水泳用語集

競泳・練習・用具・ルールなど、水泳に関する116語以上の専門用語を五十音順で解説します。

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ハイエルボー (はいえるぼー) high elbow

肘を高い位置に保つ技術。キャッチで前腕を立てやすくなり、リカバリーでは肩への負担を減らす効果がある。

動作(共通) 同義語: ハイエルボ
ハイエルボーキャッチ (はいえるぼーきゃっち) high-elbow catch

肘を落とさずに前腕と手のひらで水を捉えるキャッチ技術。水を効率よく後方に押すための基本動作。

動作(共通) 同義語: EVF
ハイエルボーリカバリー (はいえるぼーりかばりー) high-elbow recovery

肘を高い位置に保ちながら力を抜いて腕を前に戻すリカバリー。肩への負担が少なく、中長距離の選手に多い。

自由形(クロール) クロールの科学
肺活量 (はいかつりょう) vital capacity

最大吸気後に吐き出せる空気の量。水泳選手は一般人より高値を示す傾向がある。

指標・生理 同義語: VC
ハイポキシック (はいぽきしっく) hypoxic set

呼吸回数を制限して泳ぐセット。呼吸の我慢ではなく、少ない呼吸で効率的に泳ぐ技術を磨く目的で行う。

練習・メニュー 同義語: 低呼吸, 低酸素セット
吐く (はく) exhale

水中で口や鼻から息を吐くこと。水中で十分に吐いておくと、顔を上げたときに素早く吸えてリズムが安定する。

動作(共通) 同義語: 吐気
派遣標準記録 (はけんひょうじゅんきろく) dispatch standard

日本水泳連盟が国際大会の代表選考のために設定する基準タイム。選考会で突破が求められる。

競技運営・ルール 同義語: 派遣標準, 選考標準, 代表標準記録
鼻から吐く (はなからはく) exhale through nose

鼻から息を吐く呼吸法。水が鼻に入りにくくなり、特に背泳ぎやターン時に有効な基本テクニック。

動作(共通)
鼻栓 (はなせん) nose clip

鼻をつまんで水の侵入を防ぐクリップ。背泳ぎのターンやアーティスティックスイミングで使用されることが多い。

用具 同義語: ノーズクリップ
ハンズファースト (はんずふぁーすと) hands first

手を最初に水面に接触させて入水する意識。手で水を切って入水の穴を作り、体が続いて入るイメージ。

スタート・ターン・水中 ターンの科学
ハンドエントリー (はんどえんとりー) hand entry

手が水面に入る動作のこと。指先から滑らかに入水し、水しぶきを最小限に抑えるのが理想的な形。

自由形(クロール) 同義語: 手の入水, 入水動作 クロールの科学
ハンドピッチ (はんどぴっち) hand pitch

ストローク中の手のひらの傾き角度。水を効率よく捉えるために微妙に角度を変えながらかく技術。

自由形(クロール) 同義語: 手の角度 クロールの科学
バケットターン (ばけっとたーん) bucket turn

背泳ぎのターンで水中に潜り込みながら体を丸めて素早く反転する高度なターン技術。

バサロ (ばさろ) underwater dolphin kick

背泳ぎのスタート・ターン後に仰向けで行う水中ドルフィンキックの俗称。鈴木大地選手の活躍で広まった呼び名。

スタート・ターン・水中 同義語: バサロキック, バサロ泳法 ターンの科学
バサロキック (ばさろきっく) underwater backstroke kick

背泳ぎのスタート・ターン後に水中仰向けで行うドルフィンキック。1988年以降15m以内に制限された。

スタート・ターン・水中 同義語: バサロ泳法, 水中ドルフィン ターンの科学
バタ足 (ばたあし) flutter kick

