水泳用語集
競泳・練習・用具・ルールなど、水泳に関する49語以上の専門用語を五十音順で解説します。
え
- エクササイズ (えくささいず) exercise
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特定の目的を持って行う反復練習。ドリルの一種で、フォームの特定部分を意識しながら繰り返す。
か
き
- キックの水面割れ (きっくのすいめんわれ) break surface
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キック時に足が水面を大きく割ってしまう状態。水面を蹴ると推進力にならず、しぶきで抵抗も増える。
- キックの縦幅 (きっくのたてはば) kick amplitude
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キックの上下動の大きさ。振り幅が大き過ぎると脚が水面から出て空を蹴り、抵抗も増えて効率が落ちる。
- キャッチアップ (きゃっちあっぷ) catch-up drill
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前方で両手が揃ってから次のストロークを始めるドリル。ゆっくりしたリズムでキャッチの形を丁寧に確認できる。
- キャッチの内側 (きゃっちのうちがわ) inside catch
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キャッチで手が内側に入り過ぎて水を逃がす癖。クロスオーバーと同様に蛇行の原因になりやすい。
- キャッチの外側 (きゃっちのそとがわ) wide catch
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手が外側に逸れて水を捉えきれないキャッチの癖。推進に使えない方向に力が逃げてしまい効率が落ちる。
- キャッチの早さ (きゃっちのはやさ) early catch
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入水後できるだけ早いタイミングで水を捉え始めること。グライドを短くしてすぐキャッチに入るスプリント向きの技術。
- ギャロップストローク (ぎゃろっぷすとろーく) gallop stroke
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左右のストロークタイミングを非対称にする泳法。片腕が先行しもう片腕が素早く追うリズム。
く
こ
- 呼吸で沈む (こきゅうでしずむ) sink on breath
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呼吸時に頭が大きく上がって腰や脚が沈んでしまう状態。片目が水中に残るくらいの低い呼吸が改善のポイント。
さ
し
す
- スイッチ (すいっち) switch drill
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横向きの滑り姿勢から1ストロークで反対側に切り替えるドリル。体幹の回転とタイミングの連動を身につける。
- スイング (すいんぐ) arm swing
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リカバリーで腕を横に振り回してしまう動き。入水位置がぶれて蛇行の原因になり、エネルギーも無駄になる。
- スケーティング (すけーてぃんぐ) skating drill
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体を横向きにして片手を前に伸ばし滑る姿勢を作るドリル。ローリングの基本ポジションと体幹の安定を学ぶ。
- ストレートアームリカバリー (すとれーとあーむりかばりー) straight-arm recovery
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肘を伸ばし気味にして腕を前に戻すリカバリー。遠心力でテンポを上げやすく、スプリンターに多く見られる。
- ストロークカウント (すとろーくかうんと) stroke count
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25mや50mを泳ぐのに必要なストロークの回数を数えること。ストローク効率の客観的な指標として使う。
- スピア (すぴあ) spear
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槍を刺すように手を前方へまっすぐ差し入れる入水の意識。肩甲骨からリーチを伸ばして水を捉える準備を作る。
て
な
- ナローエントリー (なろーえんとりー) narrow entry
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入水位置が頭に近過ぎる癖。クロスオーバーになりやすく、肩関節への負担も大きくなりやすい。
に
- 入水位置 (にゅうすいいち) entry position
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手が水に入る位置。肩幅程度の前方が基本で、広すぎや狭すぎはキャッチの質やストロークの軌道に影響する。
は
- ハイエルボーリカバリー (はいえるぼーりかばりー) high-elbow recovery
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肘を高い位置に保ちながら力を抜いて腕を前に戻すリカバリー。肩への負担が少なく、中長距離の選手に多い。
- ハンドエントリー (はんどえんとりー) hand entry
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手が水面に入る動作のこと。指先から滑らかに入水し、水しぶきを最小限に抑えるのが理想的な形。
- ハンドピッチ (はんどぴっち) hand pitch
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ストローク中の手のひらの傾き角度。水を効率よく捉えるために微妙に角度を変えながらかく技術。
ひ
- 肘主導 (ひじしゅどう) elbow drive
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プル局面で肘を主導に動かし、前腕を立てて水を捉え続ける意識。体幹回転と連動し腕だけで引かない。
ふ
- フィンガーチップドラッグ (ふぃんがーちっぷどらっぐ) fingertip drag
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リカバリー中に指先を水面に軽く触れさせながら前に運ぶドリル。ハイエルボーリカバリーの感覚と肘の高さを意識する。
- フロントクアドラント (ふろんとくあどらんと) front quadrant
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常に一方の手が体の前方にある状態を意識する泳ぎ方の概念。体が長く伸びた姿勢を保ちストローク長を稼げる。
- フロントスノーケルスイム (ふろんとすのーけるすいむ) snorkel swim
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センタースノーケルを使って呼吸を気にせず泳ぐ練習法。頭を動かさずに済むためフォームに集中できる。
ま
- 前呼吸 (まえこきゅう) frontal breathing
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顔を正面に向けて上げる呼吸。頭が持ち上がり腰が沈みやすいため、通常はサイドブレスが推奨される。
み
- 水を掴む (みずをつかむ) catch water
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キャッチで水をしっかり掴んで逃さない感覚の表現。手と前腕に水圧を感じながらストロークを始める意識。
- ミドルフィンガーエントリー (みどるふぃんがーえんとりー) middle finger entry
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中指を先頭にしてまっすぐ入水する方法。肩への負担が少なく、スムーズにキャッチへ移行しやすい。
り
- 両側呼吸 (りょうがわこきゅう) bilateral breathing
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左右交互に呼吸するパターン。ストロークの左右差を防ぎバランスの良い泳ぎにつながるが、呼吸間隔が長くなる。
ろ
わ
- ワイドエントリー (わいどえんとりー) wide entry
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入水位置が肩幅より外側に離れ過ぎる癖。キャッチのタイミングが遅れて水を捉えにくくなる。
S
- S字プル (えすじぷる) S-pull
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水中で手がS字の軌道を描くストロークの説明。実際には水を後方に押す意識が重要で、軌道は結果として生じる。
#
- 3回呼吸 (さんかいこきゅう) 3-stroke breathing
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3ストロークごとに左右交互で呼吸するリズム。バイラテラル呼吸の基本形で、初心者から上級者まで広く使われる。
- 6ビートキック (しっくすびーときっく) 6-beat kick
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1ストロークサイクルに左右3回ずつ計6回のキックで泳ぐ方法。スプリント向きで推進力とバランスを高める。
- 2ビートキック (つーびーときっく) 2-beat kick
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1ストロークサイクルに左右1回ずつ計2回のキックで泳ぐ方法。長距離で脚の疲労を抑え、体幹の回転に合わせやすい。
- 10-10 (てんてん) 10-10 drill
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横向き姿勢で10キックごとに1ストロークして入れ替えるドリル。長くキックすることで姿勢の安定を強化する。
- 6-1-6 (ろくいちろく) 6-1-6 drill
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横向きで6キック→1ストロークで反対側へ切り替え→6キックを繰り返すドリル。バランスとローリングの練習に最適。