乳酸
にゅうさん lactate
筋肉が高強度で運動する際に生成される代謝物。疲労の指標として使われ、閾値を超えると急激に蓄積する。
詳しい解説
乳酸は激しい運動時に筋肉で生成される代謝物質です。かつては「疲労物質」とされていましたが、現在の研究では乳酸自体が直接的な疲労原因ではなく、エネルギー源として再利用されることが分かっています。水泳のトレーニングでは、血中乳酸濃度を基準に練習強度を設定することがあります。乳酸閾値(LT: Lactate Threshold)は、乳酸の生成と除去が均衡する運動強度の境界で、この付近のペースで泳ぐことが持久力向上に効果的とされています。CSSは乳酸閾値ペースの簡易推定値として使われます。
どんな場面で使うか
練習強度の設定(EN1〜SP)や、トレーニング効果の測定に関連する基本概念です。CSS計算ツールで乳酸閾値ペースの目安を算出できます。
よくある勘違い
「乳酸が溜まると動けなくなる」という古い考え方は誤りです。乳酸はエネルギー源であり、運動強度が高すぎて乳酸の除去が追いつかなくなった状態が問題です。
練習での意識ポイント
CSSペースで200m×5本のインターバルを行い、全本のタイムが揃うか確認しましょう。揃うペースが乳酸閾値付近の目安です。
- カテゴリ
- 指標・生理
- 読み方
- にゅうさん
- 英語
- lactate
- 同義語・別名
- 乳酸値、La