左右の脚を交互に上下に打つキック。自由形と背泳ぎの基本で、股関節から動かすのがポイント。

動作(共通) 同義語: フラッター, バタ足, フラッターキック
バタフライ (ばたふらい) butterfly

両腕を同時に回し、ドルフィンキックで進む泳法。体のうねりを使って水面を波打つようなダイナミックな動きが特徴。

泳法・種目 同義語: バッタ, バタフライ, Fly
バックストロークスタート (ばっくすとろーくすたーと) backstroke start

水中でスタートバーを握り、壁に足をかけて合図とともに後方へ蹴り出すスタート方法。4泳法で唯一の水中スタート。

背泳ぎ 同義語: バックスタート 背泳ぎの科学
バックプレート (ばっくぷれーと) back plate

スタート台の足をかける傾斜板。角度調整が可能で、トラックスタートの蹴り出し力を高める。

用具 同義語: キックプレート, スタートウェッジ
バックボード (ばっくぼーど) backstroke start board

背泳ぎスタート時に足の裏を当てて蹴り出す板。スタート台の下部に取り付けて角度を調整できるものもある。

施設・環境 同義語: バックプレート
バブリング (ばぶりんぐ) bubbling

顔を水に付けて口や鼻からブクブクと息を吐く練習。呼吸の基本を覚える初歩的な練習で、水慣れの一環として行う。

その他 同義語: ブクブク, 息吐き練習
バランス (ばらんす) balance

水中で体が前後左右に傾いたり沈んだりしない安定した状態を保つこと。効率的な泳ぎの土台となる。

動作(共通) 同義語: 姿勢のバランス
バランスドリル (ばらんすどりる) balance drill

水中で体の安定性を高めることを目的としたドリルの総称。片手や横向きなど不安定な姿勢で行う練習が多い。

動作(共通)
パックスイミング (ぱっくすいみんぐ) pack swimming

集団で泳ぐ戦術。ドラフティング効果で体力を温存し、ラストスパートに備える。

オープンウォーター 同義語: 集団泳
パドル (ぱどる) paddles

手の甲側に装着して水を捉える面積を増やす練習用具。ストロークの筋力強化とキャッチ感覚の向上に効果がある。

用具 同義語: ハンドパドル
パドルセット (ぱどるせっと) paddles set

パドルを手に装着して行うセット。水を捉える面積が増えるため、ストロークの筋力強化とキャッチ感覚の向上に効く。

練習・メニュー
パドルプル (ぱどるぷる) paddles pull

パドルを手に装着して行うプル練習。水を捉える面積が増え、筋力強化とキャッチの感覚改善に効果がある。

動作(共通) 同義語: パドル練習
パフォーマンス (ぱふぉーまんす) performance

競技における成績や能力の発揮度合い。タイム・順位だけでなく、技術・体力・精神面を含めた総合的な力を指す。

コーチング・分析 同義語: 競技力, 競技パフォーマンス
パラシュート (ぱらしゅーと) swim parachute

腰にベルトで取り付けて泳ぐ小型のパラシュート。水中で広がって抵抗を生み、泳ぐパワーと持久力を強化する。

用具 同義語: ドラッグシュート, スイムシュート, レジステッドスイム
パラスイミング (ぱらすいみんぐ) para swimming

身体障がいのある選手が行う競泳。障がいの種類と程度に応じたクラス分けで競われる。

その他 同義語: 障がい者水泳, パラ競泳

膝下キック (ひざしたきっく) from-knee kick

股関節ではなく膝下だけで蹴るキックの癖。水を捉える面積が小さく推進力が弱いうえ、膝への負担も大きい。

動作(共通) 同義語: ひざ下キック
膝を曲げ過ぎ (ひざをまげすぎ) over-bend knee

キックで膝が深く曲がり過ぎる癖。脚の前面で水を受けて大きな抵抗を生み、推進力も弱くなる。

動作(共通) 同義語: 膝曲がり
