水泳用語集

競泳・練習・用具・ルールなど、水泳に関する131語以上の専門用語を五十音順で解説します。

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最大心拍数 (さいだいしんぱくすう) max heart rate

心臓が1分間に拍動できる上限の目安。一般的に「220−年齢」で概算され、強度設定の基準に使われる。

指標・生理 同義語: HRmax, MHR
サイティング (さいてぃんぐ) sighting

泳ぎながら一瞬だけ顔を前に上げてブイや目標物を確認する技術。最小限の動作で方向を確認しコースのずれを防ぐ。

オープンウォーター 同義語: ヘッドアップナビ, 目標確認
サイドキック (さいどきっく) side kick

体を横向きにした姿勢でキックを行うドリル。ローリングのポジションを覚え、呼吸との連動を練習する。

自由形(クロール) 同義語: サイドキックドリル クロールの科学
サイドバック (さいどばっく) side back

適度に横向きに傾いた状態で泳ぐ背泳ぎの理想的な姿勢。ストロークが深くなり推進力が増す。

サイドブレス (さいどぶれす) side breathing

体のローリングに合わせて横を向いて呼吸する技術。頭だけ上げるのではなく、体の回転の延長で自然に顔を出す。

自由形(クロール) 同義語: 横呼吸 クロールの科学
サブマックス (さぶまっくす) submax

全力よりわずかに抑えた高強度の泳ぎ。おおむね85〜95%の力で泳ぎ、フォームを保ちながらスピードを出す。

練習・メニュー 同義語: サブマキシマル
サミング (さみんぐ) thumb first entry

親指側から水に入る癖。肩の内旋が強くなり、繰り返すとスイマーズショルダーの原因になることがある。

自由形(クロール) 同義語: サミングエントリー クロールの科学
参加標準記録 (さんかひょうじゅんきろく) qualifying time

上位大会への出場権を得るために必要な基準タイム。日本選手権やオリンピックごとに設定される。

競技運営・ルール 同義語: 標準記録, カットタイム, QT
酸素負債 (さんそふさい) oxygen debt

激しい運動の後に通常より多くの酸素を必要とする状態。運動中に不足した酸素を回復のために返済するイメージ。

指標・生理 同義語: EPOC, 酸素の借り
サーキット (さーきっと) circuit training

複数の種目を休憩を短くして連続で行うトレーニング。筋力と持久力を同時に鍛えられ、短時間で効率的に追い込める。

練習・メニュー
サークル (さーくる) circle

一定の秒数ごとにスタートを繰り返す方式。例えば「1分30秒サークル」なら1分30秒ごとに次の1本を出発する。

練習・メニュー 同義語: サイクル

視界 (しかい) visibility

水中や水面での見通しの良さ。オープンウォーターでは透明度が低いとナビゲーションが難しくなる。

施設・環境 同義語: 透明度, 視認性
資格級 (しかくきゅう) qualifying grade

日本水泳連盟が年齢・種目別に設定する全国統一の泳力評価基準。1級からAAA級まで段階がある。

競技運営・ルール 同義語: 泳力級別, 級別記録
沈む (しずむ) sink

体が水中に沈んでいくこと。筋肉量が多く体脂肪率が低い人は沈みやすい傾向があり、キックや姿勢で補う。

その他
失格 (しっかく) disqualification

泳法違反やフライングなどの規則違反で記録が認められず失格となること。DQと略記される。

競技運営・ルール 同義語: DQ, ディスクォリフィケーション
集中 (しゅうちゅう) focus

注意を泳ぎの特定ポイントに集中させること。「キャッチ」「テンポ」など1つに絞って意識すると練習の質が上がる。

コーチング・分析 同義語: 集中力, フォーカスポイント
手動計時 (しゅどうけいじ) manual timing

審判がストップウォッチで計測する方式。自動計時が使えない場合のバックアップとして用いられる。

競技運営・ルール 同義語: 手動計測
種目変更 (しゅもくへんこう) event change

