水泳用語集
競泳・練習・用具・ルールなど、水泳に関する38語以上の専門用語を五十音順で解説します。
う
- 浮き上がり (うきあがり) resurface
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水中動作を終えて水面に出る局面。速度を落とさず泳ぎにつなげるために、浮き上がりの角度とタイミングが重要。
え
- エントリー角 (えんとりーかく) entry angle
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飛び込みで体が水面に入る角度。深過ぎると浮き上がりに時間がかかり、浅過ぎると腹打ちで減速する。
お
- オープンターン (おーぷんたーん) open turn
-
壁に両手でタッチしてから体を回し、足で壁を蹴るターン。平泳ぎとバタフライで両手タッチのルール上必須。
か
- 壁蹴り角度 (かべけりかく) push-off angle
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壁を蹴って進む方向の角度。水面に向かって上過ぎると早く浮上し過ぎ、下過ぎると浮き上がりに時間がかかる。
く
- クロスオーバーターン (くろすおーばーたーん) crossover turn
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個人メドレーの背泳ぎから平泳ぎへの切り替え時に行うターン。仰向けから素早くうつ伏せに回転して壁を蹴る。
- グラブスタート (ぐらぶすたーと) grab start
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両足を前に揃えてスタート台の前縁を両手で掴む構えのスタート。かつては主流だったが、現在はトラックスタートが多い。
す
- 水中キック (すいちゅうきっく) underwater kick
-
スタートやターン後の水中区間で行うキック。主にドルフィンキックが使われ、水面下の低抵抗を活かしてスピードを維持する。
- 水中ストローク (すいちゅうすとろーく) underwater pull
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水中で行う腕かき動作。平泳ぎのプルアウトが代表的で、種目ごとにルールで許される回数や方法が定められている。
- 水中でのうねり (すいちゅうでのうねり) underwater undulation
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水中ドルフィンキック時の体の波打ち。胸から腰・膝・足先へ波が伝わり、うねりの大きさで推進力が変わる。
- 水中動作 (すいちゅうどうさ) underwater phase
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スタートやターンの後、水面に出るまでの水中区間。ストリームラインとドルフィンキックで速度を維持する重要局面。
- スタート (すたーと) start
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合図とともにスタート台から飛び込み、水中に入って泳ぎ始めること。リアクション・飛距離・入水角が記録に直結する。
- スタート姿勢 (すたーとしせい) set position
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スタート合図前にスタート台上で構える姿勢。審判の「Take your marks」でこの姿勢に入り、静止して合図を待つ。
- ストリームラインキック (すとりーむらいんきっく) streamline kick
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ストリームライン姿勢を保ったまま水中でキックする練習。スタート・ターン後の水中動作の質を高めるための基礎。
- ストリームライン深度 (すとりーむらいんしんど) streamline depth
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スタートやターン後の水中姿勢を取る最適な水深。深すぎると浮き上がりに時間がかかる。
た
- タック (たっく) tuck
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ターンで体を小さく丸めて回転速度を上げる動作。膝を胸に引き寄せてコンパクトに回ることで素早くターンできる。
- タッチ (たっち) touch
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ターンやゴールで手や指先で壁に触れること。泳法ごとに片手か両手かの規定があり、タッチの仕方で失格になり得る。
- ターンアウト (たーんあうと) turn-out
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ターンで壁を蹴ってから水面に出て通常の泳ぎに戻るまでの区間。ストリームラインとキックで速度を維持する。
- ターンイン (たーんいん) turn-in
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ターンの直前に壁へ向かって入っていく最後の数ストロークの区間。壁との距離を合わせて勢いを殺さずターンに入る。
- ターン開始 (たーんかいし) turn initiation
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ターン動作を始めるタイミングと動き。壁までの距離を最適化し、回転から壁蹴り(蹴り出し)へつなげる。旧称:ターンの踏切。
- ターンの距離感 (たーんのきょりかん) turn distance
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ターンを始める位置から壁までの距離感。フラッグやTマークを目安にして、毎回同じ距離でターンに入る感覚を磨く。
と
に
- 入水の穴 (にゅうすいのあな) entry hole
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入水時に水面へ「穴を開ける」ように体を通すイメージ。水しぶきを減らし抵抗を小さくするクリーンエントリーの意識。
は
ふ
- フィニッシュ動作 (ふぃにっしゅどうさ) finish technique
-
ゴールの壁に向かって最後のタッチを行う技術。伸びてタッチするかストロークを入れるかの判断が勝敗を分ける。
- フィンガーチップタッチ (ふぃんがーちっぷたっち) fingertip touch
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ターンやゴールで指先だけで壁に触れる技術。余分なストロークをせず最短距離でタッチし、タイムロスを防ぐ。
- フラッターキック (ふらったーきっく) flutter kick
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左右の脚を交互に上下に打つキック。自由形と背泳ぎの基本キックで、スタート・ターン後の水中でも使うことがある。
- フリップターン (ふりっぷたーん) flip turn
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壁の手前で前方に宙返りして足から壁を蹴るターン。自由形と背泳ぎで使われ、壁への手のタッチが不要なため素早い。
- ブレイクアウト (ぶれいくあうと) breakout
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スタートやターンの水中動作から水面に浮き上がって泳ぎ始める局面。スピードを落とさず滑らかに移行するのが理想。
- ブレイクアウトストローク (ぶれいくあうとすとろーく) breakout stroke
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水中から水面に出る際の最初のストロークとキック。スムーズな移行で速度低下を最小限にする。
- プッシュオフ (ぷっしゅおふ) push-off
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ターン後に壁を両足で力強く蹴って推進力を得る動作。壁への足の当て方と蹴り出しの方向が重要。
へ
- ヘッドファースト (へっどふぁーすと) head first
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頭から水に入る飛び込みの意識。両腕で頭を挟んだストリームラインで先端を作り、体全体を一つの穴に通す。
り
- リアクション (りあくしょん) reaction time
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スタート合図から選手が台を離れるまでの反応時間。0.01秒単位で計測され、0秒未満はフライングとなる。
ろ
- ロングストロークフィニッシュ (ろんぐすとろーくふぃにっしゅ) long finish
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最後のストロークの後、腕を伸ばして壁に届かせるフィニッシュ方法。あと半ストローク入れるか伸びるかの判断が鍵。
#
- 15mルール (じゅうごめーとるるーる) 15m rule
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スタートやターン後、頭が15m地点を越える前に水面に浮上しなければならないルール。背泳ぎ・バタフライ・自由形に適用。