(ひじ) elbow

腕の中間にある関節。ハイエルボーの維持やキャッチの角度に関わり、ストロークの質を左右する。

動作(共通)
肘落ち (ひじおち) dropped elbow

キャッチ局面で肘が落ちてしまう癖の通称。前腕で水を捉えられず、手だけで水をかく形になりやすい。

動作(共通) 同義語: ドロップドエルボー
肘主導 (ひじしゅどう) elbow drive

プル局面で肘を主導に動かし、前腕を立てて水を捉え続ける意識。体幹回転と連動し腕だけで引かない。

自由形(クロール) 同義語: エルボードライブ, 肘の引き込み クロールの科学
肘曲げキャッチ (ひじまげきゃっち) bent-elbow catch

肘を適度に曲げて前腕と手のひらで水を捉えるキャッチ技術。ストロークの推進効率を高める基本動作。

背泳ぎ 同義語: ベントエルボーキャッチ 背泳ぎの科学
ヒップポジション (ひっぷぽじしょん) hip position

泳いでいるときの腰の高さ。腰が沈むと体が斜めになり抵抗が増すため、キックや体幹で高い位置を保つ。

基本姿勢・流体 同義語: 腰の位置 水の抵抗を減らす科学
ひとかきひとけり (ひとかきひとけり) pullout sequence

スタート・ターン後に許される水中での1回のプルと1回のキックを含む一連の潜水動作。

平泳ぎ 同義語: プルアウト動作, ワンプルワンキック 平泳ぎの科学
平泳ぎ (ひらおよぎ) breaststroke

左右対称の腕のかきとカエル足のような蹴りで進む泳法。4泳法で最も遅いが、規則が最も細かく定められている。

泳法・種目 同義語: ブレ, ブレスト, Br
疲労 (ひろう) fatigue

練習や試合で筋肉や全身のエネルギーが消耗した状態。適切な栄養・睡眠・リカバリーで回復を促すことが重要。

トラブル・安全 同義語: 疲れ, 身体的疲労
ヒート (ひーと) heat

出場者数が多い種目を複数の組に分けて行うレースの1組。エントリータイム順でヒートと泳ぐレーンが決まる。

競技運営・ルール 同義語: 組
ビルド (びるど) build

1本の中で前半はゆっくり、後半に向けて徐々にスピードを上げていく泳ぎ方。ペース配分の感覚を養う。

練習・メニュー 同義語: ビルドアップ, BU
ビート板 (びーとばん) kickboard

キック練習で両手でつかんで上半身を支える浮き板。脚の動きだけに集中でき、キック力や姿勢の改善に使われる。

用具 同義語: キックボード, ビート板
ピッチ (ぴっち) cadence

ストロークやキックの回転速度。テンポとほぼ同義で、1分間あたりの動作回数で表すことが多い。

指標・生理 同義語: テンポ, 回転数
ピッチ&グライド (ぴっちあんどぐらいど) pitch and glide

ストロークのテンポ(ピッチ)と伸び(グライド)のバランスを意識する考え方。距離や泳法に応じた最適解を探る。

指標・生理
ピラミッド (ぴらみっど) pyramid set

距離を増やしてから減らすピラミッド型のセット。例えば50→100→200→100→50mの構成で、ペースの安定性を試す。

練習・メニュー 同義語: ピラミッドセット
ピーキング (ぴーきんぐ) peaking

目標の大会に合わせて心身のコンディションを最高の状態に持っていくこと。テーパリングと合わせて計画的に行う。

コーチング・分析 同義語: ピーク合わせ

フィストスイム (ふぃすとすいむ) fist swim

手を握りこぶしにして泳ぐドリル。手のひらが使えない分、前腕で水を捉える感覚が磨かれる。

動作(共通) 同義語: グー泳ぎ
フィニッシュ (ふぃにっしゅ) finish

ストロークの最終局面で手が水から離れる直前の動き。太もも付近まで押し切ることで最大限の推進を得る。

動作(共通) 同義語: フィニッシュ動作
