水泳用語集

競泳・練習・用具・ルールなど、水泳に関する35語以上の専門用語を五十音順で解説します。

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A

AFAP (えーえふえーぴー) as fast as possible

できる限り最速で泳ぐ最高強度指示。「all out」「max effort」に近い意味。短距離セットで多用。

練習・メニュー 同義語: All-out, Max effort, 全力
AT (えーてぃー) anaerobic threshold

有酸素運動から無酸素運動へ移行する境界強度。この強度付近での練習が持久力向上に効果的。

指標・生理 同義語: 嫌気性作業閾値

B

BR (びーあーる) breaststroke

平泳ぎの略語。Breathの略と混同しやすいので文脈に注意が必要。

練習・メニュー 同義語: Breast
B決勝 (びーけっしょう) B final

A決勝に次ぐ順位決定レース。通常は予選9〜16位の選手で行われ、大会によって実施の有無が異なる。

競技運営・ルール 同義語: コンソレーション
BK (びーけー) backstroke

背泳ぎの略語。メニューボードで FR・BR・FL と並んで使われる4泳法略語の一つ。

練習・メニュー 同義語: Back, BA

C

CSS (しーえすえす) critical swim speed

有酸素と無酸素の境界にあたる泳速度。乳酸閾値ペースの簡易推定値として練習強度設定に使う。

指標・生理 同義語: クリティカルスイムスピード

D

DPS (でぃーぴーえす) distance per stroke

1ストロークあたりの進行距離。効率の指標で数値が大きいほど一かきで遠くに進める。

練習・メニュー 同義語: Distance Per Stroke, ストローク効率

E

EN3 (いーえぬすりー) endurance 3

持久力ゾーン3。VO2max付近の高負荷有酸素ゾーン。最高パフォーマンス域の持久力強化を狙う。

練習・メニュー 同義語: Endurance 3, VO2max
EN2 (いーえぬつー) endurance 2

持久力ゾーン2。乳酸閾値付近で泳ぐゾーン。インターバルの休憩が短い閾値トレーニング。

練習・メニュー 同義語: Endurance 2, Threshold
EN1 (いーえぬわん) endurance 1

持久力ゾーン1。心拍数110〜140程度の低強度有酸素運動。脂肪燃焼と基礎持久力の養成が目的。

練習・メニュー 同義語: Endurance 1, リカバリー有酸素
EVF (いーぶいえふ) Early Vertical Forearm

入水後の早い段階で前腕を立てて水を捉える技術。キャッチの推進効率を高め、トップ選手に共通する動作。

動作(共通) 同義語: バーティカルフォアアーム, EVF, アーリーバーティカルフォアアーム
EPOC (いーぽっく) EPOC

運動後に安静時を超えて酸素消費が続く現象。高強度運動後ほどEPOCが大きく、回復に時間がかかることを示す。

指標・生理 同義語: 運動後過剰酸素消費

F

FL (えふえる) fly / butterfly

バタフライの略語。メニューボードでは FLY を短縮して FL と書くことが多い。

練習・メニュー 同義語: FLY, Fly
FINIS (ふぃにす) FINIS

1993年米国カリフォルニア州リバモア創業の競泳トレーニング用品ブランド。スイマーズスノーケル・パドル・モノフィンなど技術習得を促す革新的なトレーニング用具で世界80か国に販売する。

