語: ウェイトトレーニング, 筋力トレーニング
ギャロップストローク (ぎゃろっぷすとろーく) gallop stroke

左右のストロークタイミングを非対称にする泳法。片腕が先行しもう片腕が素早く追うリズム。

自由形(クロール) 同義語: ラッシュストローク クロールの科学

口から吐く (くちからはく) exhale through mouth

口から息を吐く呼吸法。肺の空気を素早く大量に出せるため、激しい泳ぎでの呼吸に向いている。

動作(共通)
クロスオーバー (くろすおーばー) cross-over

入水時に手が頭の中心線を越えて反対側に入ってしまう動き。蛇行の原因になり、肩を痛めるリスクもある。

自由形(クロール) 同義語: クロスオーバーエントリー クロールの科学
クロスオーバーターン (くろすおーばーたーん) crossover turn

個人メドレーの背泳ぎから平泳ぎへの切り替え時に行うターン。仰向けから素早くうつ伏せに回転して壁を蹴る。

スタート・ターン・水中 同義語: メドレーターン, クロスターン ターンの科学
クロール (くろーる) front crawl

左右交互の腕かきとバタ足で進む泳法。最も速い泳ぎ方で、自由形種目ではほぼ全選手がこの泳法を選ぶ。

泳法・種目 同義語: クロール泳
クールダウン (くーるだうん) cool-down

練習後に軽い泳ぎで体をほぐし、疲労物質の排出を促す回復セット。翌日の練習に向けたリカバリーの第一歩。

練習・メニュー 同義語: ダウン, C-down, クーリングダウン
グライド (ぐらいど) glide

ストロークの合間に体を伸ばし、水の抵抗が少ない姿勢で滑るように進む局面。推進力を無駄なく活かす。

動作(共通) 同義語: 伸び, グライド局面
グライド感 (ぐらいどかん) glide feel

水の中を滑るように進む感覚。抵抗が少ない姿勢で伸びたときに感じる心地良い推進を指す。

動作(共通) 同義語: 滑り感, 水に乗る感覚
グライドし過ぎ (ぐらいどしすぎ) over-glide

グライドが長過ぎて速度が落ちてしまう状態。伸びの心地良さで減速に気づきにくいため、タイムで確認する。

自由形(クロール) 同義語: 伸び過ぎ クロールの科学
グライド時間 (ぐらいどじかん) glide time

平泳ぎで体を伸ばして滑っている時間の長さ。距離あたりのタイムを見ながら最適な伸びの長さを見つける。

平泳ぎ 同義語: 伸びの時間 平泳ぎの科学
グライド長 (ぐらいどちょう) glide length

ストローク後に体が伸びて滑る距離。長過ぎると減速するが、短過ぎるとテンポが上がり過ぎて疲労する。

自由形(クロール) 同義語: 伸びの距離 クロールの科学
グラブスタート (ぐらぶすたーと) grab start

両足を前に揃えてスタート台の前縁を両手で掴む構えのスタート。かつては主流だったが、現在はトラックスタートが多い。

スタート・ターン・水中 ターンの科学
グローブ (ぐろーぶ) swim gloves

手に装着して水中の抵抗を増やす練習用手袋。パドルより負荷は小さいが、手全体で水を捉える感覚を養える。

用具 同義語: 水かきグローブ

計時 (けいじ) timing

レースでのタイムを正確に計測すること。自動計時(タッチ板)と手動計時(ストップウォッチ)の2方式がある。

競技運営・ルール 同義語: 計測
計時員 (けいじいん) timekeeper

スタート合図と同時に計時を開始しゴールタッチ時に停止する手動計時担当の競技役員。

競技運営・ルール 同義語: タイムキーパー
計時システム (けいじしすてむ) timing system

タッチパッド・スタート信号・電光掲示板を連動させてレースタイムを計測する装置一式。

施設・環境 同義語: 自動計時装置
形状抵抗 (けいじょうていこう) form drag

水中での体の形や姿勢が原因で生じる抵抗。前面の投影面積が大きいほど抵抗が増すため、姿勢の改善が重要。

基本姿勢・流体 同義語: 圧力抵抗 水の抵抗を減らす科学
決勝 (けっしょう) final

最終順位を決定するレース。予選やセミファイナルを勝ち抜いた上位選手で行われる。

競技運営・ルール 同義語: 決勝レース, A決勝
血中乳酸濃度 (けっちゅうにゅうさんのうど) blood lactate concentration

血液中の乳酸量を示す値。トレーニング強度や疲労度を客観的に評価する生理学的指標。

指標・生理 同義語: La, 乳酸値
蹴り上げ (けりあげ) upbeat

キックで脚を上に戻す動作。次のダウンキックの準備局面だが、太ももの裏で水を押す意識も持てると推進に貢献する。

動作(共通) 同義語: アップキック, 蹴り上げ
蹴り下ろし (けりおろし) downbeat

キックで脚を下方向に打ち下ろす動作。推進力を生む主要な局面で、股関節から鞭のように打つのが理想的。

動作(共通) 同義語: ダウンキック, 打ち下ろし
肩甲骨 (けんこうこつ) scapula

背中の上部にある三角形の骨。腕を大きく動かすための土台で、可動域が広いとストロークのリーチが伸びる。

動作(共通) 同義語: けんこうこつ
肩甲骨の可動域 (けんこうこつのかどういき) scapular mobility

肩甲骨が動ける範囲の広さ。可動域が広いとストロークが大きくなり、肩の故障予防にもつながる。

動作(共通) 同義語: 肩甲骨可動域, 肩甲骨の可動, 肩甲骨の可動性
言語化 (げんごか) verbalization

泳ぎの感覚や動きを言葉にして明確にすること。言語化することで意識的に再現でき、コーチとの共通理解にもつながる。

コーチング・分析 同義語: 動きの言語化

公式タイム (こうしきたいむ) official time

審判と計時装置によって正式に認められた競技タイム。公認大会では自動計時の記録が公式記録となる。

競技運営・ルール 同義語: 公認タイム, 公式記録
高速水着 (こうそくみずぎ) tech suit

撥水性・圧縮性に優れた競技用水着。筋肉の振動を抑え、体型を流線形に整える効果がある。

用具 同義語: テックスーツ, レーシングスーツ
公認大会 (こうにんたいかい) certified meet

都道府県・地域団体が主催し日本マスターズ水泳協会が記録公認のみを行う大会。年間約90大会が開催される。

マスターズ 同義語: JMSA公認大会, 公認競技会
公認プール (こうにんぷーる) certified pool

日本水泳連盟や国際水泳連盟の規格を満たし、公式記録として認められるプール。寸法や水温などの基準がある。

施設・環境 同義語: 公認コース
股関節主導 (こかんせつしゅどう) hip-driven

股関節を起点にして脚全体を動かすキック技術。太ももの大きな筋肉を使えるため力強い推進が得られる。

動作(共通) 同義語: ヒップドリブン
呼吸 (こきゅう) breathing

泳ぎながら息を吸い吐きする動作。水中でしっかり吐き、顔を上げた瞬間に素早く吸うのが基本。

動作(共通) 同義語: ブレス, 息継ぎ
呼吸回数 (こきゅうかいすう) breath count

一定距離で呼吸する回数を数えること。呼吸の頻度とタイムの関係を分析し、最適な呼吸パターンを見つける。

指標・生理
呼吸で沈む (こきゅうでしずむ) sink on breath

呼吸時に頭が大きく上がって腰や脚が沈んでしまう状態。片目が水中に残るくらいの低い呼吸が改善のポイント。

自由形(クロール) 同義語: 呼吸沈み クロールの科学
呼吸動作 (こきゅうどうさ) breathing action

水中で吐いて水上で吸う一連の呼吸の動き。泳法ごとに頭の出し方やタイミングが異なる。

動作(共通)
呼吸の遅れ (こきゅうのおくれ) late breath

呼吸のタイミングが遅れてストロークや姿勢が崩れる状態。頭が上がり過ぎて腰が沈む原因になりやすい。

動作(共通)
国スポ (こくすぽ) National Sports Festival

国民スポーツ大会(旧国民体育大会)の水泳競技。都道府県対抗形式で争われる。

競技運営・ルール 同義語: 国体, 国民体育大会, 国民スポーツ大会
腰が落ちる (こしがおちる) sunk hips

背泳ぎで腰が水面より沈んでしまう状態。頭の位置が高過ぎたりキックが弱いと起きやすく、抵抗が大幅に増える。

背泳ぎ 同義語: 腰落ち 背泳ぎの科学
個人競技者登録 (こじんきょうぎしゃとうろく) individual competitor registration

日本マスターズ水泳協会に選手として登録すること。登録によりアルファベット3桁+数字5桁の選手IDが付与される。

マスターズ 同義語: 競技者登録, JMSA登録
個人メドレー (こじんめどれー) individual medley

バタフライ→背泳ぎ→平泳ぎ→自由形の順に1人で泳ぐ種目。200mと400mがあり、全泳法の技術が問われる。

泳法・種目 同義語: IM, 個メ, コンメ
小指入水 (こゆびにゅうすい) pinky entry

背泳ぎで小指側から入水する方法。現在の主流で、肩への負担が少なくスムーズにキャッチへ移行しやすい。

背泳ぎ 同義語: 小指入り 背泳ぎの科学
暦年齢 (こよみねんれい) calendar age

マスターズ水泳の年齢区分基準。その年の12月31日時点の満年齢で計算され出場区分が決まる。

マスターズ 同義語: 年齢基準, 大会年齢
混合リレー (こんごうりれー) mixed relay

男女各2名で構成するリレー種目。マスターズでは合算年齢でも区分される唯一のジェンダーミックス形式。

マスターズ 同義語: 男女混合リレー, ミックスリレー
コース取り (こーすとり) line selection

最短・最適な進路を選んで泳ぐこと。プールではレーン中央を保ち、OWSではブイや潮流を踏まえてコースを取る。

動作(共通) 同義語: ライン取り, 進路取り
コースロープ (こーすろーぷ) lane rope

レーン間を仕切るロープ。円盤状のフロートが連なり、隣のレーンからの波の影響を軽減する。

施設・環境 同義語: ウェーブキラー, レーンロープ
コーチ (こーち) coach

選手の技術向上や目標達成をサポートする指導者。練習メニューの作成、フォーム指導、メンタルケアなど幅広く関わる。

その他 同義語: 指導者, 監督
コールルーム (こーるるーむ) call room

レース前に出場選手が集合して点呼を受ける場所。ここで本人確認や水着チェックが行われる。

競技運営・ルール 同義語: 召集所, 招集所
ゴーグル (ごーぐる) goggles

目を水や塩素から保護し、水中の視界を確保するための装備。レース用はコンパクトで抵抗が少ない設計のものが多い。

用具 同義語: スイミングゴーグル, ゴグ

最大心拍数 (さいだいしんぱくすう) max heart rate

心臓が1分間に拍動できる上限の目安。一般的に「220−年齢」で概算され、強度設定の基準に使われる。

指標・生理 同義語: HRmax, MHR
サイティング (さいてぃんぐ) sighting

泳ぎながら一瞬だけ顔を前に上げてブイや目標物を確認する技術。最小限の動作で方向を確認しコースのずれを防ぐ。

オープンウォーター 同義語: ヘッドアップナビ, 目標確認
サイドキック (さいどきっく) side kick

体を横向きにした姿勢でキックを行うドリル。ローリングのポジションを覚え、呼吸との連動を練習する。

自由形(クロール) 同義語: サイドキックドリル クロールの科学
サイドバック (さいどばっく) side back

適度に横向きに傾いた状態で泳ぐ背泳ぎの理想的な姿勢。ストロークが深くなり推進力が増す。

サイドブレス (さいどぶれす) side breathing

体のローリングに合わせて横を向いて呼吸する技術。頭だけ上げるのではなく、体の回転の延長で自然に顔を出す。

自由形(クロール) 同義語: 横呼吸 クロールの科学
サブマックス (さぶまっくす) submax

全力よりわずかに抑えた高強度の泳ぎ。おおむね85〜95%の力で泳ぎ、フォームを保ちながらスピードを出す。

練習・メニュー 同義語: サブマキシマル
サミング (さみんぐ) thumb first entry

親指側から水に入る癖。肩の内旋が強くなり、繰り返すとスイマーズショルダーの原因になることがある。

自由形(クロール) 同義語: サミングエントリー クロールの科学
参加標準記録 (さんかひょうじゅんきろく) qualifying time

上位大会への出場権を得るために必要な基準タイム。日本選手権やオリンピックごとに設定される。

競技運営・ルール 同義語: 標準記録, カットタイム, QT
酸素負債 (さんそふさい) oxygen debt

激しい運動の後に通常より多くの酸素を必要とする状態。運動中に不足した酸素を回復のために返済するイメージ。

指標・生理 同義語: EPOC, 酸素の借り
サーキット (さーきっと) circuit training

複数の種目を休憩を短くして連続で行うトレーニング。筋力と持久力を同時に鍛えられ、短時間で効率的に追い込める。

練習・メニュー
サークル (さーくる) circle

一定の秒数ごとにスタートを繰り返す方式。例えば「1分30秒サークル」なら1分30秒ごとに次の1本を出発する。

練習・メニュー 同義語: サイクル

視界 (しかい) visibility

水中や水面での見通しの良さ。オープンウォーターでは透明度が低いとナビゲーションが難しくなる。

施設・環境 同義語: 透明度, 視認性
資格級 (しかくきゅう) qualifying grade

日本水泳連盟が年齢・種目別に設定する全国統一の泳力評価基準。1級からAAA級まで段階がある。

競技運営・ルール 同義語: 泳力級別, 級別記録
沈む (しずむ) sink

体が水中に沈んでいくこと。筋肉量が多く体脂肪率が低い人は沈みやすい傾向があり、キックや姿勢で補う。

その他
失格 (しっかく) disqualification

泳法違反やフライングなどの規則違反で記録が認められず失格となること。DQと略記される。

競技運営・ルール 同義語: DQ, ディスクォリフィケーション
集中 (しゅうちゅう) focus

注意を泳ぎの特定ポイントに集中させること。「キャッチ」「テンポ」など1つに絞って意識すると練習の質が上がる。

コーチング・分析 同義語: 集中力, フォーカスポイント
手動計時 (しゅどうけいじ) manual timing

審判がストップウォッチで計測する方式。自動計時が使えない場合のバックアップとして用いられる。

競技運営・ルール 同義語: 手動計測
種目変更 (しゅもくへんこう) event change

エントリー後に出場種目を変更すること。大会規定により締切や回数制限がある。

競技運営・ルール
招集 (しょうしゅう) marshalling

レース前に選手をコールルームに集合させ、出場確認を行うこと。所定の時間までに来ないと棄権扱いになる。

競技運営・ルール 同義語: マーシャリング, 点呼
招集員 (しょうしゅういん) marshal

コールルームで選手を点呼・確認しスタート台へ誘導するまでの管理を担当する競技役員。

競技運営・ルール 同義語: コーラー, クラークオブコース
招集遅れ (しょうしゅうおくれ) late to marshalling

招集の時間に遅れること。正当な理由なく遅刻した場合、そのレースへの出場が認められず失格扱いになる場合がある。

競技運営・ルール 同義語: 召集遅延
ショルダードリブン (しょるだーどりぶん) shoulder-driven freestyle

肩の回転を主動力とする高テンポのクロール。スプリントで多用され、ピッチを上げやすい。

自由形(クロール) 同義語: 肩主導 クロールの科学
ショートアクシスストローク (しょーとあくしすすとろーく) short axis stroke