フィニッシュスカーリング (ふぃにっしゅすかーりんぐ) finish scull

腰から太もも付近で手を動かすスカーリング。フィニッシュ局面で最後まで水を押し切る感覚を身につける。

動作(共通)
フィニッシュ動作 (ふぃにっしゅどうさ) finish technique

ゴールの壁に向かって最後のタッチを行う技術。伸びてタッチするかストロークを入れるかの判断が勝敗を分ける。

スタート・ターン・水中 同義語: フィニッシュテクニック ターンの科学
フィン (ふぃん) fins

足に装着して推進力を増やす練習用具。スピードが出やすくなり、正しいキックフォームや姿勢を覚えるのに役立つ。

用具 同義語: 足ひれ, フィン, トレーニングフィン
フィンガーチップタッチ (ふぃんがーちっぷたっち) fingertip touch

ターンやゴールで指先だけで壁に触れる技術。余分なストロークをせず最短距離でタッチし、タイムロスを防ぐ。

スタート・ターン・水中 ターンの科学
フィンガーチップドラッグ (ふぃんがーちっぷどらっぐ) fingertip drag

リカバリー中に指先を水面に軽く触れさせながら前に運ぶドリル。ハイエルボーリカバリーの感覚と肘の高さを意識する。

自由形(クロール) 同義語: フィンガーチップドリル クロールの科学
フィンガーパドル (ふぃんがーぱどる) finger paddles

指先から手のひらの一部だけを覆う小型のパドル。通常のパドルより負荷が軽く、水を捉える感覚を繊細に養える。

用具 同義語: フィンガーパドル, アジリティパドル
フィンキック (ふぃんきっく) fins kick

フィンを履いてキック練習をすること。推進力が増すため正しい姿勢を保ちやすく、足首の使い方も学べる。

動作(共通) 同義語: フィンワーク
フィンセット (ふぃんせっと) fins set

フィンを履いて行うセット。スピードが出やすくなり、レースペースに近い姿勢やテンポで泳ぐ感覚を身につけられる。

練習・メニュー
フィンプル (ふぃんぷる) fins pull

フィンを履いてプルを行う練習。スピードが出やすくなり、レースに近いテンポや姿勢でストロークを練習できる。

動作(共通)
フィーディング (ふぃーでぃんぐ) feeding

長距離のオープンウォーターレースで泳ぎながらドリンクやジェルを補給すること。給水所でコーチから受け取る。

オープンウォーター 同義語: 補給, 給水
フィードバック (ふぃーどばっく) feedback

コーチや映像を通じて選手に改善点や良い点を伝え、次の練習に活かす情報を提供すること。

コーチング・分析 同義語: フィードバック指導
フォーム維持 (ふぉーむいじ) maintain form

疲労が溜まってもフォームを崩さず維持する意識。レース後半で姿勢やストロークが乱れないようにする能力。

練習・メニュー 同義語: フォームキープ
フォーム矯正 (ふぉーむきょうせい) form correction

不良なストロークやキックの動作パターンを、ドリルや意識的な反復で正しい形に修正すること。

練習・メニュー 同義語: フォーム改善, 泳ぎの修正
フォームスイム (ふぉーむすいむ) form swim

スピードよりフォームの正確さを重視してゆっくり丁寧に泳ぐ練習。技術的な改善ポイントを意識しながら行う。

練習・メニュー 同義語: テクニックスイム
フォームチェック (ふぉーむちぇっく) technique check

コーチが目視や動画で選手の泳ぎを確認し、改善すべきポイントを見つけること。定期的に行って変化を追跡する。

コーチング・分析 同義語: フォーム確認, 動作チェック
伏し浮き (ふしうき) prone float

うつ伏せで手足を伸ばし体の力を抜いて水面に浮く基本姿勢。水に慣れる第一歩。

その他 同義語: だるま浮き
フライング (ふらいんぐ) false start