エントリー後に出場種目を変更すること。大会規定により締切や回数制限がある。

競技運営・ルール
招集 (しょうしゅう) marshalling

レース前に選手をコールルームに集合させ、出場確認を行うこと。所定の時間までに来ないと棄権扱いになる。

競技運営・ルール 同義語: マーシャリング, 点呼
招集員 (しょうしゅういん) marshal

コールルームで選手を点呼・確認しスタート台へ誘導するまでの管理を担当する競技役員。

競技運営・ルール 同義語: コーラー, クラークオブコース
招集遅れ (しょうしゅうおくれ) late to marshalling

招集の時間に遅れること。正当な理由なく遅刻した場合、そのレースへの出場が認められず失格扱いになる場合がある。

競技運営・ルール 同義語: 召集遅延
ショルダードリブン (しょるだーどりぶん) shoulder-driven freestyle

肩の回転を主動力とする高テンポのクロール。スプリントで多用され、ピッチを上げやすい。

自由形(クロール) 同義語: 肩主導 クロールの科学
ショートアクシスストローク (しょーとあくしすすとろーく) short axis stroke

腰を軸に上下動する泳法の分類。バタフライと平泳ぎが該当し、うねり動作が特徴。

バタフライ 同義語: 短軸系 バタフライの科学
進級テスト (しんきゅうてすと) proficiency test

スイミングスクールで定期的に行う泳力確認テスト。合格するとより高いクラスに進める。

その他 同義語: 検定, 泳力テスト
申告タイム (しんこくたいむ) entry time

エントリー時に提出する過去の競技記録。ヒートの組分けやレーン配置の基準に使われる。

競技運営・ルール 同義語: 登録タイム, エントリータイム
心拍数 (しんぱくすう) heart rate

1分間の心臓の拍動数。運動強度の客観的な指標として使われ、練習では手首の脈や心拍計で計測する。

指標・生理 同義語: HR, 脈拍
審判 (しんぱん) official

競泳大会で泳法やターンの正当性、タイムの正確さを判定する審判員。主審・監察・計時など役割が分かれている。

競技運営・ルール 同義語: 審判員, オフィシャル
審判長 (しんぱんちょう) chief referee

競技全体を統括し競技規則の適用について最終的な権限を持つ最上位の競技役員。

競技運営・ルール 同義語: レフェリー
シード (しーど) seed

申告タイムに基づく選手の順位付け。ヒートやレーンの割り当ての基準となる。

競技運営・ルール 同義語: シーディング, シード順
持久力 (じきゅうりょく) endurance

長時間・長距離を泳ぎ続けられる能力。有酸素系のエネルギー供給能力が高いほど持久力が向上する。

練習・メニュー 同義語: 持久力, スタミナ
ジッパードリル (じっぱーどりる) zipper drill

リカバリー時に親指で脇腹から腕を上げていくドリル。ハイエルボーリカバリーの習得に効果的。

自由形(クロール) 同義語: ジッパースイム クロールの科学
自動計時 (じどうけいじ) automatic timing

タッチ板と電子スタート信号を連動させてタイムを自動計測する方式。100分の1秒まで正確に記録できる。

競技運営・ルール 同義語: 電子計時
ジャケッド (じゃけっど) Jaked

2008年イタリア創業の競泳ブランド。2009年ローマ世界選手権で17の世界記録を生んだ実績を持ち、現在はJ-KATANAシリーズで日本市場でも展開する。

用具 同義語: JAKED
ジャパンオープン (じゃぱんおーぷん) Japan Open

毎年6月頃に50mプールで開催される日本水泳連盟主催の国際招待競技大会。

競技運営・ルール 同義語: ジャパンオープン50m
ジャパンマスターズ (じゃぱんますたーず) Japan Masters Swimming Championships

日本マスターズ水泳選手権大会の通称。毎年夏に全国1会場で5日間にわたって開催される最高峰大会。

マスターズ 同義語: 日本マスターズ水泳選手権大会, 全国選手権
ジャンボウナショナルポイント (じゃんぼうなしょなるぽいんと) JAMBOW National Point

