水泳用語集
競泳・練習・用具・ルールなど、水泳に関する27語以上の専門用語を五十音順で解説します。
い
- 一軸泳法 (いちじくえいほう) single-axis swimming
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体の中心軸1本を意識して左右にローリングする泳ぎ方。クロールで広く用いられる基本概念。
か
- 滑走抵抗 (かっそうていこう) friction drag
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水と体の表面が擦れることで生じる抵抗。体毛の剃毛やレーシングスーツの着用で軽減できる。
き
- キックの浮き (きっくのうき) kick buoyancy
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キック動作によって脚が浮いたり沈んだりする状態。脚が沈むと抵抗が増し、適切なキックで脚を水面近くに保つ。
け
- 形状抵抗 (けいじょうていこう) form drag
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水中での体の形や姿勢が原因で生じる抵抗。前面の投影面積が大きいほど抵抗が増すため、姿勢の改善が重要。
す
- 推進効率 (すいしんこうりつ) propulsive efficiency
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生み出した力のうち実際に前進に使われた割合。ストロークやキックの無駄を減らすと効率が向上する。
- 推進力 (すいしんりょく) propulsion
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前に進むための力。腕のストロークとキックで水を後方へ押すことで生み出す。
- 水平姿勢 (すいへいしせい) horizontal position
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体が水面と平行に近い姿勢。腰や脚が沈むと前面投影面積が増えて抵抗が大きくなるため、この姿勢の維持が重要。
- 水面姿勢 (すいめんしせい) surface position
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泳いでいるときに体が水面に対してどの高さ・角度で浮いているかを示す。高い位置を保つと抵抗が減る。
- ストリームライン (すとりーむらいん) streamline
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両手を重ねて腕を頭上に伸ばし、体を一直線にして水の抵抗を最小限にする姿勢。スタートやターン後の基本形。
- ストローク効率 (すとろーくこうりつ) stroke efficiency
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1ストロークで効率よく前に進めているかの指標。ストローク長が長く無駄な動きが少ないほど効率が高い。
- スプラッシュ抵抗 (すぷらっしゅていこう) splash drag
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入水やキックで水しぶきを立てることにより生じる無駄な抵抗。クリーンな入水で軽減できる。
せ
- 前面投影面積 (ぜんめんとうえいめんせき) frontal area
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進行方向から見た体の断面積。この面積が小さいほど形状抵抗が減り、速く泳げる。
そ
た
- 体幹 (たいかん) core
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腹筋・背筋・骨盤周りなど胴体を支える筋群。姿勢の安定や腕脚の力を効率よく推進に伝える役割がある。
て
- 抵抗 (ていこう) drag
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水中で進行方向と反対に生じる力の総称。形状抵抗・摩擦抵抗・造波抵抗の3種類に分けられる。
に
- 二軸泳法 (にじくえいほう) dual-axis swimming
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左右の肩を通る2本の軸を交互に使い、体重移動で推進力を得る泳法理論。
ひ
- ヒップポジション (ひっぷぽじしょん) hip position
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泳いでいるときの腰の高さ。腰が沈むと体が斜めになり抵抗が増すため、キックや体幹で高い位置を保つ。
ふ
- 浮力 (ふりょく) buoyancy
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水が物体を押し上げる力。体脂肪率や肺の空気量で変わり、姿勢の浮き沈みやキックの強さに関係する。
へ
- ヘッドポジション (へっどぽじしょん) head position
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泳いでいるときの頭の位置や向き。頭を上げると腰が沈みやすく、目線の角度で全身の姿勢が変わる。
み
- 水のつかみ方 (みずのつかみかた) water catch
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手や前腕で水を捉えて押し続けるための感覚と技術。水を逃さず推進力に変える(キャッチ感/水感に近い)。
よ
- 揚力 (ようりょく) lift
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水の流れの中で手や前腕の角度により生じる力。飛行機の翼と同じ原理で、ストロークの推進に利用される。
ら
り
- リラックス (りらっくす) relaxation
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泳ぎの中で不要な力みを抜くこと。リカバリーやグライド局面でリラックスすると疲労を抑えて効率が上がる。