スタート合図よりも前に動いてしまう反則。現在のルールでは1回で即失格となり、レースに参加できない。

競技運営・ルール 同義語: フォルススタート
フライングロープ (ふらいんぐろーぷ) false start rope

フォルスタート時に水面上に落下させ泳者に中断を知らせるロープ。現在は1回失格制で使用機会は減少。

施設・環境 同義語: リコールロープ, フォルスタートロープ
フラッグ (ふらっぐ) backstroke flags

プールの両端から5mの位置に張られた三角旗。背泳ぎの選手に壁までの距離を知らせるために設置される。

施設・環境 同義語: 5mフラッグ, バックストロークフラッグ
フラッグカウント (ふらっぐかうんと) flag count

フラッグの下を通過してから壁に着くまでのストローク数。背泳ぎでは壁が見えないため、この数で距離を判断する。

フラッターキック (ふらったーきっく) flutter kick

左右の脚を交互に上下に打つキック。自由形と背泳ぎの基本キックで、スタート・ターン後の水中でも使うことがある。

スタート・ターン・水中 同義語: バタ足 ターンの科学
フラットバック (ふらっとばっく) flat back

ローリングが小さく体が平らなままの背泳ぎ。肩の可動域が狭くなりストロークが浅くなる原因になりやすい。

フリップターン (ふりっぷたーん) flip turn

壁の手前で前方に宙返りして足から壁を蹴るターン。自由形と背泳ぎで使われ、壁への手のタッチが不要なため素早い。

スタート・ターン・水中 同義語: タンブルターン, クイックターン ターンの科学
浮力 (ふりょく) buoyancy

水が物体を押し上げる力。体脂肪率や肺の空気量で変わり、姿勢の浮き沈みやキックの強さに関係する。

基本姿勢・流体 同義語: 浮き 水の抵抗を減らす科学
フリーリレー (ふりーりれー) freestyle relay

4人が自由形でリレーする種目。引き継ぎのタイミング(タッチと飛び込み)が勝敗に大きく影響する。

泳法・種目 同義語: FR, フリーリレー
フロントクアドラント (ふろんとくあどらんと) front quadrant

常に一方の手が体の前方にある状態を意識する泳ぎ方の概念。体が長く伸びた姿勢を保ちストローク長を稼げる。

自由形(クロール) 同義語: フロントクワドラント クロールの科学
フロントスカーリング (ふろんとすかーりんぐ) front scull

頭の前方で手を動かすスカーリング。エントリーからキャッチにかけての水を捉える感覚を磨く練習。

動作(共通)
フロントスノーケルスイム (ふろんとすのーけるすいむ) snorkel swim

センタースノーケルを使って呼吸を気にせず泳ぐ練習法。頭を動かさずに済むためフォームに集中できる。

自由形(クロール) 同義語: スノーケルスイム クロールの科学
ブイ (ぶい) buoy

オープンウォーターの競技コースや目標地点を示す浮標。選手はこれを目印にして方向を確認する。

施設・環境 同義語: ターンブイ, 浮標
ブイターン (ぶいたーん) buoy turn

コース上のブイを回って方向転換するオープンウォーター特有の動作。内側を攻めるか外を回るかの判断が求められる。

オープンウォーター
ブレ (ぶれ) body sway

泳いでいるときに体が左右や上下に揺れること。体幹の弱さやストロークの左右差が原因で抵抗が増える。

動作(共通) 同義語: 体のブレ, スウェイ
ブレイクアウト (ぶれいくあうと) breakout

スタートやターンの水中動作から水面に浮き上がって泳ぎ始める局面。スピードを落とさず滑らかに移行するのが理想。

スタート・ターン・水中 同義語: 浮き上がり, ブレイクアウト動作 ターンの科学
ブレイクアウトストローク (ぶれいくあうとすとろーく) breakout stroke