各マスターズ日本記録を1000点として算出するポイント制度。全種目・全年齢区分・25mプールも対象。

マスターズ 同義語: NP, ジャンボウポイント
ジャンボウワールドポイント (じゃんぼうわーるどぽいんと) JAMBOW World Point

各マスターズ世界記録を1000点として算出するポイント制度。25歳以上・長水路のみが対象となる。

マスターズ 同義語: WP, ジャンボウポイント
自由形 (じゆうがた) freestyle

規則上は泳法自由の種目だが、最も速いクロールで泳ぐのが一般的。50m〜1500mの個人種目やリレーがある。

泳法・種目 同義語: フリー, Fr

水泳教室 (すいえいきょうしつ) swim lesson

泳ぎの基礎からコーチの指導のもとで学ぶ教室。水慣れからクロール・背泳ぎなどの泳法習得まで段階的に進む。

その他 同義語: スイミングスクール, 水泳レッスン
水温 (すいおん) water temperature

プールの水の温度。競泳の公式大会では25〜28℃に規定されており、パフォーマンスや体調に大きく影響する。

施設・環境
水感 (すいかん) feel for water

水をかくときに手や前腕で水圧を感じ取る繊細な感覚。この感覚が鋭いほどストロークの質が高まる。

動作(共通) 同義語: 水感, 水の感覚
水球 (すいきゅう) water polo

水中でボールをゴールに入れ合うチームスポーツ。立ち泳ぎやヘッドアップ泳法など高い泳力が求められる。

その他 同義語: ポロ
水深 (すいしん) depth

プールの水の深さ。飛び込みの安全確保のため、競泳プールでは最低1.35m以上が求められる。

施設・環境 同義語: 水深
推進効率 (すいしんこうりつ) propulsive efficiency

生み出した力のうち実際に前進に使われた割合。ストロークやキックの無駄を減らすと効率が向上する。

基本姿勢・流体 水の抵抗を減らす科学
推進力 (すいしんりょく) propulsion

前に進むための力。腕のストロークとキックで水を後方へ押すことで生み出す。

基本姿勢・流体 同義語: 推力 水の抵抗を減らす科学
水中キック (すいちゅうきっく) underwater kick

スタートやターン後の水中区間で行うキック。主にドルフィンキックが使われ、水面下の低抵抗を活かしてスピードを維持する。

スタート・ターン・水中 同義語: 水中キック動作 ターンの科学
水中撮影 (すいちゅうさつえい) underwater filming

水中に設置したカメラで泳ぎの動作を撮影すること。水面上からは見えないキャッチやキックの動きを確認できる。

コーチング・分析 同義語: 水中動画, 水中カメラ撮影
水中姿勢 (すいちゅうしせい) underwater posture

水中にいるときの体の形や姿勢のこと。ストリームラインに代表される抵抗の少ない姿勢が水泳の基本。

その他 同義語: 水中フォーム
水中ストローク (すいちゅうすとろーく) underwater pull

水中で行う腕かき動作。平泳ぎのプルアウトが代表的で、種目ごとにルールで許される回数や方法が定められている。

スタート・ターン・水中 ターンの科学
水中でのうねり (すいちゅうでのうねり) underwater undulation

水中ドルフィンキック時の体の波打ち。胸から腰・膝・足先へ波が伝わり、うねりの大きさで推進力が変わる。

スタート・ターン・水中 同義語: 水中うねり ターンの科学
水中で吐く (すいちゅうではく) underwater exhale

顔が水中にある間に鼻や口から息を吐き出すこと。水上で吸う前に肺の空気を出しておくと呼吸がスムーズになる。

動作(共通)
水中動作 (すいちゅうどうさ) underwater phase

スタートやターンの後、水面に出るまでの水中区間。ストリームラインとドルフィンキックで速度を維持する重要局面。

スタート・ターン・水中 同義語: 水中区間 ターンの科学
水中ドルフィン (すいちゅうどるふぃん) underwater dolphin kick

スタートやターン後の水中で行うドルフィンキック。水面下は抵抗が少なく、速い選手ほどこの区間で差をつける。

泳法・種目 同義語: 水中ドルフィン, UDK
