乳酸閾値
にゅうさんいきち lactate threshold
血中の乳酸濃度が急激に上昇し始める運動強度の境目。この閾値が高い選手ほど速いペースを長く維持できる。
詳しい解説
乳酸閾値(LT: Lactate Threshold)は、運動強度を上げていったときに血中乳酸濃度が急激に上昇し始めるポイントです。この強度を超えると乳酸の生成が除去を上回り、持続可能な運動時間が短くなります。LTペースは持久力トレーニングの最適強度とされ、この付近で泳ぐことで有酸素能力の向上と乳酸処理能力の改善が期待できます。水泳ではCSSが乳酸閾値ペースの簡易推定値として広く使われています。正確なLT測定には血中乳酸計測が必要ですが、CSSで実用的な代替が可能です。
どんな場面で使うか
練習メニューのEN3(閾値トレーニング)ゾーンの設定基準として使います。「CSSペース±5秒」が概ねLTペース付近になります。
よくある勘違い
LTペースは「きつくて長く続けられない」速度ではなく、「ややきついが20〜30分は維持できる」速度です。息が上がって会話ができない程度が目安です。
練習での意識ポイント
CSS計算ツールでLTペースの目安を算出し、200m×5〜8本のインターバルでそのペースを維持する練習をしましょう。
- カテゴリ
- 指標・生理
- 読み方
- にゅうさんいきち
- 英語
- lactate threshold
- 同義語・別名
- LT、AT、乳酸性作業閾値