用具 同義語: フィニス, FINIS Inc

I

IMオーダー (あいえむおーだー) IM order

個人メドレーの泳法順(バタフライ→背泳ぎ→平泳ぎ→自由形)でメニューを泳ぐこと。4泳法をバランスよく練習できる。

練習・メニュー 同義語: 個メ順, IM

J

JO (じぇいおー) JOC Junior Olympic Cup

全国JOCジュニアオリンピックカップ水泳競技大会の通称。春季・夏季の2回開催されるジュニアの登竜門。

競技運営・ルール 同義語: ジュニアオリンピック, JOカップ

L

LCM (えるしーえむ) long course meters

長水路50mプールの略。オリンピックや世界選手権の公式コース。

練習・メニュー 同義語: Long Course, 50mプール

O

ODD / EVEN (おっどいーぶん) odd / even

奇数本目と偶数本目の指示語。「ODD easy EVEN fast」で奇数本イージー・偶数本ファストの意味。

練習・メニュー 同義語: 奇数/偶数

R

RPE (あーるぴーいー) RPE

自分が感じるきつさを数値化した主観的運動強度の尺度。ボルグスケール(6〜20段階)が広く使われている。

指標・生理 同義語: 主観的運動強度, きつさの度合い
RIMO (りーも) reverse individual medley order

個人メドレーの逆順(自由形→平泳ぎ→背泳ぎ→バタフライ)で泳ぐこと。通常のIM順とは逆。

練習・メニュー 同義語: Reverse IM, 逆IM

S

SKPS (えすけーぴーえす) swim-kick-pull-swim

Swim→Kick→Pull→Swimの順に泳ぐ練習形式。各要素を分解して総合的に泳ぎを磨く。

練習・メニュー
SCM (えすしーえむ) short course meters

短水路25mプール(メートル表示)の略。日本の冬季大会で主流。

練習・メニュー 同義語: Short Course, 25mプール
SCY (えすしーわい) short course yards

短水路25ヤードプールの略。米国の大学・高校スイミングで標準的に使用される。

練習・メニュー 同義語: Short Course Yards, ヤードプール
S字プル (えすじぷる) S-pull

水中で手がS字の軌道を描くストロークの説明。実際には水を後方に押す意識が重要で、軌道は結果として生じる。

自由形(クロール) 同義語: S字ストローク クロールの科学
ST (えすてぃー) stroke (non-freestyle)

自由形以外の泳法(バタフライ・背泳ぎ・平泳ぎ)を指す略語。CH(チョイス)とは異なり非フリーの総称。

練習・メニュー 同義語: Str, stroke
SPL (えすぴーえる) strokes per length

25mまたは50mを泳ぐのに要したストローク数。少ないほどストローク効率が高く、技術力の指標として使われる。

指標・生理 同義語: SPL, ストロークカウント
SP3 (えすぴーすりー) sprint 3

スプリントゾーン3。15〜20秒以内の超短距離全力スプリント。クレアチンリン酸系の無酸素運動。

練習・メニュー 同義語: Sprint 3, Alactic, ATP-PCr
SP2 (えすぴーつー) sprint 2

スプリントゾーン2。最高速度に近い全力スプリントで最も強度が高いセット。

練習・メニュー 同義語: Sprint 2, Lactate power
SP1 (えすぴーわん) sprint 1

スプリントゾーン1。レースに近い強度の乳酸耐性セット。作業時間と同等以上の休憩を取る。

練習・メニュー 同義語: Sprint 1, Lactate tolerance
S1 (えすわん) style one

自分の専門種目または最も得意な泳法を指すメニュー表記。S2は2番目に得意な泳法。

練習・メニュー 同義語: スタイルワン, 得意種目
SWOLF (すうぉるふ) SWOLF

タイム(秒)とストローク数を足した値で泳ぎの効率を示す指標。数値が小さいほど効率よく泳げていることを意味する。

指標・生理 同義語: スウォルフ

T

TYR (てぃあ) TYR

1985年米国カリフォルニア州創業の競泳・トライアスロンブランド。北欧の神名に由来し、アメリカ代表選手も愛用するAVICTORシリーズなどのレース水着を展開する。

用具 同義語: ティア, TYRスポーツ

V

VIEW (びゅー) VIEW

株式会社タバタ(1952年創業)のスイミングゴーグルブランド。1975年に日本初のスイミングゴーグルを開発した老舗で、国内ゴーグル市場シェアNo.1を誇る。Blade NXなど多数のFINA承認モデルを持つ。

用具 同義語: ビュー, タバタ
VO2max (ぶいおーつーまっくす) VO2max

体が1分間に取り込める酸素の最大量。持久力の指標となり、数値が高いほど有酸素能力が優れていることを示す。

指標・生理 同義語: 最大酸素摂取量

W

World Aquaticsポイント (わーるどあくあてぃくすぽいんと) World Aquatics points

世界記録を1000点としタイムを換算して種目横断で泳力を比較する指数。旧称FINAポイント。

指標・生理 同義語: FINAポイント, ワールドアクアティクスポイント