垂直キック (すいちょくきっく) vertical kick

水中で体を垂直に保ちながら行うキック練習。キック力の強化と体幹安定性の向上に効果的。

練習・メニュー 同義語: バーチカルキック, 立ちキック
スイッチ (すいっち) switch drill

横向きの滑り姿勢から1ストロークで反対側に切り替えるドリル。体幹の回転とタイミングの連動を身につける。

自由形(クロール) 同義語: スイッチドリル クロールの科学
水平姿勢 (すいへいしせい) horizontal position

体が水面と平行に近い姿勢。腰や脚が沈むと前面投影面積が増えて抵抗が大きくなるため、この姿勢の維持が重要。

基本姿勢・流体 同義語: フラットポジション 水の抵抗を減らす科学
スイマー (すいまー) swimmer

水泳を行う人の総称。競技選手からフィットネススイマー、レッスン受講者まで幅広く使われる。

その他 同義語: 選手, 水泳選手
スイマーズイヤー (すいまーずいやー) swimmer's ear

耳の穴(外耳道)が水分や細菌により炎症を起こす状態。泳いだ後に水分を残さないことが予防のポイント。

トラブル・安全 同義語: 外耳炎, 外耳道炎
スイマーズショルダー (すいまーずしょるだー) swimmer's shoulder

水泳選手に多い肩の慢性的な痛みの総称。腱板や靭帯の炎症が原因で、ストローク数の多さとフォームの乱れが関係する。

トラブル・安全 同義語: 水泳肩
スイマーズニー (すいまーずにー) swimmer's knee

平泳ぎのキック動作の繰り返しで膝内側の靱帯に負担がかかる障害。平泳ぎ選手に多い。

トラブル・安全 同義語: 平泳ぎ膝, MCL障害
睡眠 (すいみん) sleep

体と脳を回復させる最も基本的な休息。成長ホルモンの分泌が促され、練習で得た技術の定着にも重要な役割を果たす。

トラブル・安全 同義語: 休息, 睡眠時間
スイミングスクール (すいみんぐすくーる) swimming school

水泳を体系的に指導する教室。初心者から選手コースまで泳力に応じたクラスが設けられる。

その他 同義語: スイミングクラブ, SC
スイム (すいむ) swim

メニュー表記で泳ぐことを意味する。泳法の指定がないことも多く、通常の全身を使った泳ぎを指す。

練習・メニュー 同義語: S
スイムイヤホン (すいむいやほん) swim headphones

防水仕様の音楽再生デバイス。骨伝導タイプが多く、練習中に音楽やテンポ音を聴いて集中力やリズムを高める。

用具 同義語: 防水イヤホン, 水中音楽プレーヤー
スイムウェア (すいむうぇあ) swimwear

水泳で着用する衣類の総称。練習用・レース用・フィットネス用など、用途に応じたさまざまな種類がある。

用具 同義語: 水着
スイムオフ (すいむおふ) swim-off

同タイムの選手が決勝進出や順位を決めるために行う再レース。

競技運営・ルール 同義語: 順位決定レース
スイムキャップ (すいむきゃっぷ) swim cap

髪をまとめて水の抵抗を減らすための帽子。シリコン製が主流で、大会では着用が義務付けられている。

用具 同義語: キャップ, 水泳帽
スイムグローブ (すいむぐろーぶ) swim gloves

指の間に水かき状の素材がついた練習用手袋。水の抵抗を増やしてストロークの筋力と感覚を強化する。

用具 同義語: 水かきグローブ
スイムバッグ (すいむばっぐ) swim bag

水着やゴーグルなどの練習用具をまとめて持ち運ぶバッグ。濡れた物を分けて入れられるポケット付きが便利。

用具 同義語: スイマーズバッグ
スイムパドル (すいむぱどる) swim paddles

手に装着して使う板状の練習用具の総称。サイズや形状によりフィンガーパドル、フルサイズパドルなどの種類がある。

用具 同義語: パドル全般
スイムベルト (すいむべると) swim belt

腰に巻いて流水プールでの固定や牽引トレーニングに使うベルト。体の位置を安定させる補助にも使われる。

用具 同義語: トレーニングベルト
スイムベンチ (すいむべんち) swim bench

ストローク動作を陸上で再現して筋力を鍛えるトレーニングマシン。プル動作の強化に特化。

用具 同義語: バイオキネティック, ヴァサトレーナー