腰を軸に上下動する泳法の分類。バタフライと平泳ぎが該当し、うねり動作が特徴。

バタフライ 同義語: 短軸系 バタフライの科学
進級テスト (しんきゅうてすと) proficiency test

スイミングスクールで定期的に行う泳力確認テスト。合格するとより高いクラスに進める。

その他 同義語: 検定, 泳力テスト
申告タイム (しんこくたいむ) entry time

エントリー時に提出する過去の競技記録。ヒートの組分けやレーン配置の基準に使われる。

競技運営・ルール 同義語: 登録タイム, エントリータイム
心拍数 (しんぱくすう) heart rate

1分間の心臓の拍動数。運動強度の客観的な指標として使われ、練習では手首の脈や心拍計で計測する。

指標・生理 同義語: HR, 脈拍
審判 (しんぱん) official

競泳大会で泳法やターンの正当性、タイムの正確さを判定する審判員。主審・監察・計時など役割が分かれている。

競技運営・ルール 同義語: 審判員, オフィシャル
審判長 (しんぱんちょう) chief referee

競技全体を統括し競技規則の適用について最終的な権限を持つ最上位の競技役員。

競技運営・ルール 同義語: レフェリー
シード (しーど) seed

申告タイムに基づく選手の順位付け。ヒートやレーンの割り当ての基準となる。

競技運営・ルール 同義語: シーディング, シード順
持久力 (じきゅうりょく) endurance

長時間・長距離を泳ぎ続けられる能力。有酸素系のエネルギー供給能力が高いほど持久力が向上する。

練習・メニュー 同義語: 持久力, スタミナ
ジッパードリル (じっぱーどりる) zipper drill

リカバリー時に親指で脇腹から腕を上げていくドリル。ハイエルボーリカバリーの習得に効果的。

自由形(クロール) 同義語: ジッパースイム クロールの科学
自動計時 (じどうけいじ) automatic timing

タッチ板と電子スタート信号を連動させてタイムを自動計測する方式。100分の1秒まで正確に記録できる。

競技運営・ルール 同義語: 電子計時
ジャケッド (じゃけっど) Jaked

2008年イタリア創業の競泳ブランド。2009年ローマ世界選手権で17の世界記録を生んだ実績を持ち、現在はJ-KATANAシリーズで日本市場でも展開する。

用具 同義語: JAKED
ジャパンオープン (じゃぱんおーぷん) Japan Open

毎年6月頃に50mプールで開催される日本水泳連盟主催の国際招待競技大会。

競技運営・ルール 同義語: ジャパンオープン50m
ジャパンマスターズ (じゃぱんますたーず) Japan Masters Swimming Championships

日本マスターズ水泳選手権大会の通称。毎年夏に全国1会場で5日間にわたって開催される最高峰大会。

マスターズ 同義語: 日本マスターズ水泳選手権大会, 全国選手権
ジャンボウナショナルポイント (じゃんぼうなしょなるぽいんと) JAMBOW National Point

各マスターズ日本記録を1000点として算出するポイント制度。全種目・全年齢区分・25mプールも対象。

マスターズ 同義語: NP, ジャンボウポイント
ジャンボウワールドポイント (じゃんぼうわーるどぽいんと) JAMBOW World Point

各マスターズ世界記録を1000点として算出するポイント制度。25歳以上・長水路のみが対象となる。

マスターズ 同義語: WP, ジャンボウポイント
自由形 (じゆうがた) freestyle

規則上は泳法自由の種目だが、最も速いクロールで泳ぐのが一般的。50m〜1500mの個人種目やリレーがある。

泳法・種目 同義語: フリー, Fr

水泳教室 (すいえいきょうしつ) swim lesson

泳ぎの基礎からコーチの指導のもとで学ぶ教室。水慣れからクロール・背泳ぎなどの泳法習得まで段階的に進む。

その他 同義語: スイミングスクール, 水泳レッスン
水温 (すいおん) water temperature

プールの水の温度。競泳の公式大会では25〜28℃に規定されており、パフォーマンスや体調に大きく影響する。

施設・環境
水感 (すいかん) feel for water

水をかくときに手や前腕で水圧を感じ取る繊細な感覚。この感覚が鋭いほどストロークの質が高まる。

動作(共通) 同義語: 水感, 水の感覚
水球 (すいきゅう) water polo

水中でボールをゴールに入れ合うチームスポーツ。立ち泳ぎやヘッドアップ泳法など高い泳力が求められる。

その他 同義語: ポロ
水深 (すいしん) depth

プールの水の深さ。飛び込みの安全確保のため、競泳プールでは最低1.35m以上が求められる。

施設・環境 同義語: 水深
推進効率 (すいしんこうりつ) propulsive efficiency

生み出した力のうち実際に前進に使われた割合。ストロークやキックの無駄を減らすと効率が向上する。

基本姿勢・流体 水の抵抗を減らす科学
推進力 (すいしんりょく) propulsion

前に進むための力。腕のストロークとキックで水を後方へ押すことで生み出す。

基本姿勢・流体 同義語: 推力 水の抵抗を減らす科学
水中キック (すいちゅうきっく) underwater kick

スタートやターン後の水中区間で行うキック。主にドルフィンキックが使われ、水面下の低抵抗を活かしてスピードを維持する。

スタート・ターン・水中 同義語: 水中キック動作 ターンの科学
水中撮影 (すいちゅうさつえい) underwater filming

水中に設置したカメラで泳ぎの動作を撮影すること。水面上からは見えないキャッチやキックの動きを確認できる。

コーチング・分析 同義語: 水中動画, 水中カメラ撮影
水中姿勢 (すいちゅうしせい) underwater posture

水中にいるときの体の形や姿勢のこと。ストリームラインに代表される抵抗の少ない姿勢が水泳の基本。

その他 同義語: 水中フォーム
水中ストローク (すいちゅうすとろーく) underwater pull

水中で行う腕かき動作。平泳ぎのプルアウトが代表的で、種目ごとにルールで許される回数や方法が定められている。

スタート・ターン・水中 ターンの科学
水中でのうねり (すいちゅうでのうねり) underwater undulation

水中ドルフィンキック時の体の波打ち。胸から腰・膝・足先へ波が伝わり、うねりの大きさで推進力が変わる。

スタート・ターン・水中 同義語: 水中うねり ターンの科学
水中で吐く (すいちゅうではく) underwater exhale

顔が水中にある間に鼻や口から息を吐き出すこと。水上で吸う前に肺の空気を出しておくと呼吸がスムーズになる。

動作(共通)
水中動作 (すいちゅうどうさ) underwater phase

スタートやターンの後、水面に出るまでの水中区間。ストリームラインとドルフィンキックで速度を維持する重要局面。

スタート・ターン・水中 同義語: 水中区間 ターンの科学
水中ドルフィン (すいちゅうどるふぃん) underwater dolphin kick

スタートやターン後の水中で行うドルフィンキック。水面下は抵抗が少なく、速い選手ほどこの区間で差をつける。

泳法・種目 同義語: 水中ドルフィン, UDK
垂直キック (すいちょくきっく) vertical kick

水中で体を垂直に保ちながら行うキック練習。キック力の強化と体幹安定性の向上に効果的。

練習・メニュー 同義語: バーチカルキック, 立ちキック
スイッチ (すいっち) switch drill

横向きの滑り姿勢から1ストロークで反対側に切り替えるドリル。体幹の回転とタイミングの連動を身につける。

自由形(クロール) 同義語: スイッチドリル クロールの科学
水平姿勢 (すいへいしせい) horizontal position

体が水面と平行に近い姿勢。腰や脚が沈むと前面投影面積が増えて抵抗が大きくなるため、この姿勢の維持が重要。

基本姿勢・流体 同義語: フラットポジション 水の抵抗を減らす科学
スイマー (すいまー) swimmer

水泳を行う人の総称。競技選手からフィットネススイマー、レッスン受講者まで幅広く使われる。

その他 同義語: 選手, 水泳選手
スイマーズイヤー (すいまーずいやー) swimmer's ear

耳の穴(外耳道)が水分や細菌により炎症を起こす状態。泳いだ後に水分を残さないことが予防のポイント。

トラブル・安全 同義語: 外耳炎, 外耳道炎
スイマーズショルダー (すいまーずしょるだー) swimmer's shoulder

水泳選手に多い肩の慢性的な痛みの総称。腱板や靭帯の炎症が原因で、ストローク数の多さとフォームの乱れが関係する。

トラブル・安全 同義語: 水泳肩
スイマーズニー (すいまーずにー) swimmer's knee

平泳ぎのキック動作の繰り返しで膝内側の靱帯に負担がかかる障害。平泳ぎ選手に多い。

トラブル・安全 同義語: 平泳ぎ膝, MCL障害
睡眠 (すいみん) sleep

体と脳を回復させる最も基本的な休息。成長ホルモンの分泌が促され、練習で得た技術の定着にも重要な役割を果たす。

トラブル・安全 同義語: 休息, 睡眠時間
スイミングスクール (すいみんぐすくーる) swimming school

水泳を体系的に指導する教室。初心者から選手コースまで泳力に応じたクラスが設けられる。

その他 同義語: スイミングクラブ, SC
スイム (すいむ) swim

メニュー表記で泳ぐことを意味する。泳法の指定がないことも多く、通常の全身を使った泳ぎを指す。

練習・メニュー 同義語: S
スイムイヤホン (すいむいやほん) swim headphones

防水仕様の音楽再生デバイス。骨伝導タイプが多く、練習中に音楽やテンポ音を聴いて集中力やリズムを高める。

用具 同義語: 防水イヤホン, 水中音楽プレーヤー
スイムウェア (すいむうぇあ) swimwear

水泳で着用する衣類の総称。練習用・レース用・フィットネス用など、用途に応じたさまざまな種類がある。

用具 同義語: 水着
スイムオフ (すいむおふ) swim-off

同タイムの選手が決勝進出や順位を決めるために行う再レース。

競技運営・ルール 同義語: 順位決定レース
スイムキャップ (すいむきゃっぷ) swim cap

髪をまとめて水の抵抗を減らすための帽子。シリコン製が主流で、大会では着用が義務付けられている。

用具 同義語: キャップ, 水泳帽
スイムグローブ (すいむぐろーぶ) swim gloves

指の間に水かき状の素材がついた練習用手袋。水の抵抗を増やしてストロークの筋力と感覚を強化する。

用具 同義語: 水かきグローブ
スイムバッグ (すいむばっぐ) swim bag

水着やゴーグルなどの練習用具をまとめて持ち運ぶバッグ。濡れた物を分けて入れられるポケット付きが便利。

用具 同義語: スイマーズバッグ
スイムパドル (すいむぱどる) swim paddles

手に装着して使う板状の練習用具の総称。サイズや形状によりフィンガーパドル、フルサイズパドルなどの種類がある。

用具 同義語: パドル全般
スイムベルト (すいむべると) swim belt

腰に巻いて流水プールでの固定や牽引トレーニングに使うベルト。体の位置を安定させる補助にも使われる。

用具 同義語: トレーニングベルト
スイムベンチ (すいむべんち) swim bench

ストローク動作を陸上で再現して筋力を鍛えるトレーニングマシン。プル動作の強化に特化。

用具 同義語: バイオキネティック, ヴァサトレーナー
スイムランジ (すいむらんじ) swim lunge

水中で脚を前後に開いて行うランジ動作。水の抵抗を利用した補強運動で、下半身と体幹を鍛える。

動作(共通) 同義語: 水中ランジ
水面姿勢 (すいめんしせい) surface position

泳いでいるときに体が水面に対してどの高さ・角度で浮いているかを示す。高い位置を保つと抵抗が減る。

基本姿勢・流体 同義語: ボディポジション 水の抵抗を減らす科学
スイング (すいんぐ) arm swing

リカバリーで腕を横に振り回してしまう動き。入水位置がぶれて蛇行の原因になり、エネルギーも無駄になる。

自由形(クロール) 同義語: 腕の振り回し クロールの科学
吸う (すう) inhale

顔が水面に出た瞬間に口から素早く空気を吸い込むこと。長く吸おうとすると姿勢が崩れるため短く鋭く吸う。

動作(共通) 同義語: 吸気
スカーリング (すかーりんぐ) sculling

手のひらで水を左右に小さくかき分ける動作。水の感覚を養い、キャッチやバランスの改善に使われる練習法。

動作(共通) 同義語: スカル
スカーリングセット (すかーりんぐせっと) sculling set

スカーリング動作を中心に行うセット。水を捉える感覚(水感)を養い、キャッチの質を高めるのが主な目的。

練習・メニュー
スカーリング動作 (すかーりんぐどうさ) sculling motion

手のひらを八の字に動かして水を捉える技術。キャッチからプルへの移行で重要な感覚を養う。

動作(共通) 同義語: スカル
スケーティング (すけーてぃんぐ) skating drill

体を横向きにして片手を前に伸ばし滑る姿勢を作るドリル。ローリングの基本ポジションと体幹の安定を学ぶ。

自由形(クロール) 同義語: スケーティングドリル クロールの科学
スターター (すたーたー) starter

選手を整列させ「テイク・ユア・マークス」の号令後にスタート合図を発する競技役員。

競技運営・ルール 同義語: 出発合図員
スタート (すたーと) start

合図とともにスタート台から飛び込み、水中に入って泳ぎ始めること。リアクション・飛距離・入水角が記録に直結する。

スタート・ターン・水中 同義語: スタート動作 ターンの科学
スタート合図 (すたーとあいず) signal

レース開始の合図。電子音やピストルが使われ、自動計時装置と連動してタイム計測が始まる。

施設・環境 同義語: スタートシグナル, 号砲
スタート姿勢 (すたーとしせい) set position

スタート合図前にスタート台上で構える姿勢。審判の「Take your marks」でこの姿勢に入り、静止して合図を待つ。

スタート・ターン・水中 同義語: セットポジション, 構え ターンの科学
スタート台 (すたーとだい) starting block

飛び込みスタート用の台。滑り止め付きの傾斜面があり、背面にはバックプレートが付いている。

施設・環境 同義語: ブロック, スタブロ
スタートダッシュ (すたーとだっしゅ) start sprint

オープンウォーターのスタート直後に全力で泳いでポジションを確保する加速。集団の前方に位置取りする戦術。

オープンウォーター 同義語: スタートスプリント
スタートの15m (すたーとのじゅうごめーとる) 15m time

スタートから15m地点までのタイムを計測すること。飛び込み、入水、水中ドルフィンキックの質を数値で評価する。

練習・メニュー
スタートリスト (すたーとりすと) start list

レースの出場者・レーン配置・申告タイムなどを記載した一覧表。

競技運営・ルール 同義語: 出場者リスト
スタート練習 (すたーとれんしゅう) start practice

飛び込みや反応速度を反復する練習。セットポジション、蹴り出し、入水角度、水中動作をまとめて改善する。

練習・メニュー
ストリームライン (すとりーむらいん) streamline

両手を重ねて腕を頭上に伸ばし、体を一直線にして水の抵抗を最小限にする姿勢。スタートやターン後の基本形。

基本姿勢・流体 同義語: SL, けのび, ストリームラインポジション 水の抵抗を減らす科学
ストリームラインキック (すとりーむらいんきっく) streamline kick