水中から水面に出る際の最初のストロークとキック。スムーズな移行で速度低下を最小限にする。

スタート・ターン・水中 同義語: 浮き上がりの1かき目 ターンの科学
ブレス (ぶれす) breathing

バタフライの呼吸動作。顎を水面近くに出して前方で素早く吸い、顔を上げ過ぎないのが速い泳ぎのコツ。

バタフライ 同義語: バタフライブレス バタフライの科学
ブレスのタイミング (ぶれすのたいみんぐ) breath timing

バタフライで呼吸する位置とタイミング。早過ぎると体が起き上がり、遅過ぎるとリカバリーに間に合わない。

ブロークン (ぶろーくん) broken swim

レース距離を短い区間に分割し、間に短い休憩を入れて泳ぐ練習。レースペースの感覚を掴みつつ高い質で泳げる。

練習・メニュー 同義語: ブロークンスイム
プッシュ (ぷっしゅ) push

水を腰から太もも方向へ押し出して加速する局面。ストロークの仕上げにあたり、最後まで押し切る意識が大切。

動作(共通) 同義語: プッシュ動作, 押し
プッシュオフ (ぷっしゅおふ) push-off

ターン後に壁を両足で力強く蹴って推進力を得る動作。壁への足の当て方と蹴り出しの方向が重要。

スタート・ターン・水中 同義語: 壁蹴り ターンの科学
プライオメトリクス (ぷらいおめとりくす) plyometrics

ジャンプや跳ね返りの動きで筋肉の瞬発力を鍛えるトレーニング法。スタートの蹴り出しやターンの壁蹴りに効果がある。

練習・メニュー 同義語: プライオ
プリセット (ぷりせっと) pre-set / pre-main set

メインセット前の準備セット。ウォームアップより高強度でメインの動きに特化したドリルやペースアップ練習。

練習・メニュー 同義語: Pre-main set, activation set
プル (ぷる) pull

キャッチした水を体の下方へ引き寄せる局面。推進力を生む中心的な動作で、前腕全体で水を押す意識が重要。

動作(共通) 同義語: プル動作, 引き
プルアウト (ぷるあうと) pullout

平泳ぎのスタートやターン後に行う水中動作。ストリームライン→ひとかき→ドルフィンキック1回→ひと蹴りの流れで構成される。

平泳ぎ 同義語: プルアウト動作, ひとかきひと蹴り 平泳ぎの科学
プルアウト練習 (ぷるあうとれんしゅう) pullout practice

平泳ぎのプルアウト(水中動作)を繰り返す練習。ひとかき→ドルフィン→ひと蹴りの流れとタイミングを磨く。

練習・メニュー
プルキック (ぷるきっく) pull-kick timing

平泳ぎで腕のかきとキックの引き付けの連携タイミング。かきの内回しが終わる頃にかかとを引き始めるのが基本。

平泳ぎ 同義語: かきとキックの連動 平泳ぎの科学
プルストラップ (ぷるすとらっぷ) pull strap

パドルを手に固定するためのゴムストラップ。手首やパドルの位置を補助し、正しいキャッチ姿勢を保つ。

用具
プルスルー (ぷるするー) pull-through

キャッチからフィニッシュまでの連続したストローク動作全体を指す。途中で力を抜かず一気に押し切る意識が大切。

動作(共通)
プルの軌道 (ぷるのきどう) pull path

ストローク中に手が通る軌道。S字やI字など泳法や個人の特徴で異なり、効率的な推進に直結する。

動作(共通) 同義語: 手の軌道, ストロークパス
プルブイ (ぷるぶい) pull buoy

太ももの間に挟んで脚を浮かせるための浮力補助具。キックを使わずに腕のストロークに集中できるため、プル練習の定番。

用具 同義語: プルブイ
プルブイ泳 (ぷるぶいおよぎ) pull-buoy swim

プルブイを太ももに挟んで脚を浮かせ、腕のストロークに集中する練習法。上半身の推進力を強化できる。

動作(共通) 同義語: プルブイ練習
プレス (ぷれす) press