スイムランジ (すいむらんじ) swim lunge

水中で脚を前後に開いて行うランジ動作。水の抵抗を利用した補強運動で、下半身と体幹を鍛える。

動作(共通) 同義語: 水中ランジ
水面姿勢 (すいめんしせい) surface position

泳いでいるときに体が水面に対してどの高さ・角度で浮いているかを示す。高い位置を保つと抵抗が減る。

基本姿勢・流体 同義語: ボディポジション 水の抵抗を減らす科学
スイング (すいんぐ) arm swing

リカバリーで腕を横に振り回してしまう動き。入水位置がぶれて蛇行の原因になり、エネルギーも無駄になる。

自由形(クロール) 同義語: 腕の振り回し クロールの科学
吸う (すう) inhale

顔が水面に出た瞬間に口から素早く空気を吸い込むこと。長く吸おうとすると姿勢が崩れるため短く鋭く吸う。

動作(共通) 同義語: 吸気
スカーリング (すかーりんぐ) sculling

手のひらで水を左右に小さくかき分ける動作。水の感覚を養い、キャッチやバランスの改善に使われる練習法。

動作(共通) 同義語: スカル
スカーリングセット (すかーりんぐせっと) sculling set

スカーリング動作を中心に行うセット。水を捉える感覚(水感)を養い、キャッチの質を高めるのが主な目的。

練習・メニュー
スカーリング動作 (すかーりんぐどうさ) sculling motion

手のひらを八の字に動かして水を捉える技術。キャッチからプルへの移行で重要な感覚を養う。

動作(共通) 同義語: スカル
スケーティング (すけーてぃんぐ) skating drill

体を横向きにして片手を前に伸ばし滑る姿勢を作るドリル。ローリングの基本ポジションと体幹の安定を学ぶ。

自由形(クロール) 同義語: スケーティングドリル クロールの科学
スターター (すたーたー) starter

選手を整列させ「テイク・ユア・マークス」の号令後にスタート合図を発する競技役員。

競技運営・ルール 同義語: 出発合図員
スタート (すたーと) start

合図とともにスタート台から飛び込み、水中に入って泳ぎ始めること。リアクション・飛距離・入水角が記録に直結する。

スタート・ターン・水中 同義語: スタート動作 ターンの科学
スタート合図 (すたーとあいず) signal

レース開始の合図。電子音やピストルが使われ、自動計時装置と連動してタイム計測が始まる。

施設・環境 同義語: スタートシグナル, 号砲
スタート姿勢 (すたーとしせい) set position

スタート合図前にスタート台上で構える姿勢。審判の「Take your marks」でこの姿勢に入り、静止して合図を待つ。

スタート・ターン・水中 同義語: セットポジション, 構え ターンの科学
スタート台 (すたーとだい) starting block

飛び込みスタート用の台。滑り止め付きの傾斜面があり、背面にはバックプレートが付いている。

施設・環境 同義語: ブロック, スタブロ
スタートダッシュ (すたーとだっしゅ) start sprint

オープンウォーターのスタート直後に全力で泳いでポジションを確保する加速。集団の前方に位置取りする戦術。

オープンウォーター 同義語: スタートスプリント
スタートの15m (すたーとのじゅうごめーとる) 15m time

スタートから15m地点までのタイムを計測すること。飛び込み、入水、水中ドルフィンキックの質を数値で評価する。

練習・メニュー
スタートリスト (すたーとりすと) start list

レースの出場者・レーン配置・申告タイムなどを記載した一覧表。

競技運営・ルール 同義語: 出場者リスト
スタート練習 (すたーとれんしゅう) start practice

飛び込みや反応速度を反復する練習。セットポジション、蹴り出し、入水角度、水中動作をまとめて改善する。

練習・メニュー
ストリームライン (すとりーむらいん) streamline

両手を重ねて腕を頭上に伸ばし、体を一直線にして水の抵抗を最小限にする姿勢。スタートやターン後の基本形。

基本姿勢・流体 同義語: SL, けのび, ストリームラインポジション 水の抵抗を減らす科学
ストリームラインキック (すとりーむらいんきっく) streamline kick