ストリームライン姿勢を保ったまま水中でキックする練習。スタート・ターン後の水中動作の質を高めるための基礎。

スタート・ターン・水中 ターンの科学
ストリームライン深度 (すとりーむらいんしんど) streamline depth

スタートやターン後の水中姿勢を取る最適な水深。深すぎると浮き上がりに時間がかかる。

スタート・ターン・水中 同義語: 潜水深度 ターンの科学
ストレッチ (すとれっち) stretch

筋肉や腱を伸ばして関節の可動域を広げる柔軟運動。練習前後に行い、パフォーマンス向上とケガ予防に役立つ。

動作(共通) 同義語: 柔軟, ストレッチング
ストレートアーム (すとれーとあーむ) straight arm

腕が伸びたまま水をかいてしまう癖。水を押す面が小さくなり推進力が低下するほか、肩への負担も大きい。

ストレートアームリカバリー (すとれーとあーむりかばりー) straight-arm recovery

肘を伸ばし気味にして腕を前に戻すリカバリー。遠心力でテンポを上げやすく、スプリンターに多く見られる。

自由形(クロール) クロールの科学
ストローク (すとろーく) stroke

腕で水をかく一連の動作。エントリー→キャッチ→プル→プッシュ→リカバリーの流れで構成される。

動作(共通) 同義語: かき, ストローク動作
ストロークインデックス (すとろーくいんでっくす) stroke index

泳ぐ速度とストローク長を掛け合わせて算出する効率指標。値が大きいほど少ないかき数で速く泳げていることを示す。

指標・生理 同義語: SI
ストロークカウント (すとろーくかうんと) stroke count

25mや50mを泳ぐのに必要なストロークの回数を数えること。ストローク効率の客観的な指標として使う。

自由形(クロール) 同義語: ストカン クロールの科学
ストローク効率 (すとろーくこうりつ) stroke efficiency

1ストロークで効率よく前に進めているかの指標。ストローク長が長く無駄な動きが少ないほど効率が高い。

基本姿勢・流体 水の抵抗を減らす科学
ストロークサイクル (すとろーくさいくる) stroke cycle

片腕または両腕が1周する動きの単位。自由形・背泳ぎでは左右1回ずつで1サイクルと数えることが多い。

動作(共通) 同義語: 1サイクル
ストローク長 (すとろーくちょう) stroke length

1ストロークで進む距離。ストローク長が長いほど少ないかき数で泳げるため、効率の良さを表す指標となる。

動作(共通) 同義語: SL, ディスタンスパーストローク, DPS
ストロークテスト (すとろーくてすと) stroke test

ストローク数とタイムを計測し、泳ぎの効率やコンディションを定期的に評価するテスト。

コーチング・分析 同義語: ストローク効率テスト
ストロークの内回し (すとろーくのうちまわし) insweep emphasis

平泳ぎのストロークで腕を内側に寄せるのが早過ぎる癖。十分に水を捉える前に手を集めてしまい推進が弱くなる。

ストロークの左右差 (すとろーくのさゆうさ) stroke asymmetry

左右のストロークの形やパワーに差がある状態。蛇行の原因になるため、弱い側の練習で改善を図る。

動作(共通) 同義語: 左右差, ストローク非対称
ストロークの外回し (すとろーくのそとまわし) outsweep emphasis

平泳ぎのストロークで腕を外側に広げ過ぎる癖。アウトスイープが大きいと抵抗が増えてテンポも遅くなる。

ストロークレート (すとろーくれーと) stroke rate

1分間あたりのストローク回数。テンポとも呼ばれ、速度と効率のバランスを見る重要な指標。

動作(共通) 同義語: SR, テンポ
スピア (すぴあ) spear

槍を刺すように手を前方へまっすぐ差し入れる入水の意識。肩甲骨からリーチを伸ばして水を捉える準備を作る。

自由形(クロール) 同義語: スピアエントリー クロールの科学
スピンターン (すぴんたーん) backstroke spin turn

背泳ぎのオープンターンで体を横回転させてすばやく壁にタッチし蹴り出す技術。

スピード (すぴーど) Speedo

1928年オーストラリア発祥の世界最大規模の競泳ブランド。日本ではゴールドウイン社が展開。Fastskin3など多くの世界記録を生んだ水着・ゴーグルで知られる。

用具 同義語: SPEEDO
スピード持久 (すぴーどじきゅう) speed endurance

高いスピードを長く維持し続ける能力。レース後半でペースが落ちにくくなるよう、乳酸耐性を高める練習で鍛える。

練習・メニュー 同義語: スピード持久力
スプラッシュ抵抗 (すぷらっしゅていこう) splash drag

入水やキックで水しぶきを立てることにより生じる無駄な抵抗。クリーンな入水で軽減できる。

基本姿勢・流体 水の抵抗を減らす科学
スプリット (すぷりっと) split

レースや練習で50mや100mごとの通過タイム。ペースの安定度やレース展開を分析するための基本データ。

指標・生理 同義語: スプリットタイム, 通過タイム
スプリント (すぷりんと) sprint

50mや100mなどの短距離を全力に近い強度で泳ぐこと。爆発的なスピードとパワーが求められる。

泳法・種目 同義語: 短距離
スプリントセット (すぷりんとせっと) sprint set

25mや50mの短距離を全力またはそれに近い強度で繰り返すセット。最大スピードの向上と爆発力の養成が目的。

練習・メニュー
スワンズ (すわんず) SWANS

山本光学株式会社(1911年創業)のスポーツアイウェアブランド。日本製のレンズ設計とフレーム一貫生産を強みとし、HAJO波状構造など独自技術の競泳ゴーグルを展開する。

用具 同義語: SWANS, 山本光学

静的ストレッチ (せいてきすとれっち) static stretch

一定の姿勢を保持して筋肉をゆっくり伸ばすストレッチ。クールダウンや柔軟性向上に適しているとされる。

動作(共通) 同義語: スタティックストレッチ
背泳ぎ (せおよぎ) backstroke

仰向けの姿勢で左右交互に腕を回し、バタ足で進む泳法。水中で唯一、常に顔が上を向いている。

泳法・種目 同義語: バック, Ba
背泳ぎキック (せおよぎきっく) backstroke kick

仰向けの姿勢で行うバタ足。足の甲で水を蹴り上げる動きが推進の主体で、膝を水面から出さないのがポイント。

背泳ぎ 同義語: バックキック 背泳ぎの科学
背泳ぎスタートバー (せおよぎすたーとばー) backstroke bar

背泳ぎのスタート時に手で掴むためのバー。スタート台の上部に水平に取り付けられている。

施設・環境 同義語: バックストロークバー, グラブバー
背泳ぎストローク (せおよぎすとろーく) backstroke stroke

仰向けで腕を1本ずつ交互に回すストローク動作。小指側から入水し、キャッチ→プルで体の横を通って太ももまでかく。

背泳ぎのリズム (せおよぎのりずむ) backstroke rhythm

背泳ぎで一定のテンポとリズムを保って腕を回す感覚。左右交互に途切れなく回し続けることで推進を安定させる。

背泳ぎ用レッジ (せおよぎようれっじ) backstroke ledge

背泳ぎスタートで足を固定するための板状の装置。壁面に取り付けて蹴り出しの力を高める。

施設・環境 同義語: レッジ, バックストロークレッジ
世界記録 (せかいきろく) world record

国際水泳連盟(World Aquatics)が公認する世界最高記録。公認プールの公認大会でのみ樹立が認められる。

競技運営・ルール 同義語: WR
世界マスターズ水泳選手権 (せかいますたーずすいえいせんしゅけん) World Aquatics Masters Championships

World Aquatics主催のマスターズ最高峰国際大会。2年に1度開催され競泳・飛込など5競技を実施する。

マスターズ 同義語: WAMC, 世界マスターズ選手権
センターシュノーケル (せんたーしゅのーける) center snorkel

顔の正面に装着するストレート型のスノーケル。呼吸を気にせず泳げるため、フォームや姿勢の改善に集中できる。

用具 同義語: スノーケル, フロントシュノーケル
セーム (せーむ) chamois

吸水力が高く、絞ると何度でも使える薄いタオル素材。コンパクトに持ち運べるため競泳選手に愛用される。

用具 同義語: セームタオル, スイムタオル
前面投影面積 (ぜんめんとうえいめんせき) frontal area

進行方向から見た体の断面積。この面積が小さいほど形状抵抗が減り、速く泳げる。

基本姿勢・流体 同義語: 前方投影面積 水の抵抗を減らす科学
前腕 (ぜんわん) forearm

肘から手首までの部分。EVFなどで手のひらと合わせて大きな面を作り、効率よく水を後方へ押す重要部位。

動作(共通)

