水泳用語集
競泳・練習・用具・ルールなど、水泳に関する32語以上の専門用語を五十音順で解説します。
ま
- 前呼吸 (まえこきゅう) frontal breathing
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顔を正面に向けて上げる呼吸。頭が持ち上がり腰が沈みやすいため、通常はサイドブレスが推奨される。
- 前ブレス (まえぶれす) front breath
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バタフライで正面を向いて呼吸する方法。最も一般的で、顎を水面ギリギリに出してすぐ戻すのが理想。
- マクロサイクル (まくろさいくる) macrocycle
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年間や半年単位の長期トレーニング計画。シーズン全体の大枠を設計する最大の周期単位。
- マススタート (ますすたーと) mass start
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全選手が一斉にスタートする方式。OWSの標準形式で、スタート直後のポジション取りが重要。
- マスターズ (ますたーず) masters
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成人を対象とした生涯スポーツとしての水泳カテゴリー。年齢区分ごとにレースが行われ、自己記録の更新を目指す。
- マスターズ水泳資格級 (ますたーずすいえいしかくきゅう) masters proficiency grade
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年齢・種目・性別ごとに泳力を20段階で評価する制度。自分のレベル確認や大会エントリーに活用できる。
み
- ミクロサイクル (みくろさいくる) microcycle
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通常1週間単位の短期トレーニング計画。日ごとの強度・量のバランスを管理する最小の周期。
- 水しぶき (みずしぶき) splash
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入水やキックで飛び散る水しぶき。大き過ぎる場合は動作に無駄があるサインで、静かな泳ぎが理想とされる。
- 水慣れ (みずなれ) water acclimation
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水への恐怖心を和らげ、安心して水中で動けるようになる段階。初心者や幼児の水泳指導の最初のステップ。
- ミズノ (みずの) Mizuno
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1906年創業の日本の総合スポーツメーカー。競泳水着ブランド「GX・SONIC」シリーズはフラットスイム技術と撥水素材で日本トップ選手に支持される。
- 水のつかみ方 (みずのつかみかた) water catch
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手や前腕で水を捉えて押し続けるための感覚と技術。水を逃さず推進力に変える(キャッチ感/水感に近い)。
- 水を押す (みずをおす) press water
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手のひらの面を使って水を後方へ押す意識。ストローク全体を通じて常に水圧を感じながら押し続けることが理想。
- 水を掴む (みずをつかむ) catch water
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キャッチで水をしっかり掴んで逃さない感覚の表現。手と前腕に水圧を感じながらストロークを始める意識。
- 水を引く (みずをひく) pull water
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水を捉えて手前に引き寄せるようにして体を前へ進める感覚。「水を引く」より「体を水の壁の向こうへ運ぶ」イメージ。
- ミッドスカーリング (みっどすかーりんぐ) mid scull
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胸の下あたりで手を動かすスカーリング。プル局面での水圧を感じる練習で、推進に直結する感覚を養う。
- ミドル (みどる) middle distance
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200mや400mなど中距離の種目。スプリント力と持久力の両方が必要で、ペース配分が鍵となる。
- ミドルフィンガーエントリー (みどるふぃんがーえんとりー) middle finger entry
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中指を先頭にしてまっすぐ入水する方法。肩への負担が少なく、スムーズにキャッチへ移行しやすい。
- 耳栓 (みみせん) earplugs
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泳ぎ中に水が耳の中に入るのを防ぐ栓。中耳炎の予防や、水の侵入に敏感な選手が使用する。
- 耳抜き (みみぬき) ear equalization
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水深が深い場所で水圧による耳の痛みを和らげるために、鼻をつまんで息を送り中耳の圧力を調整する技術。
む
め
- メインセット (めいんせっと) main set
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練習の中核となる最も負荷の高いセット。その日の練習目的(持久力・スピード・テクニックなど)を達成するメニュー。
- 目線 (めせん) gaze
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泳いでいるときの視線の方向。目線を下に向けると頭が安定し、上げると腰が落ちやすくなる。
- メゾサイクル (めぞさいくる) mesocycle
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3〜6週間程度の中期トレーニング計画。特定の体力要素の向上を目的とした集中期間。
- メッシュバッグ (めっしゅばっぐ) mesh bag
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通気性のよいメッシュ素材のバッグ。濡れた用具の水切りと乾燥を兼ねて持ち運べるため、プール通いの定番。
- メドレー (めどれー) medley
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複数の泳法を組み合わせて泳ぐこと。個人メドレーやメドレーリレーを指すほか、練習で泳法を変えて泳ぐ場合にも使う。
- メドレーオーダー (めどれーおーだー) medley order
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メドレー種目の泳順。個人メドレーはバタ→背→平→自、メドレーリレーは背→平→バタ→自。
- メドレーリレー (めどれーりれー) medley relay
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背泳ぎ→平泳ぎ→バタフライ→自由形の順に4人で泳ぐリレー種目。個人メドレーとは泳法の順番が異なる。
- メニュー設計 (めにゅーせっけい) training design
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選手の目標や現状に合わせて練習メニューの内容・強度・量を組み立てること。期分けに基づいて計画的に行う。
- メンタル (めんたる) mental
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競技における心理面の強さや状態。集中力・自信・緊張のコントロールなど、レースでの実力発揮に大きく影響する。