ストリームライン姿勢を保ったまま水中でキックする練習。スタート・ターン後の水中動作の質を高めるための基礎。

スタート・ターン・水中 ターンの科学
ストリームライン深度 (すとりーむらいんしんど) streamline depth

スタートやターン後の水中姿勢を取る最適な水深。深すぎると浮き上がりに時間がかかる。

スタート・ターン・水中 同義語: 潜水深度 ターンの科学
ストレッチ (すとれっち) stretch

筋肉や腱を伸ばして関節の可動域を広げる柔軟運動。練習前後に行い、パフォーマンス向上とケガ予防に役立つ。

動作(共通) 同義語: 柔軟, ストレッチング
ストレートアーム (すとれーとあーむ) straight arm

腕が伸びたまま水をかいてしまう癖。水を押す面が小さくなり推進力が低下するほか、肩への負担も大きい。

ストレートアームリカバリー (すとれーとあーむりかばりー) straight-arm recovery

肘を伸ばし気味にして腕を前に戻すリカバリー。遠心力でテンポを上げやすく、スプリンターに多く見られる。

自由形(クロール) クロールの科学
ストローク (すとろーく) stroke

腕で水をかく一連の動作。エントリー→キャッチ→プル→プッシュ→リカバリーの流れで構成される。

動作(共通) 同義語: かき, ストローク動作
ストロークインデックス (すとろーくいんでっくす) stroke index

泳ぐ速度とストローク長を掛け合わせて算出する効率指標。値が大きいほど少ないかき数で速く泳げていることを示す。

指標・生理 同義語: SI
ストロークカウント (すとろーくかうんと) stroke count

25mや50mを泳ぐのに必要なストロークの回数を数えること。ストローク効率の客観的な指標として使う。

自由形(クロール) 同義語: ストカン クロールの科学
ストローク効率 (すとろーくこうりつ) stroke efficiency

1ストロークで効率よく前に進めているかの指標。ストローク長が長く無駄な動きが少ないほど効率が高い。

基本姿勢・流体 水の抵抗を減らす科学
ストロークサイクル (すとろーくさいくる) stroke cycle

片腕または両腕が1周する動きの単位。自由形・背泳ぎでは左右1回ずつで1サイクルと数えることが多い。

動作(共通) 同義語: 1サイクル
ストローク長 (すとろーくちょう) stroke length

1ストロークで進む距離。ストローク長が長いほど少ないかき数で泳げるため、効率の良さを表す指標となる。

動作(共通) 同義語: SL, ディスタンスパーストローク, DPS
ストロークテスト (すとろーくてすと) stroke test

ストローク数とタイムを計測し、泳ぎの効率やコンディションを定期的に評価するテスト。

コーチング・分析 同義語: ストローク効率テスト
ストロークの内回し (すとろーくのうちまわし) insweep emphasis

平泳ぎのストロークで腕を内側に寄せるのが早過ぎる癖。十分に水を捉える前に手を集めてしまい推進が弱くなる。

ストロークの左右差 (すとろーくのさゆうさ) stroke asymmetry

左右のストロークの形やパワーに差がある状態。蛇行の原因になるため、弱い側の練習で改善を図る。

動作(共通) 同義語: 左右差, ストローク非対称
ストロークの外回し (すとろーくのそとまわし) outsweep emphasis

平泳ぎのストロークで腕を外側に広げ過ぎる癖。アウトスイープが大きいと抵抗が増えてテンポも遅くなる。

ストロークレート (すとろーくれーと) stroke rate

1分間あたりのストローク回数。テンポとも呼ばれ、速度と効率のバランスを見る重要な指標。

動作(共通) 同義語: SR, テンポ
スピア (すぴあ) spear

槍を刺すように手を前方へまっすぐ差し入れる入水の意識。肩甲骨からリーチを伸ばして水を捉える準備を作る。

自由形(クロール) 同義語: スピアエントリー クロールの科学
スピンターン (すぴんたーん) backstroke spin turn

背泳ぎのオープンターンで体を横回転させてすばやく壁にタッチし蹴り出す技術。

スピード (すぴーど) Speedo

1928年オーストラリア発祥の世界最大規模の競泳ブランド。日本ではゴールドウイン社が展開。Fastskin3など多くの世界記録を生んだ水着・ゴーグルで知られる。

用具 同義語: SPEEDO
スピード持久 (すぴーどじきゅう) speed endurance

高いスピードを長く維持し続ける能力。レース後半でペースが落ちにくくなるよう、乳酸耐性を高める練習で鍛える。

練習・メニュー 同義語: スピード持久力
スプラッシュ抵抗 (すぷらっしゅていこう) splash drag

入水やキックで水しぶきを立てることにより生じる無駄な抵抗。クリーンな入水で軽減できる。

基本姿勢・流体 水の抵抗を減らす科学
スプリット (すぷりっと) split

レースや練習で50mや100mごとの通過タイム。ペースの安定度やレース展開を分析するための基本データ。

指標・生理 同義語: スプリットタイム, 通過タイム
スプリント (すぷりんと) sprint

50mや100mなどの短距離を全力に近い強度で泳ぐこと。爆発的なスピードとパワーが求められる。

泳法・種目 同義語: 短距離
スプリントセット (すぷりんとせっと) sprint set

25mや50mの短距離を全力またはそれに近い強度で繰り返すセット。最大スピードの向上と爆発力の養成が目的。

練習・メニュー
スワンズ (すわんず) SWANS

山本光学株式会社(1911年創業)のスポーツアイウェアブランド。日本製のレンズ設計とフレーム一貫生産を強みとし、HAJO波状構造など独自技術の競泳ゴーグルを展開する。