層流 (そうりゅう) laminar flow

流線に沿って整然と流れる水の状態。ストリームラインが良いと体表面が層流に近づき抵抗が減る。

基本姿勢・流体 水の抵抗を減らす科学
造波抵抗 (ぞうはていこう) wave drag

体が水面付近を移動するときに波を作ることで生じる抵抗。速度が上がるほど影響が大きくなる。

基本姿勢・流体 水の抵抗を減らす科学
ゾーン (ぞーん) training zone

練習の強度を区分するゾーン。有酸素(EN1/EN2)、乳酸閾値(AN1)、無酸素(AN2)、スプリント(SP)などに分けられる。

指標・生理 同義語: 強度ゾーン, トレーニングゾーン

大会新 (たいかいしん) meet record

その大会の歴代最高記録。大会の規模や格式を示す指標にもなり、更新すると大会新記録として表彰されることがある。

競技運営・ルール 同義語: MR, 大会記録
体幹 (たいかん) core

腹筋・背筋・骨盤周りなど胴体を支える筋群。姿勢の安定や腕脚の力を効率よく推進に伝える役割がある。

基本姿勢・流体 同義語: コア, 体幹筋群 水の抵抗を減らす科学
体幹固定 (たいかんこてい) core stability

泳いでいる間に体幹がぶれずに安定している状態。腕脚の力を効率よく推進に伝えるための基盤となる。

動作(共通) 同義語: コアスタビリティ, 体幹安定
体幹トレ (たいかんとれ) core training

腹筋・背筋・骨盤周りの体幹筋を鍛えるトレーニング。泳ぎの姿勢安定と四肢の力を推進につなげる基盤を作る。

練習・メニュー 同義語: 体幹トレーニング, コアトレ
体組成 (たいそせい) body composition

体脂肪率・筋肉量・骨量などの身体構成。水泳では浮力や抵抗に直結する重要指標。

指標・生理 同義語: 体脂肪率, 除脂肪体重
タイミング (たいみんぐ) timing

手・脚・呼吸など各動作の連携のタイミング。泳法ごとに最適なタイミングがあり、推進効率と直結する。

動作(共通) 同義語: 動作のタイミング
タイミング遅れ (たいみんぐおくれ) late timing

平泳ぎでキックや呼吸のタイミングが遅れて減速する状態。特にグライドが短くなり次のストロークに入れない。

タイム決勝 (たいむけっしょう) timed final

予選を行わず1回のレースタイムだけで順位を決める方式。記録会や参加者の少ない種目で採用される。

競技運営・ルール 同義語: TF, 一発決勝
タイムトライアル (たいむとらいある) time trial

練習中にレースと同条件でタイムを計測する実戦形式の泳ぎ。仕上がりの確認に用いる。

練習・メニュー 同義語: TT, タイムスイム
タオル (たおる) towel

プールから上がった後に体を拭くための布。速乾性の高いセームタオルやマイクロファイバー素材が人気。

用具 同義語: タオル
多種目出場ランキング (たしゅもくしゅつじょうらんきんぐ) multi-event ranking

ジャパンマスターズで出場種目数を競うランキング。棄権種目は除外され上位20位に賞状と副賞が授与される。

マスターズ 同義語: 多種目ランキング
立ち泳ぎ (たちおよぎ) treading water

手脚を使ってその場で顔を水面上に出し続ける泳法。水球やシンクロの基本技術で、安全確保にも重要。

その他 同義語: 踏み水
タック (たっく) tuck

ターンで体を小さく丸めて回転速度を上げる動作。膝を胸に引き寄せてコンパクトに回ることで素早くターンできる。

スタート・ターン・水中 同義語: タック回転 ターンの科学
タッチ (たっち) touch

ターンやゴールで手や指先で壁に触れること。泳法ごとに片手か両手かの規定があり、タッチの仕方で失格になり得る。

スタート・ターン・水中 同義語: タッチ動作, 壁タッチ ターンの科学
タッチ違反 (たっちいはん) touch infraction

ターンやゴールのタッチ方法が規則に合わない違反。平泳ぎ・バタフライの片手タッチなどが代表的。

競技運営・ルール 同義語: タッチ違反
タッチ板 (たっちばん) touchpad

壁面に設置された圧力感知式の計時板。ゴールやターンで選手が触れると自動的にタイムを記録する。

施設・環境 同義語: タッチパッド, タッチパネル, 計時板
短水路 (たんすいろ) short course

25mプールを使用する競技形式。ターン回数が多く、長水路よりタイムが速くなる傾向がある。

施設・環境 同義語: SCM, 25m
ターゲットペース (たーげっとぺーす) target pace

メニューで狙う目標タイム設定。レースの目標記録から逆算して練習の各セットのペースを決める。

練習・メニュー 同義語: 目標ペース
ターン (たーん) breaststroke turn

平泳ぎのターン。両手同時に壁にタッチした後、素早く体を丸めて回転し、壁を蹴ってプルアウトに入る。

平泳ぎ 同義語: 平ターン 平泳ぎの科学
ターンアウト (たーんあうと) turn-out

ターンで壁を蹴ってから水面に出て通常の泳ぎに戻るまでの区間。ストリームラインとキックで速度を維持する。

スタート・ターン・水中 同義語: ターン出 ターンの科学
ターンイン (たーんいん) turn-in

ターンの直前に壁へ向かって入っていく最後の数ストロークの区間。壁との距離を合わせて勢いを殺さずターンに入る。

スタート・ターン・水中 同義語: ターン入り ターンの科学
ターン開始 (たーんかいし) turn initiation

ターン動作を始めるタイミングと動き。壁までの距離を最適化し、回転から壁蹴り(蹴り出し)へつなげる。旧称:ターンの踏切。

スタート・ターン・水中 同義語: ターンの踏切, 蹴り出し, 壁蹴り ターンの科学
ターン審判 (たーんしんぱん) turn judge

ターンやタッチが規則に適合しているかを監視・判定する審判。両手タッチや壁での違反を確認する。

競技運営・ルール 同義語: 折り返し審判
ターン数 (たーんすう) turn count

指定距離内で行うターンの回数。短水路はターンが多く、ターンの技術がタイムに大きく影響する。

指標・生理
ターンタイム (たーんたいむ) turn time

壁の前後一定区間(例えば5m)にかかる時間。ターンの速さと壁蹴りの質を評価するための指標。

指標・生理
ターンの距離感 (たーんのきょりかん) turn distance

ターンを始める位置から壁までの距離感。フラッグやTマークを目安にして、毎回同じ距離でターンに入る感覚を磨く。

スタート・ターン・水中 同義語: 壁までの距離感 ターンの科学
ターンの5m (たーんのごめーとる) 5m in/out

壁から5m以内のターン出入り区間を意識する練習。ターンの入り方と壁蹴り後の水中動作の質を集中的に高める。

練習・メニュー 同義語: 5mイン/アウト
ターンマーク (たーんまーく) turn mark

プール底面や壁面にある目印。T字ラインや十字ラインで壁までの距離を知らせ、ターンの準備に使う。

施設・環境 同義語: Tマーク, ターン目印
ターン練習 (たーんれんしゅう) turn practice

ターン動作を繰り返して質を高める練習。壁への入り方、回転速度、壁蹴り、浮き上がりを一連で磨く。

練習・メニュー
脱水 (だっすい) dehydration

水中では汗をかいている自覚が薄く、水分補給を怠りがちになる。練習中のこまめな給水が重要。

トラブル・安全 同義語: 水分不足
ダブルアームバック (だぶるあーむばっく) double-arm backstroke

両腕を同時に回して背泳ぎをするドリル。入水やキャッチの動きを左右揃えて確認でき、体幹の安定も意識できる。

背泳ぎ 同義語: ダブルアーム 背泳ぎの科学

チキンウィング (ちきんうぃんぐ) chicken wing

バタフライのリカバリーで肘が極端に曲がりぎこちなくなる状態。肩の柔軟性不足や疲労で起きやすい。

中耳炎 (ちゅうじえん) otitis media

鼓膜の内側(中耳)が炎症を起こす疾患。耳の痛みや聞こえにくさが出て、水泳を一時中断する必要がある場合も。

トラブル・安全 同義語: 中耳の炎症
チューブ (ちゅーぶ) stretch cord

ゴムチューブを使って陸上でストローク動作を再現する補強用具。プルの筋力とフォームの両方を鍛えられる。

用具 同義語: ゴムチューブ, トレーニングチューブ
チョイス (ちょいす) choice

メニュー中に泳法を自由に選択してよいことを示す指示。Chと略記される。

練習・メニュー 同義語: Ch
超回復 (ちょうかいふく) supercompensation

トレーニングによる疲労から回復する際、以前より高い水準の体力が一時的に得られる現象。

指標・生理 同義語: スーパーコンペンセーション
長水路 (ちょうすいろ) long course

50mプールを使用する競技形式。オリンピックや世界選手権はこの形式で行われる。

施設・環境 同義語: LCM, 50m

つる (つる) cramp

筋肉が突然けいれんして強い痛みが出る状態。冷え・脱水・疲労・ミネラル不足が主な原因で、ふくらはぎや足裏に多い。

トラブル・安全 同義語: こむら返り, 筋けいれん

テイク・ユア・マークス (ていくゆあまーくす) take your marks

スターターが発する「位置について」の号令。選手はスタート姿勢をとり動きを止めて合図を待つ。

競技運営・ルール 同義語: 位置について, テイクユアマーク
抵抗 (ていこう) drag

水中で進行方向と反対に生じる力の総称。形状抵抗・摩擦抵抗・造波抵抗の3種類に分けられる。

基本姿勢・流体 同義語: ドラッグ, 水の抵抗, 抗力 水の抵抗を減らす科学
低呼吸 (ていこきゅう) hypoxic

呼吸の回数を通常より減らして泳ぐ練習方法。5回に1回呼吸や7回に1回呼吸など、段階的に制限を強める。

練習・メニュー 同義語: ハイポ, 低呼吸練習
低体温 (ていたいおん) hypothermia

長時間冷たい水に浸かって体の深部体温が下がり過ぎる状態。オープンウォーターで特に注意が必要で、震えや判断力の低下が起こる。

トラブル・安全 同義語: 低体温症
テクニカルミーティング (てくにかるみーてぃんぐ) technical meeting

大会当日にチーム代表者が出席する競技説明会。当日の変更事項や注意点が通告される。

マスターズ 同義語: TM, 競技者会議
テクニックセット (てくにっくせっと) technique set

フォーム改善を目的とした低〜中強度のセット。ドリルや意識ポイントを決めて技術的な修正に集中する。

練習・メニュー 同義語: テクニカルセット
テストセット (てすとせっと) test set

定期的に行う決まったメニューで、体力やコンディションの変化を定量的に評価するセット。

練習・メニュー 同義語: Tセット
手のひら (てのひら) palm

水を押す主要な面としての手のひら。角度や向きを微調整して水圧を感じながらストロークをコントロールする。

動作(共通) 同義語: 掌
テンポ (てんぽ) tempo

ストロークの速さ・リズム。テンポが速いとスプリント向き、遅いとストローク長を活かした泳ぎになる。

動作(共通) 同義語: ストロークテンポ
テンポアップ (てんぽあっぷ) tempo up

ストロークレートを上げること。スプリント力の強化やレース後半の加速練習で意図的に行う。

自由形(クロール) 同義語: テンポを上げる クロールの科学
テンポ走 (てんぽそう) tempo work

テンポトレーナーなどで一定のストロークテンポを指定して泳ぐ練習。目標レースペースの感覚を体に刻み込む。

動作(共通) 同義語: テンポ練習
テンポダウン (てんぽだうん) tempo down

ストロークレートを下げてストローク長を伸ばすこと。DPSを意識した効率重視の泳ぎの練習に使う。

自由形(クロール) 同義語: テンポを下げる クロールの科学
テンポトレーナー (てんぽとれーなー) tempo trainer

キャップの中に入れて使う小型の電子メトロノーム。設定したテンポで音が鳴り、ストロークリズムの管理に使う。

用具 同義語: テンポトレ
テーパリング (てーぱりんぐ) tapering

目標大会の2〜3週間前から練習量を段階的に落とし、蓄積した疲労を抜いてベストパフォーマンスに備える調整期間。

コーチング・分析 同義語: テーパー, 調整
テーパー期 (てーぱーき) taper period

大会前に練習量を段階的に落とし、疲労を抜いてピークパフォーマンスに合わせる調整期間。

コーチング・分析 同義語: テーパー, 調整期
ディセンド (でぃせんど) descend

本数を重ねるごとにタイムを上げて(速くして)いく練習方法。段階的にスピードを上げ、ペースコントロールを磨く。

練習・メニュー 同義語: Des, ディセンディング
デッキシーディング (でっきしーでぃんぐ) deck seeding

当日会場でエントリータイムを申告してレースの組・レーンを決める方式。申告締切時間の厳守が必要。

マスターズ 同義語: 当日申告, デッキエントリー
デッドスポット (でっどすぽっと) dead spot

ストロークサイクル中に推進力がゼロになる瞬間。この時間を短くするほど効率が上がる。

動作(共通) 同義語: 推進力の空白
電光掲示板 (でんこうけいじばん) scoreboard

レース結果・スプリットタイム・順位をリアルタイムで表示する大型ディスプレイ。

施設・環境 同義語: スコアボード

トップ通過 (とっぷつうか) top qualifier

予選で最速タイムを出して決勝に進むこと。予選1位通過とも呼ばれ本命の証となる。

競技運営・ルール 同義語: 予選1位通過, 全体トップ
飛び込み (とびこみ) dive

スタート台から水面に向かって飛び込む動作。頭から入水し、水中姿勢へスムーズにつなげる技術が求められる。

スタート・ターン・水中 同義語: ダイブ, 飛び込み動作 ターンの科学
飛込 (とびこみ) diving

高さのある飛込台や飛板から宙返りやひねりを加えて水に入り、演技の完成度を競う競技。

その他 同義語: 飛び込み競技
トライアスロン・スイム (とらいあすろんすいむ) triathlon swim

トライアスロン競技の水泳パート。多くはオープンウォーターで行われ、集団泳やヘッドアップ泳法の技術が求められる。

泳法・種目
トラックスタート (とらっくすたーと) track start

片足を前、もう片足をバックプレートに置いて構えるスタート。現在の主流で、素早く力強い蹴り出しができる。

スタート・ターン・水中 ターンの科学
動画分析 (どうがぶんせき) video analysis

水上や水中のカメラで撮影した映像をスロー再生やコマ送りで分析すること。感覚と実際の動きの違いを客観的に把握できる。

コーチング・分析 同義語: 映像分析, ビデオ分析
動的ストレッチ (どうてきすとれっち) dynamic stretch

体を動かしながら行うストレッチ。筋温を上げつつ可動域を広げるためウォームアップに適している。

動作(共通) 同義語: ダイナミックストレッチ
ドライランド (どらいらんど) dryland

プールの外で行う陸上トレーニングの総称。筋力トレーニング・体幹トレ・柔軟運動などが含まれる。

練習・メニュー 同義語: 陸トレ, 陸上トレーニング
ドラッグスーツ (どらっぐすーつ) drag suit

水の抵抗を意図的に増やすための練習用水着。負荷をかけたパワートレーニングに使用する。

用具 同義語: ドラスー, 抵抗水着
ドラフティング (どらふてぃんぐ) drafting

他の選手の後ろや横について泳ぎ、水の抵抗を減らして体力を温存する技術。集団泳での重要な戦術。

オープンウォーター 同義語: ドラフティング
ドリル (どりる) drill

泳ぎの一部の動作を切り出して反復する練習法。キャッチ・キック・呼吸など特定の技術を集中的に改善する。

練習・メニュー 同義語: ドリル練習, Dr
ドリル選定 (どりるせんてい) drill selection

選手の課題に合った練習ドリルを選ぶこと。問題点を特定してから、それを改善できるドリルを処方する考え方。

コーチング・分析 同義語: ドリル処方
ドルフィンキック (どるふぃんきっく) dolphin kick

両脚を揃えて上下に波打たせるキック。バタフライの基本キックだが、平泳ぎのプルアウトでも1回だけ許される。

平泳ぎ 同義語: ドルキック 平泳ぎの科学
ドルフィンの回数 (どるふぃんのかいすう) kick count

スタートやターン後の水中ドルフィンキックの回数を管理すること。距離や種目に合わせた最適な回数を身につける。

スタート・ターン・水中 ターンの科学
ドロップドエルボー (どろっぷどえるぼー) dropped elbow

キャッチで肘が手より先に下がってしまう状態。水を押す面が小さくなり推進力が大幅に落ちる代表的な癖。

動作(共通) 同義語: 肘落ち, エルボードロップ

流れ (ながれ) current

水の流れ。プールでは循環装置による流れ、オープンウォーターでは潮流や川の流れが泳ぎに影響する。

施設・環境 同義語: 潮流, 水流
ナビゲーション (なびげーしょん) navigation

オープンウォーターで目標物や陸地を確認しながら最短コースを泳ぐ技術。

オープンウォーター 同義語: コース取り, ヘッドアップナビ
(なみ) waves

水面の揺れ。隣のレーンの選手や壁からの反射で生じ、泳ぎの抵抗や姿勢の安定に影響する。

施設・環境 同義語: 波立ち
ナローエントリー (なろーえんとりー) narrow entry

入水位置が頭に近過ぎる癖。クロスオーバーになりやすく、肩関節への負担も大きくなりやすい。

自由形(クロール) クロールの科学

二軸泳法 (にじくえいほう) dual-axis swimming

左右の肩を通る2本の軸を交互に使い、体重移動で推進力を得る泳法理論。

基本姿勢・流体 同義語: 2軸, ダブルアクシス 水の抵抗を減らす科学
二重キャップ (にじゅうきゃっぷ) double cap

キャップを2枚重ねて被ること。1枚目でゴーグルを固定し、2枚目で覆うことで外れにくくなり水の侵入も防げる。

用具 同義語: 二枚がぶり
日本記録 (にほんきろく) national record

日本水泳連盟が公認する日本国内の最高記録。公認大会・公認プールでの達成が条件となる。

競技運営・ルール 同義語: NR, JPN記録
日本マスターズ短水路大会 (にほんますたーずたんすいろたいかい) Japan Masters Short Course Meet

25mプールで行われるマスターズ主催大会。春に全国約27会場で分散開催され延べ2万人以上が参加する。

マスターズ 同義語: 短水路選手権, SCM大会
日本マスターズ長距離大会 (にほんますたーずちょうきょりたいかい) Japan Masters Long Distance Meet

