水泳用語集
競泳・練習・用具・ルールなど、水泳に関する40語以上の専門用語を五十音順で解説します。
ら
- ライン (らいん) line
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頭から体幹・脚までが一直線に近い姿勢のこと。ラインが崩れると抵抗が増えてスピードが落ちる。
- ラダー (らだー) ladder set
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泳ぐ距離を段階的に増減させるセット。例えば50→100→150→200mと増やす「ラダーアップ」が代表的。
- ラップ (らっぷ) lap
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プールを一定距離泳ぐ単位。短水路では50m(1往復)、長水路では50m(片道)を1ラップとすることが多い。
- ラップタイム (らっぷたいむ) lap time
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50mまたは25mごとに区切った区間タイム。レース分析やペース配分の評価に使用される。
- 乱流 (らんりゅう) turbulent flow
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水が不規則に乱れた流れの状態。フォームの崩れやキックの乱れにより発生し、抵抗が増す。
り
- リアクション (りあくしょん) reaction time
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スタート合図から選手が台を離れるまでの反応時間。0.01秒単位で計測され、0秒未満はフライングとなる。
- リカバリー (りかばりー) recovery
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ストロークの後に腕を前方に戻す動作。水上で行い、力を抜いて次のストロークに備える局面。
- リカバリーセット (りかばりーせっと) recovery set
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疲労回復を目的とした軽い強度のセット。ハードな練習の翌日やセット間に入れて、体を整える。
- リカバリーラン (りかばりーらん) recovery run
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トライアスロンで水から上がって走り始める局面。水中の姿勢から陸の動きへの切り替えでふらつきやすい。
- リコール (りこーる) recall
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スタートのやり直しを指示すること。フライングや不正スタートがあった場合にリコールロープが降ろされる。
- リズム (りずむ) rhythm
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繰り返し動作の一定のリズム感。リズムが崩れると無駄な力が入り、スピードや持久力が低下しやすい。
- リズム崩れ (りずむくずれ) rhythm break
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泳ぎのリズムが崩れること。疲労や呼吸の乱れが原因で起きやすく、ペースの安定を保つ意識が必要。
- リピート (りぴーと) repeat set
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同じ距離・同じ強度を繰り返すセット。一定のサークルで同ペースを維持する。
- 流水プール (りゅうすいぷーる) endless pool
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水流を発生させてその場で泳ぎ続けられるプール。省スペースでフォーム確認やトレーニングに活用される。
- 両腕ストローク (りょううで) double-arm stroke
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両腕を同時に水に入れ、同時にかいて同時にリカバリーするバタフライのストローク。左右対称の動作がルールで求められる。
- 両側呼吸 (りょうがわこきゅう) bilateral breathing
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左右交互に呼吸するパターン。ストロークの左右差を防ぎバランスの良い泳ぎにつながるが、呼吸間隔が長くなる。
- リラックス (りらっくす) relaxation
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泳ぎの中で不要な力みを抜くこと。リカバリーやグライド局面でリラックスすると疲労を抑えて効率が上がる。
- リレーオーダー (りれーおーだー) relay order
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リレー種目における各泳者の泳順。メドレーリレーは背→平→バタ→自の順が規定されている。
- リレー引き継ぎ (りれーひきつぎ) relay exchange
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リレーで前の泳者がタッチした瞬間に次の泳者が飛び込むタイミング。早すぎると失格になる。
- リーチ (りーち) reach
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入水後に前方へ手を伸ばす動作。体を長く使ってストローク長を稼ぐために、肩甲骨から伸ばす意識が重要。
る
れ
- レジスタンストレーニング (れじすたんすとれーにんぐ) resistance training
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筋力向上を目的としたウェイトやチューブなどを用いた負荷トレーニングの総称。
- レスト (れすと) rest
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泳ぎの合間に取る休憩時間。10秒・15秒・30秒など、メニューの目的に応じて長さを設定する。
- 練習用水着 (れんしゅうようみずぎ) training suit
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日常の練習で着用する水着。耐塩素性や耐久性が重視され、競泳用水着より少しゆとりのあるフィット感。
- レースキャップ (れーすきゃっぷ) race cap
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大会で使用するシリコン製の水泳帽。チーム名や選手名がプリントされ、テックスーツと合わせて抵抗を最小化する。
- レースプラン (れーすぷらん) race plan
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レースでのペース配分、呼吸パターン、ターンの戦略など事前に立てる作戦。本番の緊張下でも迷わず泳ぐための準備。
- レースペース (れーすぺーす) race pace
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レース本番での目標タイムに合わせたペースで泳ぐ練習。本番の速度感覚とペース配分を体に刻み込む。
- レーン (れーん) lane
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プール内をコースロープで区切った泳ぐための区画。競泳では通常8〜10レーンが設けられる。
- レーン順 (れーんじゅん) lane assignment
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申告タイムや予選結果に基づいて各選手に割り当てられるレーン。最速の選手が中央レーンに配置されるのが一般的。
- レーンロープ接触 (れーんろーぷせっしょく) lane line contact
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泳ぎ中にコースロープに強く接触したりつかんだりする行為。意図的であれば違反とみなされることがある。
ろ
- ロング (ろんぐ) long distance
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800mや1500mなどの長距離種目。有酸素能力とペースコントロールが重要で、後半の粘りが勝敗を分ける。
- ロングストロークフィニッシュ (ろんぐすとろーくふぃにっしゅ) long finish
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最後のストロークの後、腕を伸ばして壁に届かせるフィニッシュ方法。あと半ストローク入れるか伸びるかの判断が鍵。
- ローテーション (ろーてーしょん) rotation
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体の長軸を中心に回転する動き。自由形と背泳ぎで用いられ、肩の可動域を広げてストロークを大きくする。
- ローリング (ろーりんぐ) body roll
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泳ぎの中で体幹を左右に回す動作。ストロークのリーチを伸ばし、呼吸を楽にする効果がある。
- ローリング角 (ろーりんぐかく) body roll angle
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体を回す角度のこと。大き過ぎると軸がぶれ、小さ過ぎるとストロークが浅くなるため、40〜60度が目安とされる。
- ローリング過多 (ろーりんぐかた) over-rotation
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体が回り過ぎて泳ぎの軸がぶれる状態。キャッチが不安定になり蛇行しやすくなるため、適度な回転量が重要。
- ローリング呼吸 (ろーりんぐこきゅう) rotational breathing
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体全体のローリングに連動して顔を横に出す呼吸法。頭だけで呼吸するより姿勢が崩れにくく効率的。
- ローリングドリル (ろーりんぐどりる) rolling drill
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体幹の回転動作を身につけるためのドリル。横向きキックやスイッチドリルなどが代表的。
- ローリング不足 (ろーりんぐぶそく) insufficient roll
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体の回転量が不足している状態。腕の可動域が制限されてストロークが浅くなり、呼吸も苦しくなりやすい。