用具 同義語: SWANS, 山本光学

静的ストレッチ (せいてきすとれっち) static stretch

一定の姿勢を保持して筋肉をゆっくり伸ばすストレッチ。クールダウンや柔軟性向上に適しているとされる。

動作(共通) 同義語: スタティックストレッチ
背泳ぎ (せおよぎ) backstroke

仰向けの姿勢で左右交互に腕を回し、バタ足で進む泳法。水中で唯一、常に顔が上を向いている。

泳法・種目 同義語: バック, Ba
背泳ぎキック (せおよぎきっく) backstroke kick

仰向けの姿勢で行うバタ足。足の甲で水を蹴り上げる動きが推進の主体で、膝を水面から出さないのがポイント。

背泳ぎ 同義語: バックキック 背泳ぎの科学
背泳ぎスタートバー (せおよぎすたーとばー) backstroke bar

背泳ぎのスタート時に手で掴むためのバー。スタート台の上部に水平に取り付けられている。

施設・環境 同義語: バックストロークバー, グラブバー
背泳ぎストローク (せおよぎすとろーく) backstroke stroke

仰向けで腕を1本ずつ交互に回すストローク動作。小指側から入水し、キャッチ→プルで体の横を通って太ももまでかく。

背泳ぎのリズム (せおよぎのりずむ) backstroke rhythm

背泳ぎで一定のテンポとリズムを保って腕を回す感覚。左右交互に途切れなく回し続けることで推進を安定させる。

背泳ぎ用レッジ (せおよぎようれっじ) backstroke ledge

背泳ぎスタートで足を固定するための板状の装置。壁面に取り付けて蹴り出しの力を高める。

施設・環境 同義語: レッジ, バックストロークレッジ
世界記録 (せかいきろく) world record

国際水泳連盟(World Aquatics)が公認する世界最高記録。公認プールの公認大会でのみ樹立が認められる。

競技運営・ルール 同義語: WR
世界マスターズ水泳選手権 (せかいますたーずすいえいせんしゅけん) World Aquatics Masters Championships

World Aquatics主催のマスターズ最高峰国際大会。2年に1度開催され競泳・飛込など5競技を実施する。

マスターズ 同義語: WAMC, 世界マスターズ選手権
センターシュノーケル (せんたーしゅのーける) center snorkel

顔の正面に装着するストレート型のスノーケル。呼吸を気にせず泳げるため、フォームや姿勢の改善に集中できる。

用具 同義語: スノーケル, フロントシュノーケル
セーム (せーむ) chamois

吸水力が高く、絞ると何度でも使える薄いタオル素材。コンパクトに持ち運べるため競泳選手に愛用される。

用具 同義語: セームタオル, スイムタオル
前面投影面積 (ぜんめんとうえいめんせき) frontal area

進行方向から見た体の断面積。この面積が小さいほど形状抵抗が減り、速く泳げる。

基本姿勢・流体 同義語: 前方投影面積 水の抵抗を減らす科学
前腕 (ぜんわん) forearm

肘から手首までの部分。EVFなどで手のひらと合わせて大きな面を作り、効率よく水を後方へ押す重要部位。

動作(共通)

層流 (そうりゅう) laminar flow

流線に沿って整然と流れる水の状態。ストリームラインが良いと体表面が層流に近づき抵抗が減る。

基本姿勢・流体 水の抵抗を減らす科学
造波抵抗 (ぞうはていこう) wave drag

体が水面付近を移動するときに波を作ることで生じる抵抗。速度が上がるほど影響が大きくなる。

基本姿勢・流体 水の抵抗を減らす科学
ゾーン (ぞーん) training zone

練習の強度を区分するゾーン。有酸素(EN1/EN2)、乳酸閾値(AN1)、無酸素(AN2)、スプリント(SP)などに分けられる。

指標・生理 同義語: 強度ゾーン, トレーニングゾーン