800mや1500mなど長距離種目を中心に行うマスターズ主催大会。毎年秋に1会場で開催される。

マスターズ 同義語: 長距離マスターズ
乳酸 (にゅうさん) lactate

筋肉が高強度で運動する際に生成される代謝物。疲労の指標として使われ、閾値を超えると急激に蓄積する。

指標・生理 同義語: 乳酸値, La
乳酸閾値 (にゅうさんいきち) lactate threshold

血中の乳酸濃度が急激に上昇し始める運動強度の境目。この閾値が高い選手ほど速いペースを長く維持できる。

指標・生理 同義語: LT, AT, 乳酸性作業閾値
入水位置 (にゅうすいいち) entry position

手が水に入る位置。肩幅程度の前方が基本で、広すぎや狭すぎはキャッチの質やストロークの軌道に影響する。

自由形(クロール) クロールの科学
入水角 (にゅうすいかく) entry angle

背泳ぎで手が水に入る角度。小指側から肩幅の延長線上に、腕を伸ばしたまま入水するのが基本。

入水の穴 (にゅうすいのあな) entry hole

入水時に水面へ「穴を開ける」ように体を通すイメージ。水しぶきを減らし抵抗を小さくするクリーンエントリーの意識。

スタート・ターン・水中 同義語: クリーンエントリー, 穴を開ける入水 ターンの科学
ニーアウト (にーあうと) knee out

平泳ぎのキックで膝が外に大きく開き過ぎる癖。脚の前面が水を受けて大きな抵抗になり、速度が落ちる。

ニーイン (にーいん) knee in

平泳ぎのキックで膝が内側に入り過ぎる癖。足裏で水を捉える面積が小さくなり、キックが弱くなる原因。

ネガティブスプリット (ねがてぃぶすぷりっと) negative split

レースや練習で後半を前半より速いタイムで泳ぐペース配分。持久力を活かした理想的なレース戦略とされる。

練習・メニュー 同義語: ネガスプ
熱中症 (ねっちゅうしょう) heat illness

暑さにより体温調節ができなくなって起こる体調不良の総称。屋外プールや高温多湿の室内プールでも発生しうる。

トラブル・安全 同義語: 暑熱障害, 熱中症

ノーブレ (のーぶれ) no breathing

息継ぎなしで一定距離を泳ぐ練習。呼吸制限によって泳ぎのリズム維持能力を高める。

練習・メニュー 同義語: ノーブリージング

ハイエルボー (はいえるぼー) high elbow

肘を高い位置に保つ技術。キャッチで前腕を立てやすくなり、リカバリーでは肩への負担を減らす効果がある。

動作(共通) 同義語: ハイエルボ
ハイエルボーキャッチ (はいえるぼーきゃっち) high-elbow catch

肘を落とさずに前腕と手のひらで水を捉えるキャッチ技術。水を効率よく後方に押すための基本動作。

動作(共通) 同義語: EVF
ハイエルボーリカバリー (はいえるぼーりかばりー) high-elbow recovery

肘を高い位置に保ちながら力を抜いて腕を前に戻すリカバリー。肩への負担が少なく、中長距離の選手に多い。

自由形(クロール) クロールの科学
肺活量 (はいかつりょう) vital capacity

最大吸気後に吐き出せる空気の量。水泳選手は一般人より高値を示す傾向がある。

指標・生理 同義語: VC
ハイポキシック (はいぽきしっく) hypoxic set

呼吸回数を制限して泳ぐセット。呼吸の我慢ではなく、少ない呼吸で効率的に泳ぐ技術を磨く目的で行う。

練習・メニュー 同義語: 低呼吸, 低酸素セット
吐く (はく) exhale

水中で口や鼻から息を吐くこと。水中で十分に吐いておくと、顔を上げたときに素早く吸えてリズムが安定する。

動作(共通) 同義語: 吐気
派遣標準記録 (はけんひょうじゅんきろく) dispatch standard

日本水泳連盟が国際大会の代表選考のために設定する基準タイム。選考会で突破が求められる。

競技運営・ルール 同義語: 派遣標準, 選考標準, 代表標準記録
鼻から吐く (はなからはく) exhale through nose

鼻から息を吐く呼吸法。水が鼻に入りにくくなり、特に背泳ぎやターン時に有効な基本テクニック。

動作(共通)
鼻栓 (はなせん) nose clip

鼻をつまんで水の侵入を防ぐクリップ。背泳ぎのターンやアーティスティックスイミングで使用されることが多い。

用具 同義語: ノーズクリップ
ハンズファースト (はんずふぁーすと) hands first

手を最初に水面に接触させて入水する意識。手で水を切って入水の穴を作り、体が続いて入るイメージ。

スタート・ターン・水中 ターンの科学
ハンドエントリー (はんどえんとりー) hand entry

手が水面に入る動作のこと。指先から滑らかに入水し、水しぶきを最小限に抑えるのが理想的な形。

自由形(クロール) 同義語: 手の入水, 入水動作 クロールの科学
ハンドピッチ (はんどぴっち) hand pitch

ストローク中の手のひらの傾き角度。水を効率よく捉えるために微妙に角度を変えながらかく技術。

自由形(クロール) 同義語: 手の角度 クロールの科学
バケットターン (ばけっとたーん) bucket turn

背泳ぎのターンで水中に潜り込みながら体を丸めて素早く反転する高度なターン技術。

バサロ (ばさろ) underwater dolphin kick

背泳ぎのスタート・ターン後に仰向けで行う水中ドルフィンキックの俗称。鈴木大地選手の活躍で広まった呼び名。

スタート・ターン・水中 同義語: バサロキック, バサロ泳法 ターンの科学
バサロキック (ばさろきっく) underwater backstroke kick

背泳ぎのスタート・ターン後に水中仰向けで行うドルフィンキック。1988年以降15m以内に制限された。

スタート・ターン・水中 同義語: バサロ泳法, 水中ドルフィン ターンの科学
バタ足 (ばたあし) flutter kick

左右の脚を交互に上下に打つキック。自由形と背泳ぎの基本で、股関節から動かすのがポイント。

動作(共通) 同義語: フラッター, バタ足, フラッターキック
バタフライ (ばたふらい) butterfly

両腕を同時に回し、ドルフィンキックで進む泳法。体のうねりを使って水面を波打つようなダイナミックな動きが特徴。

泳法・種目 同義語: バッタ, バタフライ, Fly
バックストロークスタート (ばっくすとろーくすたーと) backstroke start

水中でスタートバーを握り、壁に足をかけて合図とともに後方へ蹴り出すスタート方法。4泳法で唯一の水中スタート。

背泳ぎ 同義語: バックスタート 背泳ぎの科学
バックプレート (ばっくぷれーと) back plate

スタート台の足をかける傾斜板。角度調整が可能で、トラックスタートの蹴り出し力を高める。

用具 同義語: キックプレート, スタートウェッジ
バックボード (ばっくぼーど) backstroke start board

背泳ぎスタート時に足の裏を当てて蹴り出す板。スタート台の下部に取り付けて角度を調整できるものもある。

施設・環境 同義語: バックプレート
バブリング (ばぶりんぐ) bubbling

顔を水に付けて口や鼻からブクブクと息を吐く練習。呼吸の基本を覚える初歩的な練習で、水慣れの一環として行う。

その他 同義語: ブクブク, 息吐き練習
バランス (ばらんす) balance

水中で体が前後左右に傾いたり沈んだりしない安定した状態を保つこと。効率的な泳ぎの土台となる。

動作(共通) 同義語: 姿勢のバランス
バランスドリル (ばらんすどりる) balance drill

水中で体の安定性を高めることを目的としたドリルの総称。片手や横向きなど不安定な姿勢で行う練習が多い。

動作(共通)
パックスイミング (ぱっくすいみんぐ) pack swimming

集団で泳ぐ戦術。ドラフティング効果で体力を温存し、ラストスパートに備える。

オープンウォーター 同義語: 集団泳
パドル (ぱどる) paddles

手の甲側に装着して水を捉える面積を増やす練習用具。ストロークの筋力強化とキャッチ感覚の向上に効果がある。

用具 同義語: ハンドパドル
パドルセット (ぱどるせっと) paddles set

パドルを手に装着して行うセット。水を捉える面積が増えるため、ストロークの筋力強化とキャッチ感覚の向上に効く。

練習・メニュー
パドルプル (ぱどるぷる) paddles pull

パドルを手に装着して行うプル練習。水を捉える面積が増え、筋力強化とキャッチの感覚改善に効果がある。

動作(共通) 同義語: パドル練習
パフォーマンス (ぱふぉーまんす) performance

競技における成績や能力の発揮度合い。タイム・順位だけでなく、技術・体力・精神面を含めた総合的な力を指す。

コーチング・分析 同義語: 競技力, 競技パフォーマンス
パラシュート (ぱらしゅーと) swim parachute

腰にベルトで取り付けて泳ぐ小型のパラシュート。水中で広がって抵抗を生み、泳ぐパワーと持久力を強化する。

用具 同義語: ドラッグシュート, スイムシュート, レジステッドスイム
パラスイミング (ぱらすいみんぐ) para swimming

身体障がいのある選手が行う競泳。障がいの種類と程度に応じたクラス分けで競われる。

その他 同義語: 障がい者水泳, パラ競泳

膝下キック (ひざしたきっく) from-knee kick

股関節ではなく膝下だけで蹴るキックの癖。水を捉える面積が小さく推進力が弱いうえ、膝への負担も大きい。

動作(共通) 同義語: ひざ下キック
膝を曲げ過ぎ (ひざをまげすぎ) over-bend knee

キックで膝が深く曲がり過ぎる癖。脚の前面で水を受けて大きな抵抗を生み、推進力も弱くなる。

動作(共通) 同義語: 膝曲がり
(ひじ) elbow

腕の中間にある関節。ハイエルボーの維持やキャッチの角度に関わり、ストロークの質を左右する。

動作(共通)
肘落ち (ひじおち) dropped elbow

キャッチ局面で肘が落ちてしまう癖の通称。前腕で水を捉えられず、手だけで水をかく形になりやすい。

動作(共通) 同義語: ドロップドエルボー
肘主導 (ひじしゅどう) elbow drive

プル局面で肘を主導に動かし、前腕を立てて水を捉え続ける意識。体幹回転と連動し腕だけで引かない。

自由形(クロール) 同義語: エルボードライブ, 肘の引き込み クロールの科学
肘曲げキャッチ (ひじまげきゃっち) bent-elbow catch

肘を適度に曲げて前腕と手のひらで水を捉えるキャッチ技術。ストロークの推進効率を高める基本動作。

背泳ぎ 同義語: ベントエルボーキャッチ 背泳ぎの科学
ヒップポジション (ひっぷぽじしょん) hip position

泳いでいるときの腰の高さ。腰が沈むと体が斜めになり抵抗が増すため、キックや体幹で高い位置を保つ。

基本姿勢・流体 同義語: 腰の位置 水の抵抗を減らす科学
ひとかきひとけり (ひとかきひとけり) pullout sequence

スタート・ターン後に許される水中での1回のプルと1回のキックを含む一連の潜水動作。

平泳ぎ 同義語: プルアウト動作, ワンプルワンキック 平泳ぎの科学
平泳ぎ (ひらおよぎ) breaststroke

左右対称の腕のかきとカエル足のような蹴りで進む泳法。4泳法で最も遅いが、規則が最も細かく定められている。

泳法・種目 同義語: ブレ, ブレスト, Br
疲労 (ひろう) fatigue

練習や試合で筋肉や全身のエネルギーが消耗した状態。適切な栄養・睡眠・リカバリーで回復を促すことが重要。

トラブル・安全 同義語: 疲れ, 身体的疲労
ヒート (ひーと) heat

出場者数が多い種目を複数の組に分けて行うレースの1組。エントリータイム順でヒートと泳ぐレーンが決まる。

競技運営・ルール 同義語: 組
ビルド (びるど) build

1本の中で前半はゆっくり、後半に向けて徐々にスピードを上げていく泳ぎ方。ペース配分の感覚を養う。

練習・メニュー 同義語: ビルドアップ, BU
ビート板 (びーとばん) kickboard

キック練習で両手でつかんで上半身を支える浮き板。脚の動きだけに集中でき、キック力や姿勢の改善に使われる。

用具 同義語: キックボード, ビート板
ピッチ (ぴっち) cadence

ストロークやキックの回転速度。テンポとほぼ同義で、1分間あたりの動作回数で表すことが多い。

指標・生理 同義語: テンポ, 回転数
ピッチ&グライド (ぴっちあんどぐらいど) pitch and glide

ストロークのテンポ(ピッチ)と伸び(グライド)のバランスを意識する考え方。距離や泳法に応じた最適解を探る。

指標・生理
ピラミッド (ぴらみっど) pyramid set

距離を増やしてから減らすピラミッド型のセット。例えば50→100→200→100→50mの構成で、ペースの安定性を試す。

練習・メニュー 同義語: ピラミッドセット
ピーキング (ぴーきんぐ) peaking

目標の大会に合わせて心身のコンディションを最高の状態に持っていくこと。テーパリングと合わせて計画的に行う。

コーチング・分析 同義語: ピーク合わせ

フィストスイム (ふぃすとすいむ) fist swim

手を握りこぶしにして泳ぐドリル。手のひらが使えない分、前腕で水を捉える感覚が磨かれる。

動作(共通) 同義語: グー泳ぎ
フィニッシュ (ふぃにっしゅ) finish

ストロークの最終局面で手が水から離れる直前の動き。太もも付近まで押し切ることで最大限の推進を得る。

動作(共通) 同義語: フィニッシュ動作
フィニッシュスカーリング (ふぃにっしゅすかーりんぐ) finish scull

腰から太もも付近で手を動かすスカーリング。フィニッシュ局面で最後まで水を押し切る感覚を身につける。

動作(共通)
フィニッシュ動作 (ふぃにっしゅどうさ) finish technique

ゴールの壁に向かって最後のタッチを行う技術。伸びてタッチするかストロークを入れるかの判断が勝敗を分ける。

スタート・ターン・水中 同義語: フィニッシュテクニック ターンの科学
フィン (ふぃん) fins

足に装着して推進力を増やす練習用具。スピードが出やすくなり、正しいキックフォームや姿勢を覚えるのに役立つ。

用具 同義語: 足ひれ, フィン, トレーニングフィン
フィンガーチップタッチ (ふぃんがーちっぷたっち) fingertip touch

ターンやゴールで指先だけで壁に触れる技術。余分なストロークをせず最短距離でタッチし、タイムロスを防ぐ。

スタート・ターン・水中 ターンの科学
フィンガーチップドラッグ (ふぃんがーちっぷどらっぐ) fingertip drag

リカバリー中に指先を水面に軽く触れさせながら前に運ぶドリル。ハイエルボーリカバリーの感覚と肘の高さを意識する。

自由形(クロール) 同義語: フィンガーチップドリル クロールの科学
フィンガーパドル (ふぃんがーぱどる) finger paddles

指先から手のひらの一部だけを覆う小型のパドル。通常のパドルより負荷が軽く、水を捉える感覚を繊細に養える。

用具 同義語: フィンガーパドル, アジリティパドル
フィンキック (ふぃんきっく) fins kick

フィンを履いてキック練習をすること。推進力が増すため正しい姿勢を保ちやすく、足首の使い方も学べる。

動作(共通) 同義語: フィンワーク
フィンセット (ふぃんせっと) fins set

フィンを履いて行うセット。スピードが出やすくなり、レースペースに近い姿勢やテンポで泳ぐ感覚を身につけられる。

練習・メニュー
フィンプル (ふぃんぷる) fins pull

フィンを履いてプルを行う練習。スピードが出やすくなり、レースに近いテンポや姿勢でストロークを練習できる。

動作(共通)
フィーディング (ふぃーでぃんぐ) feeding

長距離のオープンウォーターレースで泳ぎながらドリンクやジェルを補給すること。給水所でコーチから受け取る。

オープンウォーター 同義語: 補給, 給水
フィードバック (ふぃーどばっく) feedback

コーチや映像を通じて選手に改善点や良い点を伝え、次の練習に活かす情報を提供すること。

コーチング・分析 同義語: フィードバック指導
フォーム維持 (ふぉーむいじ) maintain form

疲労が溜まってもフォームを崩さず維持する意識。レース後半で姿勢やストロークが乱れないようにする能力。

練習・メニュー 同義語: フォームキープ
フォーム矯正 (ふぉーむきょうせい) form correction

不良なストロークやキックの動作パターンを、ドリルや意識的な反復で正しい形に修正すること。

練習・メニュー 同義語: フォーム改善, 泳ぎの修正
フォームスイム (ふぉーむすいむ) form swim

スピードよりフォームの正確さを重視してゆっくり丁寧に泳ぐ練習。技術的な改善ポイントを意識しながら行う。

練習・メニュー 同義語: テクニックスイム
フォームチェック (ふぉーむちぇっく) technique check

コーチが目視や動画で選手の泳ぎを確認し、改善すべきポイントを見つけること。定期的に行って変化を追跡する。

コーチング・分析 同義語: フォーム確認, 動作チェック
伏し浮き (ふしうき) prone float

うつ伏せで手足を伸ばし体の力を抜いて水面に浮く基本姿勢。水に慣れる第一歩。

その他 同義語: だるま浮き
フライング (ふらいんぐ) false start

スタート合図よりも前に動いてしまう反則。現在のルールでは1回で即失格となり、レースに参加できない。

競技運営・ルール 同義語: フォルススタート
フライングロープ (ふらいんぐろーぷ) false start rope

フォルスタート時に水面上に落下させ泳者に中断を知らせるロープ。現在は1回失格制で使用機会は減少。

施設・環境 同義語: リコールロープ, フォルスタートロープ
フラッグ (ふらっぐ) backstroke flags

プールの両端から5mの位置に張られた三角旗。背泳ぎの選手に壁までの距離を知らせるために設置される。

施設・環境 同義語: 5mフラッグ, バックストロークフラッグ
フラッグカウント (ふらっぐかうんと) flag count

フラッグの下を通過してから壁に着くまでのストローク数。背泳ぎでは壁が見えないため、この数で距離を判断する。

フラッターキック (ふらったーきっく) flutter kick

左右の脚を交互に上下に打つキック。自由形と背泳ぎの基本キックで、スタート・ターン後の水中でも使うことがある。

スタート・ターン・水中 同義語: バタ足 ターンの科学
フラットバック (ふらっとばっく) flat back

ローリングが小さく体が平らなままの背泳ぎ。肩の可動域が狭くなりストロークが浅くなる原因になりやすい。

フリップターン (ふりっぷたーん) flip turn

壁の手前で前方に宙返りして足から壁を蹴るターン。自由形と背泳ぎで使われ、壁への手のタッチが不要なため素早い。

スタート・ターン・水中 同義語: タンブルターン, クイックターン ターンの科学
浮力 (ふりょく) buoyancy

水が物体を押し上げる力。体脂肪率や肺の空気量で変わり、姿勢の浮き沈みやキックの強さに関係する。

基本姿勢・流体 同義語: 浮き 水の抵抗を減らす科学
フリーリレー (ふりーりれー) freestyle relay

4人が自由形でリレーする種目。引き継ぎのタイミング(タッチと飛び込み)が勝敗に大きく影響する。

泳法・種目 同義語: FR, フリーリレー
フロントクアドラント (ふろんとくあどらんと) front quadrant

常に一方の手が体の前方にある状態を意識する泳ぎ方の概念。体が長く伸びた姿勢を保ちストローク長を稼げる。

自由形(クロール) 同義語: フロントクワドラント クロールの科学
フロントスカーリング (ふろんとすかーりんぐ) front scull

頭の前方で手を動かすスカーリング。エントリーからキャッチにかけての水を捉える感覚を磨く練習。

動作(共通)
フロントスノーケルスイム (ふろんとすのーけるすいむ) snorkel swim

センタースノーケルを使って呼吸を気にせず泳ぐ練習法。頭を動かさずに済むためフォームに集中できる。

自由形(クロール) 同義語: スノーケルスイム クロールの科学
ブイ (ぶい) buoy

オープンウォーターの競技コースや目標地点を示す浮標。選手はこれを目印にして方向を確認する。

施設・環境 同義語: ターンブイ, 浮標
ブイターン (ぶいたーん) buoy turn

コース上のブイを回って方向転換するオープンウォーター特有の動作。内側を攻めるか外を回るかの判断が求められる。

オープンウォーター
ブレ (ぶれ) body sway

泳いでいるときに体が左右や上下に揺れること。体幹の弱さやストロークの左右差が原因で抵抗が増える。

動作(共通) 同義語: 体のブレ, スウェイ
ブレイクアウト (ぶれいくあうと) breakout

スタートやターンの水中動作から水面に浮き上がって泳ぎ始める局面。スピードを落とさず滑らかに移行するのが理想。

スタート・ターン・水中 同義語: 浮き上がり, ブレイクアウト動作 ターンの科学
ブレイクアウトストローク (ぶれいくあうとすとろーく) breakout stroke