胸や上半身を水面に押し当てるようにして体の前側を沈める意識。特にバタフライで波を作る起点となる。

動作(共通) 同義語: チェストプレス
プレスダウン (ぷれすだうん) press down

胸や手で水面を押さえるようにして体の前側を沈め、腰や脚を浮かせる意識。姿勢改善の基本的な感覚。

動作(共通)
プロテスト (ぷろてすと) protest

判定に対する異議申し立て。所定の手続きと時間内に審判長へ提出する。

競技運営・ルール 同義語: 異議申し立て, 抗議
プール (ぷーる) pool

水泳を行うための人工水槽。競泳用は25mまたは50mの長さが標準で、公認大会には水深や水温の規定がある。

施設・環境 同義語: 水泳場, スイミングプール
プールサイド (ぷーるさいど) pool side

プール周囲のデッキ部分。選手の待機場所やコーチの指導位置として使われる。

施設・環境 同義語: プールデッキ

ヘッドアップスイム (へっどあっぷすいむ) head-up swim

頭を水面上に出したまま泳ぐ方法。水球やライフセービングで使われるほか、体幹強化の練習としても有効。

動作(共通) 同義語: ヘッドアップ
ヘッドアップブレス (へっどあっぷぶれす) head-lift breath

平泳ぎで頭を上げ過ぎて呼吸する癖。体が立ち上がって抵抗が増し、グライドの姿勢も崩れやすくなる。

平泳ぎ 同義語: 頭上げ呼吸 平泳ぎの科学
ヘッドファースト (へっどふぁーすと) head first

頭から水に入る飛び込みの意識。両腕で頭を挟んだストリームラインで先端を作り、体全体を一つの穴に通す。

スタート・ターン・水中 ターンの科学
ヘッドポジション (へっどぽじしょん) head position

泳いでいるときの頭の位置や向き。頭を上げると腰が沈みやすく、目線の角度で全身の姿勢が変わる。

基本姿勢・流体 水の抵抗を減らす科学
ベスト (べすと) best time

ある種目での自己最高記録。大会でのタイムを基準にすることが多く、練習の目標設定の基準にもなる。

練習・メニュー 同義語: PB, 自己ベスト, パーソナルベスト
ペース (ぺーす) pace

100mや50mあたりの泳ぐ速さの目安。例えば「1分30秒ペース」は100mを1分30秒で泳ぐテンポを意味する。

練習・メニュー 同義語: ペース配分
ペースクロック (ぺーすくろっく) pace clock

プールサイドに設置された大型の秒針付き時計。選手が自分でタイムやサークルを確認しながら練習するために使う。

練習・メニュー 同義語: ペース時計, 大時計
ペースメーカー (ぺーすめーかー) pace maker

練習で目標ペースを作ってくれる人や道具。先頭を泳ぐチームメイトやLEDペースライトなどが使われる。

指標・生理 同義語: ペーサー

補強 (ほきょう) strength training

筋力・パワーを向上させるための体づくりのトレーニング。泳ぎに必要な筋肉を鍛えてパフォーマンスを底上げする。

練習・メニュー 同義語: 筋トレ, 補強運動
ボディウェーブ (ぼでぃうぇーぶ) body wave

胸→腰→脚の順に波を伝えるバタフライ特有のうねり動作。プレスからキックまで体全体を使って推進を生み出す。

バタフライ 同義語: うねり, アンジュレーション バタフライの科学
ボディライン (ぼでぃらいん) body line

平泳ぎのグライド局面で体を一直線に伸ばす意識。頭から足先まで真っ直ぐなラインを作ることで抵抗を最小にする。

ボビング (ぼびんぐ) bobbing

水中でジャンプして顔を出し息継ぎを繰り返す基礎練習。水慣れと呼吸リズムの習得に使う。

その他 同義語: ジャンプ呼吸
ポジティブスプリット (ぽじてぃぶすぷりっと) positive split

前半が速く後半のタイムが落ちるペース配分。スプリントでは避けられないが、中長距離では前半の飛ばし過ぎが原因になる。

練習・メニュー 同義語: ポジスプ