水中から水面に出る際の最初のストロークとキック。スムーズな移行で速度低下を最小限にする。

スタート・ターン・水中 同義語: 浮き上がりの1かき目 ターンの科学
ブレス (ぶれす) breathing

バタフライの呼吸動作。顎を水面近くに出して前方で素早く吸い、顔を上げ過ぎないのが速い泳ぎのコツ。

バタフライ 同義語: バタフライブレス バタフライの科学
ブレスのタイミング (ぶれすのたいみんぐ) breath timing

バタフライで呼吸する位置とタイミング。早過ぎると体が起き上がり、遅過ぎるとリカバリーに間に合わない。

ブロークン (ぶろーくん) broken swim

レース距離を短い区間に分割し、間に短い休憩を入れて泳ぐ練習。レースペースの感覚を掴みつつ高い質で泳げる。

練習・メニュー 同義語: ブロークンスイム
プッシュ (ぷっしゅ) push

水を腰から太もも方向へ押し出して加速する局面。ストロークの仕上げにあたり、最後まで押し切る意識が大切。

動作(共通) 同義語: プッシュ動作, 押し
プッシュオフ (ぷっしゅおふ) push-off

ターン後に壁を両足で力強く蹴って推進力を得る動作。壁への足の当て方と蹴り出しの方向が重要。

スタート・ターン・水中 同義語: 壁蹴り ターンの科学
プライオメトリクス (ぷらいおめとりくす) plyometrics

ジャンプや跳ね返りの動きで筋肉の瞬発力を鍛えるトレーニング法。スタートの蹴り出しやターンの壁蹴りに効果がある。

練習・メニュー 同義語: プライオ
プリセット (ぷりせっと) pre-set / pre-main set

メインセット前の準備セット。ウォームアップより高強度でメインの動きに特化したドリルやペースアップ練習。

練習・メニュー 同義語: Pre-main set, activation set
プル (ぷる) pull

キャッチした水を体の下方へ引き寄せる局面。推進力を生む中心的な動作で、前腕全体で水を押す意識が重要。

動作(共通) 同義語: プル動作, 引き
プルアウト (ぷるあうと) pullout

平泳ぎのスタートやターン後に行う水中動作。ストリームライン→ひとかき→ドルフィンキック1回→ひと蹴りの流れで構成される。

平泳ぎ 同義語: プルアウト動作, ひとかきひと蹴り 平泳ぎの科学
プルアウト練習 (ぷるあうとれんしゅう) pullout practice

平泳ぎのプルアウト(水中動作)を繰り返す練習。ひとかき→ドルフィン→ひと蹴りの流れとタイミングを磨く。

練習・メニュー
プルキック (ぷるきっく) pull-kick timing

平泳ぎで腕のかきとキックの引き付けの連携タイミング。かきの内回しが終わる頃にかかとを引き始めるのが基本。

平泳ぎ 同義語: かきとキックの連動 平泳ぎの科学
プルストラップ (ぷるすとらっぷ) pull strap

パドルを手に固定するためのゴムストラップ。手首やパドルの位置を補助し、正しいキャッチ姿勢を保つ。

用具
プルスルー (ぷるするー) pull-through

キャッチからフィニッシュまでの連続したストローク動作全体を指す。途中で力を抜かず一気に押し切る意識が大切。

動作(共通)
プルの軌道 (ぷるのきどう) pull path

ストローク中に手が通る軌道。S字やI字など泳法や個人の特徴で異なり、効率的な推進に直結する。

動作(共通) 同義語: 手の軌道, ストロークパス
プルブイ (ぷるぶい) pull buoy

太ももの間に挟んで脚を浮かせるための浮力補助具。キックを使わずに腕のストロークに集中できるため、プル練習の定番。

用具 同義語: プルブイ
プルブイ泳 (ぷるぶいおよぎ) pull-buoy swim

プルブイを太ももに挟んで脚を浮かせ、腕のストロークに集中する練習法。上半身の推進力を強化できる。

動作(共通) 同義語: プルブイ練習
プレス (ぷれす) press

胸や上半身を水面に押し当てるようにして体の前側を沈める意識。特にバタフライで波を作る起点となる。

動作(共通) 同義語: チェストプレス
プレスダウン (ぷれすだうん) press down

胸や手で水面を押さえるようにして体の前側を沈め、腰や脚を浮かせる意識。姿勢改善の基本的な感覚。

動作(共通)
プロテスト (ぷろてすと) protest

判定に対する異議申し立て。所定の手続きと時間内に審判長へ提出する。

競技運営・ルール 同義語: 異議申し立て, 抗議
プール (ぷーる) pool

水泳を行うための人工水槽。競泳用は25mまたは50mの長さが標準で、公認大会には水深や水温の規定がある。

施設・環境 同義語: 水泳場, スイミングプール
プールサイド (ぷーるさいど) pool side

プール周囲のデッキ部分。選手の待機場所やコーチの指導位置として使われる。

施設・環境 同義語: プールデッキ

ヘッドアップスイム (へっどあっぷすいむ) head-up swim

頭を水面上に出したまま泳ぐ方法。水球やライフセービングで使われるほか、体幹強化の練習としても有効。

動作(共通) 同義語: ヘッドアップ
ヘッドアップブレス (へっどあっぷぶれす) head-lift breath

平泳ぎで頭を上げ過ぎて呼吸する癖。体が立ち上がって抵抗が増し、グライドの姿勢も崩れやすくなる。

平泳ぎ 同義語: 頭上げ呼吸 平泳ぎの科学
ヘッドファースト (へっどふぁーすと) head first

頭から水に入る飛び込みの意識。両腕で頭を挟んだストリームラインで先端を作り、体全体を一つの穴に通す。

スタート・ターン・水中 ターンの科学
ヘッドポジション (へっどぽじしょん) head position

泳いでいるときの頭の位置や向き。頭を上げると腰が沈みやすく、目線の角度で全身の姿勢が変わる。

基本姿勢・流体 水の抵抗を減らす科学
ベスト (べすと) best time

ある種目での自己最高記録。大会でのタイムを基準にすることが多く、練習の目標設定の基準にもなる。

練習・メニュー 同義語: PB, 自己ベスト, パーソナルベスト
ペース (ぺーす) pace

100mや50mあたりの泳ぐ速さの目安。例えば「1分30秒ペース」は100mを1分30秒で泳ぐテンポを意味する。

練習・メニュー 同義語: ペース配分
ペースクロック (ぺーすくろっく) pace clock

プールサイドに設置された大型の秒針付き時計。選手が自分でタイムやサークルを確認しながら練習するために使う。

練習・メニュー 同義語: ペース時計, 大時計
ペースメーカー (ぺーすめーかー) pace maker

練習で目標ペースを作ってくれる人や道具。先頭を泳ぐチームメイトやLEDペースライトなどが使われる。

指標・生理 同義語: ペーサー

補強 (ほきょう) strength training

筋力・パワーを向上させるための体づくりのトレーニング。泳ぎに必要な筋肉を鍛えてパフォーマンスを底上げする。

練習・メニュー 同義語: 筋トレ, 補強運動
ボディウェーブ (ぼでぃうぇーぶ) body wave

胸→腰→脚の順に波を伝えるバタフライ特有のうねり動作。プレスからキックまで体全体を使って推進を生み出す。

バタフライ 同義語: うねり, アンジュレーション バタフライの科学
ボディライン (ぼでぃらいん) body line

平泳ぎのグライド局面で体を一直線に伸ばす意識。頭から足先まで真っ直ぐなラインを作ることで抵抗を最小にする。

ボビング (ぼびんぐ) bobbing

水中でジャンプして顔を出し息継ぎを繰り返す基礎練習。水慣れと呼吸リズムの習得に使う。

その他 同義語: ジャンプ呼吸
ポジティブスプリット (ぽじてぃぶすぷりっと) positive split

前半が速く後半のタイムが落ちるペース配分。スプリントでは避けられないが、中長距離では前半の飛ばし過ぎが原因になる。

練習・メニュー 同義語: ポジスプ

前呼吸 (まえこきゅう) frontal breathing

顔を正面に向けて上げる呼吸。頭が持ち上がり腰が沈みやすいため、通常はサイドブレスが推奨される。

自由形(クロール) 同義語: ヘッドアップブレス, 正面呼吸, 前呼吸 クロールの科学
前ブレス (まえぶれす) front breath

バタフライで正面を向いて呼吸する方法。最も一般的で、顎を水面ギリギリに出してすぐ戻すのが理想。

バタフライ 同義語: フロントブレス バタフライの科学
マクロサイクル (まくろさいくる) macrocycle

年間や半年単位の長期トレーニング計画。シーズン全体の大枠を設計する最大の周期単位。

コーチング・分析 同義語: 大周期
マススタート (ますすたーと) mass start

全選手が一斉にスタートする方式。OWSの標準形式で、スタート直後のポジション取りが重要。

オープンウォーター 同義語: 一斉スタート
マスターズ (ますたーず) masters

成人を対象とした生涯スポーツとしての水泳カテゴリー。年齢区分ごとにレースが行われ、自己記録の更新を目指す。

泳法・種目 同義語: マスターズ水泳
マスターズ水泳資格級 (ますたーずすいえいしかくきゅう) masters proficiency grade

年齢・種目・性別ごとに泳力を20段階で評価する制度。自分のレベル確認や大会エントリーに活用できる。

マスターズ 同義語: 資格級, 泳力級

ミクロサイクル (みくろさいくる) microcycle

通常1週間単位の短期トレーニング計画。日ごとの強度・量のバランスを管理する最小の周期。

コーチング・分析 同義語: 小周期, 週間計画
水しぶき (みずしぶき) splash

入水やキックで飛び散る水しぶき。大き過ぎる場合は動作に無駄があるサインで、静かな泳ぎが理想とされる。

動作(共通) 同義語: しぶき
水慣れ (みずなれ) water acclimation

水への恐怖心を和らげ、安心して水中で動けるようになる段階。初心者や幼児の水泳指導の最初のステップ。

その他 同義語: 水なれ
ミズノ (みずの) Mizuno

1906年創業の日本の総合スポーツメーカー。競泳水着ブランド「GX・SONIC」シリーズはフラットスイム技術と撥水素材で日本トップ選手に支持される。

用具 同義語: MIZUNO
水のつかみ方 (みずのつかみかた) water catch

手や前腕で水を捉えて押し続けるための感覚と技術。水を逃さず推進力に変える(キャッチ感/水感に近い)。

基本姿勢・流体 同義語: 水感, 水のつかみ, キャッチ感, ウォーターフィール 水の抵抗を減らす科学
水を押す (みずをおす) press water

手のひらの面を使って水を後方へ押す意識。ストローク全体を通じて常に水圧を感じながら押し続けることが理想。

動作(共通)
水を掴む (みずをつかむ) catch water

キャッチで水をしっかり掴んで逃さない感覚の表現。手と前腕に水圧を感じながらストロークを始める意識。

自由形(クロール) 同義語: 水をつかむ クロールの科学
水を引く (みずをひく) pull water

水を捉えて手前に引き寄せるようにして体を前へ進める感覚。「水を引く」より「体を水の壁の向こうへ運ぶ」イメージ。

動作(共通)
ミッドスカーリング (みっどすかーりんぐ) mid scull

胸の下あたりで手を動かすスカーリング。プル局面での水圧を感じる練習で、推進に直結する感覚を養う。

動作(共通)
ミドル (みどる) middle distance

200mや400mなど中距離の種目。スプリント力と持久力の両方が必要で、ペース配分が鍵となる。

泳法・種目 同義語: 中距離
ミドルフィンガーエントリー (みどるふぃんがーえんとりー) middle finger entry

中指を先頭にしてまっすぐ入水する方法。肩への負担が少なく、スムーズにキャッチへ移行しやすい。

自由形(クロール) クロールの科学
耳栓 (みみせん) earplugs

泳ぎ中に水が耳の中に入るのを防ぐ栓。中耳炎の予防や、水の侵入に敏感な選手が使用する。

用具 同義語: スイミングイヤープラグ
耳抜き (みみぬき) ear equalization

水深が深い場所で水圧による耳の痛みを和らげるために、鼻をつまんで息を送り中耳の圧力を調整する技術。

トラブル・安全 同義語: 耳ぬき, 圧平衡

無酸素 (むさんそ) anaerobic

酸素の供給が追いつかない高い強度で行う運動。短時間で大きなパワーを出すが、乳酸の蓄積で長くは続けられない。

指標・生理 同義語: アネロビック, 無酸素運動
胸のプレス (むねのぷれす) chest press

バタフライで胸を水面に押し当てるようにして体のうねりの起点を作る動作。ここから波が腰→脚へと伝わっていく。

バタフライ 同義語: チェストプレス バタフライの科学

メインセット (めいんせっと) main set

練習の中核となる最も負荷の高いセット。その日の練習目的(持久力・スピード・テクニックなど)を達成するメニュー。

練習・メニュー 同義語: メイン
目線 (めせん) gaze

泳いでいるときの視線の方向。目線を下に向けると頭が安定し、上げると腰が落ちやすくなる。

動作(共通) 同義語: 視線, 目線の向き
メゾサイクル (めぞさいくる) mesocycle

3〜6週間程度の中期トレーニング計画。特定の体力要素の向上を目的とした集中期間。

コーチング・分析 同義語: 中周期
メッシュバッグ (めっしゅばっぐ) mesh bag

通気性のよいメッシュ素材のバッグ。濡れた用具の水切りと乾燥を兼ねて持ち運べるため、プール通いの定番。

用具 同義語: メッシュリュック
メドレー (めどれー) medley

複数の泳法を組み合わせて泳ぐこと。個人メドレーやメドレーリレーを指すほか、練習で泳法を変えて泳ぐ場合にも使う。

泳法・種目
メドレーオーダー (めどれーおーだー) medley order

メドレー種目の泳順。個人メドレーはバタ→背→平→自、メドレーリレーは背→平→バタ→自。

泳法・種目 同義語: メドレー順
メドレーリレー (めどれーりれー) medley relay

背泳ぎ→平泳ぎ→バタフライ→自由形の順に4人で泳ぐリレー種目。個人メドレーとは泳法の順番が異なる。

泳法・種目 同義語: MR, メドリレ
メニュー設計 (めにゅーせっけい) training design

選手の目標や現状に合わせて練習メニューの内容・強度・量を組み立てること。期分けに基づいて計画的に行う。

コーチング・分析 同義語: 練習計画, メニュー作成
メンタル (めんたる) mental

競技における心理面の強さや状態。集中力・自信・緊張のコントロールなど、レースでの実力発揮に大きく影響する。

コーチング・分析 同義語: メンタル面, 精神面

目標設定 (もくひょうせってい) goal setting

シーズンの目標タイムや技術的な達成目標を具体的に設定すること。長期・中期・短期に分けて段階的に計画する。

コーチング・分析 同義語: 目標づくり
モノフィン (ものふぃん) monofin

両足を一枚の大きなフィンに入れて泳ぐ器具。ドルフィンキックの推進力強化に使われる。

用具

有酸素 (ゆうさんそ) aerobic

酸素を十分に使いながら長時間持続できる運動強度域。中〜長距離泳の基盤となる有酸素能力を鍛える。

指標・生理 同義語: エアロビック, 有酸素運動

腰痛 (ようつう) low back pain

泳ぎ中や陸トレで腰に痛みが出る状態。バタフライの反り過ぎや体幹の弱さ、ドルフィンキックの過負荷が原因になりやすい。

トラブル・安全 同義語: 腰の痛み
揚力 (ようりょく) lift

水の流れの中で手や前腕の角度により生じる力。飛行機の翼と同じ原理で、ストロークの推進に利用される。

基本姿勢・流体 同義語: リフト力 水の抵抗を減らす科学
横ブレス (よこぶれす) side breath

バタフライで顔を片側にずらして呼吸する方法。体が起き上がりにくく、リズムを崩さず泳げる選手もいる。

バタフライ 同義語: サイドブレス バタフライの科学
予選 (よせん) heats/prelims

決勝進出者を選抜するための予選レース。上位タイムの選手が決勝(A決勝やB決勝)に進む。

競技運営・ルール 同義語: 予選ヒート, プレリム

ライン (らいん) line

頭から体幹・脚までが一直線に近い姿勢のこと。ラインが崩れると抵抗が増えてスピードが落ちる。

基本姿勢・流体 同義語: ボディライン, 体のライン 水の抵抗を減らす科学
ラダー (らだー) ladder set

泳ぐ距離を段階的に増減させるセット。例えば50→100→150→200mと増やす「ラダーアップ」が代表的。

練習・メニュー 同義語: ピラミッド, ラダーセット
ラップ (らっぷ) lap

プールを一定距離泳ぐ単位。短水路では50m(1往復)、長水路では50m(片道)を1ラップとすることが多い。

指標・生理 同義語: 周回
ラップタイム (らっぷたいむ) lap time

50mまたは25mごとに区切った区間タイム。レース分析やペース配分の評価に使用される。

指標・生理 同義語: 区間タイム
乱流 (らんりゅう) turbulent flow

水が不規則に乱れた流れの状態。フォームの崩れやキックの乱れにより発生し、抵抗が増す。

基本姿勢・流体 水の抵抗を減らす科学

リアクション (りあくしょん) reaction time

スタート合図から選手が台を離れるまでの反応時間。0.01秒単位で計測され、0秒未満はフライングとなる。

スタート・ターン・水中 同義語: 反応時間, リアクションタイム ターンの科学
リカバリー (りかばりー) recovery

ストロークの後に腕を前方に戻す動作。水上で行い、力を抜いて次のストロークに備える局面。

動作(共通) 同義語: 戻し, リカバリー動作
リカバリーセット (りかばりーせっと) recovery set

疲労回復を目的とした軽い強度のセット。ハードな練習の翌日やセット間に入れて、体を整える。

練習・メニュー 同義語: リカバリースイム
リカバリーラン (りかばりーらん) recovery run

トライアスロンで水から上がって走り始める局面。水中の姿勢から陸の動きへの切り替えでふらつきやすい。

オープンウォーター 同義語: トランジションラン
リコール (りこーる) recall

スタートのやり直しを指示すること。フライングや不正スタートがあった場合にリコールロープが降ろされる。

競技運営・ルール 同義語: やり直し
リズム (りずむ) rhythm

繰り返し動作の一定のリズム感。リズムが崩れると無駄な力が入り、スピードや持久力が低下しやすい。

動作(共通) 同義語: 泳ぎのリズム
リズム崩れ (りずむくずれ) rhythm break

泳ぎのリズムが崩れること。疲労や呼吸の乱れが原因で起きやすく、ペースの安定を保つ意識が必要。

動作(共通) 同義語: リズムの乱れ
リピート (りぴーと) repeat set

同じ距離・同じ強度を繰り返すセット。一定のサークルで同ペースを維持する。

練習・メニュー 同義語: リピートセット
流水プール (りゅうすいぷーる) endless pool

水流を発生させてその場で泳ぎ続けられるプール。省スペースでフォーム確認やトレーニングに活用される。

施設・環境 同義語: 流水プール, エンドレスプール
両腕ストローク (りょううで) double-arm stroke

両腕を同時に水に入れ、同時にかいて同時にリカバリーするバタフライのストローク。左右対称の動作がルールで求められる。

両側呼吸 (りょうがわこきゅう) bilateral breathing

左右交互に呼吸するパターン。ストロークの左右差を防ぎバランスの良い泳ぎにつながるが、呼吸間隔が長くなる。

自由形(クロール) 同義語: 3回呼吸, バイラテラル, 両サイド呼吸 クロールの科学
リラックス (りらっくす) relaxation

泳ぎの中で不要な力みを抜くこと。リカバリーやグライド局面でリラックスすると疲労を抑えて効率が上がる。

基本姿勢・流体 同義語: 脱力 水の抵抗を減らす科学
リレーオーダー (りれーおーだー) relay order

リレー種目における各泳者の泳順。メドレーリレーは背→平→バタ→自の順が規定されている。

競技運営・ルール 同義語: 泳順
リレー引き継ぎ (りれーひきつぎ) relay exchange

リレーで前の泳者がタッチした瞬間に次の泳者が飛び込むタイミング。早すぎると失格になる。

競技運営・ルール 同義語: 引き継ぎ, エクスチェンジ
リーチ (りーち) reach

入水後に前方へ手を伸ばす動作。体を長く使ってストローク長を稼ぐために、肩甲骨から伸ばす意識が重要。

動作(共通) 同義語: 伸ばし

ルーズン (るーずん) loosen

メインセットの合間に体をほぐす目的で行う軽い泳ぎや水中ウォーキング。

練習・メニュー 同義語: つなぎ
ルーティン (るーてぃん) routine

試合前後に行う決まった手順や儀式的な行動。ストレッチ、ウォームアップ、イメトレなどをパターン化して安定感を得る。

コーチング・分析 同義語: プレレースルーティン

レジスタンストレーニング (れじすたんすとれーにんぐ) resistance training

筋力向上を目的としたウェイトやチューブなどを用いた負荷トレーニングの総称。

練習・メニュー 同義語: 筋力トレーニング, ウェイトトレーニング
レスト (れすと) rest

泳ぎの合間に取る休憩時間。10秒・15秒・30秒など、メニューの目的に応じて長さを設定する。

練習・メニュー 同義語: 休憩, R
練習用水着 (れんしゅうようみずぎ) training suit

日常の練習で着用する水着。耐塩素性や耐久性が重視され、競泳用水着より少しゆとりのあるフィット感。

用具 同義語: 練習着, トレーニング水着
レースキャップ (れーすきゃっぷ) race cap

大会で使用するシリコン製の水泳帽。チーム名や選手名がプリントされ、テックスーツと合わせて抵抗を最小化する。

用具 同義語: 大会用キャップ
レースプラン (れーすぷらん) race plan

レースでのペース配分、呼吸パターン、ターンの戦略など事前に立てる作戦。本番の緊張下でも迷わず泳ぐための準備。

コーチング・分析 同義語: レース戦略, レースプランニング
レースペース (れーすぺーす) race pace

レース本番での目標タイムに合わせたペースで泳ぐ練習。本番の速度感覚とペース配分を体に刻み込む。

練習・メニュー 同義語: RP, レースペース練
レーン (れーん) lane

プール内をコースロープで区切った泳ぐための区画。競泳では通常8〜10レーンが設けられる。

施設・環境 同義語: コース
レーン順 (れーんじゅん) lane assignment

申告タイムや予選結果に基づいて各選手に割り当てられるレーン。最速の選手が中央レーンに配置されるのが一般的。

競技運営・ルール 同義語: レーン配置, レーン割り
レーンロープ接触 (れーんろーぷせっしょく) lane line contact

泳ぎ中にコースロープに強く接触したりつかんだりする行為。意図的であれば違反とみなされることがある。

競技運営・ルール 同義語: ロープ接触

ロング (ろんぐ) long distance

800mや1500mなどの長距離種目。有酸素能力とペースコントロールが重要で、後半の粘りが勝敗を分ける。

泳法・種目 同義語: 長距離, ディスタンス
ロングストロークフィニッシュ (ろんぐすとろーくふぃにっしゅ) long finish

最後のストロークの後、腕を伸ばして壁に届かせるフィニッシュ方法。あと半ストローク入れるか伸びるかの判断が鍵。

スタート・ターン・水中 同義語: ロングフィニッシュ ターンの科学
ローテーション (ろーてーしょん) rotation

体の長軸を中心に回転する動き。自由形と背泳ぎで用いられ、肩の可動域を広げてストロークを大きくする。

基本姿勢・流体 同義語: 体の回転, ボディローテーション 水の抵抗を減らす科学
ローリング (ろーりんぐ) body roll

泳ぎの中で体幹を左右に回す動作。ストロークのリーチを伸ばし、呼吸を楽にする効果がある。

基本姿勢・流体 同義語: ローテーション, ロール 水の抵抗を減らす科学
ローリング角 (ろーりんぐかく) body roll angle

体を回す角度のこと。大き過ぎると軸がぶれ、小さ過ぎるとストロークが浅くなるため、40〜60度が目安とされる。

自由形(クロール) 同義語: 回転角度 クロールの科学
ローリング過多 (ろーりんぐかた) over-rotation

体が回り過ぎて泳ぎの軸がぶれる状態。キャッチが不安定になり蛇行しやすくなるため、適度な回転量が重要。

動作(共通) 同義語: 回転過多
ローリング呼吸 (ろーりんぐこきゅう) rotational breathing

体全体のローリングに連動して顔を横に出す呼吸法。頭だけで呼吸するより姿勢が崩れにくく効率的。

自由形(クロール) 同義語: ローリングブレス クロールの科学
ローリングドリル (ろーりんぐどりる) rolling drill

体幹の回転動作を身につけるためのドリル。横向きキックやスイッチドリルなどが代表的。

動作(共通)
ローリング不足 (ろーりんぐぶそく) insufficient roll

体の回転量が不足している状態。腕の可動域が制限されてストロークが浅くなり、呼吸も苦しくなりやすい。

動作(共通) 同義語: 回転不足

ワイドエントリー (わいどえんとりー) wide entry

入水位置が肩幅より外側に離れ過ぎる癖。キャッチのタイミングが遅れて水を捉えにくくなる。

自由形(クロール) クロールの科学

A

AFAP (えーえふえーぴー) as fast as possible

できる限り最速で泳ぐ最高強度指示。「all out」「max effort」に近い意味。短距離セットで多用。

練習・メニュー 同義語: All-out, Max effort, 全力
AT (えーてぃー) anaerobic threshold

有酸素運動から無酸素運動へ移行する境界強度。この強度付近での練習が持久力向上に効果的。

指標・生理 同義語: 嫌気性作業閾値

B

BR (びーあーる) breaststroke

平泳ぎの略語。Breathの略と混同しやすいので文脈に注意が必要。

練習・メニュー 同義語: Breast
B決勝 (びーけっしょう) B final

A決勝に次ぐ順位決定レース。通常は予選9〜16位の選手で行われ、大会によって実施の有無が異なる。

競技運営・ルール 同義語: コンソレーション
BK (びーけー) backstroke

背泳ぎの略語。メニューボードで FR・BR・FL と並んで使われる4泳法略語の一つ。

練習・メニュー 同義語: Back, BA

C

CSS (しーえすえす) critical swim speed

有酸素と無酸素の境界にあたる泳速度。乳酸閾値ペースの簡易推定値として練習強度設定に使う。

指標・生理 同義語: クリティカルスイムスピード

D

DPS (でぃーぴーえす) distance per stroke

1ストロークあたりの進行距離。効率の指標で数値が大きいほど一かきで遠くに進める。

練習・メニュー 同義語: Distance Per Stroke, ストローク効率

E

EN3 (いーえぬすりー) endurance 3

持久力ゾーン3。VO2max付近の高負荷有酸素ゾーン。最高パフォーマンス域の持久力強化を狙う。

練習・メニュー 同義語: Endurance 3, VO2max
EN2 (いーえぬつー) endurance 2

持久力ゾーン2。乳酸閾値付近で泳ぐゾーン。インターバルの休憩が短い閾値トレーニング。

練習・メニュー 同義語: Endurance 2, Threshold
EN1 (いーえぬわん) endurance 1

持久力ゾーン1。心拍数110〜140程度の低強度有酸素運動。脂肪燃焼と基礎持久力の養成が目的。

練習・メニュー 同義語: Endurance 1, リカバリー有酸素
EVF (いーぶいえふ) Early Vertical Forearm

入水後の早い段階で前腕を立てて水を捉える技術。キャッチの推進効率を高め、トップ選手に共通する動作。

動作(共通) 同義語: バーティカルフォアアーム, EVF, アーリーバーティカルフォアアーム
EPOC (いーぽっく) EPOC

運動後に安静時を超えて酸素消費が続く現象。高強度運動後ほどEPOCが大きく、回復に時間がかかることを示す。

指標・生理 同義語: 運動後過剰酸素消費

F

FL (えふえる) fly / butterfly

バタフライの略語。メニューボードでは FLY を短縮して FL と書くことが多い。

練習・メニュー 同義語: FLY, Fly
FINIS (ふぃにす) FINIS

1993年米国カリフォルニア州リバモア創業の競泳トレーニング用品ブランド。スイマーズスノーケル・パドル・モノフィンなど技術習得を促す革新的なトレーニング用具で世界80か国に販売する。

用具 同義語: フィニス, FINIS Inc

I

IMオーダー (あいえむおーだー) IM order

個人メドレーの泳法順(バタフライ→背泳ぎ→平泳ぎ→自由形)でメニューを泳ぐこと。4泳法をバランスよく練習できる。

練習・メニュー 同義語: 個メ順, IM

J

JO (じぇいおー) JOC Junior Olympic Cup

全国JOCジュニアオリンピックカップ水泳競技大会の通称。春季・夏季の2回開催されるジュニアの登竜門。

競技運営・ルール 同義語: ジュニアオリンピック, JOカップ

L

LCM (えるしーえむ) long course meters

長水路50mプールの略。オリンピックや世界選手権の公式コース。

練習・メニュー 同義語: Long Course, 50mプール

O

ODD / EVEN (おっどいーぶん) odd / even

奇数本目と偶数本目の指示語。「ODD easy EVEN fast」で奇数本イージー・偶数本ファストの意味。

練習・メニュー 同義語: 奇数/偶数

R

RPE (あーるぴーいー) RPE

自分が感じるきつさを数値化した主観的運動強度の尺度。ボルグスケール(6〜20段階)が広く使われている。

指標・生理 同義語: 主観的運動強度, きつさの度合い
RIMO (りーも) reverse individual medley order

個人メドレーの逆順(自由形→平泳ぎ→背泳ぎ→バタフライ)で泳ぐこと。通常のIM順とは逆。

練習・メニュー 同義語: Reverse IM, 逆IM

S

SKPS (えすけーぴーえす) swim-kick-pull-swim

Swim→Kick→Pull→Swimの順に泳ぐ練習形式。各要素を分解して総合的に泳ぎを磨く。

練習・メニュー
SCM (えすしーえむ) short course meters

短水路25mプール(メートル表示)の略。日本の冬季大会で主流。

練習・メニュー 同義語: Short Course, 25mプール
SCY (えすしーわい) short course yards

短水路25ヤードプールの略。米国の大学・高校スイミングで標準的に使用される。

練習・メニュー 同義語: Short Course Yards, ヤードプール
S字プル (えすじぷる) S-pull

水中で手がS字の軌道を描くストロークの説明。実際には水を後方に押す意識が重要で、軌道は結果として生じる。

自由形(クロール) 同義語: S字ストローク クロールの科学
ST (えすてぃー) stroke (non-freestyle)

自由形以外の泳法(バタフライ・背泳ぎ・平泳ぎ)を指す略語。CH(チョイス)とは異なり非フリーの総称。

練習・メニュー 同義語: Str, stroke
SPL (えすぴーえる) strokes per length

25mまたは50mを泳ぐのに要したストローク数。少ないほどストローク効率が高く、技術力の指標として使われる。

指標・生理 同義語: SPL, ストロークカウント
SP3 (えすぴーすりー) sprint 3

スプリントゾーン3。15〜20秒以内の超短距離全力スプリント。クレアチンリン酸系の無酸素運動。

練習・メニュー 同義語: Sprint 3, Alactic, ATP-PCr
SP2 (えすぴーつー) sprint 2

スプリントゾーン2。最高速度に近い全力スプリントで最も強度が高いセット。

練習・メニュー 同義語: Sprint 2, Lactate power
SP1 (えすぴーわん) sprint 1

スプリントゾーン1。レースに近い強度の乳酸耐性セット。作業時間と同等以上の休憩を取る。

練習・メニュー 同義語: Sprint 1, Lactate tolerance
S1 (えすわん) style one

自分の専門種目または最も得意な泳法を指すメニュー表記。S2は2番目に得意な泳法。

練習・メニュー 同義語: スタイルワン, 得意種目
SWOLF (すうぉるふ) SWOLF

タイム(秒)とストローク数を足した値で泳ぎの効率を示す指標。数値が小さいほど効率よく泳げていることを意味する。

指標・生理 同義語: スウォルフ

T

TYR (てぃあ) TYR

1985年米国カリフォルニア州創業の競泳・トライアスロンブランド。北欧の神名に由来し、アメリカ代表選手も愛用するAVICTORシリーズなどのレース水着を展開する。

用具 同義語: ティア, TYRスポーツ

V

VIEW (びゅー) VIEW

株式会社タバタ(1952年創業)のスイミングゴーグルブランド。1975年に日本初のスイミングゴーグルを開発した老舗で、国内ゴーグル市場シェアNo.1を誇る。Blade NXなど多数のFINA承認モデルを持つ。

用具 同義語: ビュー, タバタ
VO2max (ぶいおーつーまっくす) VO2max

体が1分間に取り込める酸素の最大量。持久力の指標となり、数値が高いほど有酸素能力が優れていることを示す。

指標・生理 同義語: 最大酸素摂取量

W

World Aquaticsポイント (わーるどあくあてぃくすぽいんと) World Aquatics points

世界記録を1000点としタイムを換算して種目横断で泳力を比較する指数。旧称FINAポイント。

指標・生理 同義語: FINAポイント, ワールドアクアティクスポイント

#

1回目キック (いっかいめきっく) downbeat 1

バタフライの1回目のキック。入水からキャッチの局面で打ち、体を水中に沈めて次のストロークの姿勢を作る。

バタフライ 同義語: 第1キック, エントリーキック バタフライの科学
5歳刻み年齢区分 (ごさいきざみねんれいくぶん) five-year age band

25歳から5歳ごとに設けられる年齢区分。25〜29・30〜34と続き100歳以上の区分も存在する。

マスターズ 同義語: エイジバンド, 年齢グループ
3回呼吸 (さんかいこきゅう) 3-stroke breathing

3ストロークごとに左右交互で呼吸するリズム。バイラテラル呼吸の基本形で、初心者から上級者まで広く使われる。

自由形(クロール) 同義語: 3回に1回呼吸 クロールの科学
3-3-3 (さんさんさん) 3-3-3 drill

右片手3回→左片手3回→両手3回を繰り返すバタフライドリル。左右差の修正と段階的なフォーム構築に効果的。

バタフライ 同義語: スリースリースリー バタフライの科学
6ビートキック (しっくすびーときっく) 6-beat kick

1ストロークサイクルに左右3回ずつ計6回のキックで泳ぐ方法。スプリント向きで推進力とバランスを高める。

自由形(クロール) 同義語: シックスビート クロールの科学
15mルール (じゅうごめーとるるーる) 15m rule

スタートやターン後、頭が15m地点を越える前に水面に浮上しなければならないルール。背泳ぎ・バタフライ・自由形に適用。

スタート・ターン・水中 同義語: 15メートルルール ターンの科学
2ハンドタッチ (つーはんどたっち) two-hand touch

平泳ぎとバタフライで規則上求められる両手同時のタッチ。ターンとゴールの両方で必要で、片手だと失格になる。

平泳ぎ 同義語: 両手タッチ, ツーハンドタッチ 平泳ぎの科学
2ビートキック (つーびーときっく) 2-beat kick

1ストロークサイクルに左右1回ずつ計2回のキックで泳ぐ方法。長距離で脚の疲労を抑え、体幹の回転に合わせやすい。

自由形(クロール) 同義語: ツービート クロールの科学
2ビートバタ (つーびーとばた) 2-beat fly

1ストロークに2回のドルフィンキックを打つバタフライの基本形。1回目で姿勢を作り、2回目で加速する。

バタフライ 同義語: ツービートバタフライ バタフライの科学
10-10 (てんてん) 10-10 drill

横向き姿勢で10キックごとに1ストロークして入れ替えるドリル。長くキックすることで姿勢の安定を強化する。

自由形(クロール) クロールの科学
2回目キック (にかいめきっく) downbeat 2

バタフライの2回目のキック。プッシュからリカバリーの局面で打ち、体を前方に押し出す推進力を生む。

バタフライ 同義語: 第2キック, プッシュキック バタフライの科学
6-1-6 (ろくいちろく) 6-1-6 drill

横向きで6キック→1ストロークで反対側へ切り替え→6キックを繰り返すドリル。バランスとローリングの練習に最適。

自由形(クロール) クロールの科学
6キック1ストローク (ろくきっくいちすとろーく) 6-kick switch back

片腕を前に伸ばした横向き姿勢で6キックし、1ストロークで反対側に切り替える背泳ぎドリル。姿勢と回転を学ぶ。