水泳用語集
競泳・練習・用具・ルールなど、水泳に関する17語以上の専門用語を五十音順で解説します。
ひ
- 膝下キック (ひざしたきっく) from-knee kick
-
股関節ではなく膝下だけで蹴るキックの癖。水を捉える面積が小さく推進力が弱いうえ、膝への負担も大きい。
- 膝を曲げ過ぎ (ひざをまげすぎ) over-bend knee
-
キックで膝が深く曲がり過ぎる癖。脚の前面で水を受けて大きな抵抗を生み、推進力も弱くなる。
- 肘 (ひじ) elbow
-
腕の中間にある関節。ハイエルボーの維持やキャッチの角度に関わり、ストロークの質を左右する。
- 肘落ち (ひじおち) dropped elbow
-
キャッチ局面で肘が落ちてしまう癖の通称。前腕で水を捉えられず、手だけで水をかく形になりやすい。
- 肘主導 (ひじしゅどう) elbow drive
-
プル局面で肘を主導に動かし、前腕を立てて水を捉え続ける意識。体幹回転と連動し腕だけで引かない。
- 肘曲げキャッチ (ひじまげきゃっち) bent-elbow catch
-
肘を適度に曲げて前腕と手のひらで水を捉えるキャッチ技術。ストロークの推進効率を高める基本動作。
- ヒップポジション (ひっぷぽじしょん) hip position
-
泳いでいるときの腰の高さ。腰が沈むと体が斜めになり抵抗が増すため、キックや体幹で高い位置を保つ。
- ひとかきひとけり (ひとかきひとけり) pullout sequence
-
スタート・ターン後に許される水中での1回のプルと1回のキックを含む一連の潜水動作。
- 平泳ぎ (ひらおよぎ) breaststroke
-
左右対称の腕のかきとカエル足のような蹴りで進む泳法。4泳法で最も遅いが、規則が最も細かく定められている。
- 疲労 (ひろう) fatigue
-
練習や試合で筋肉や全身のエネルギーが消耗した状態。適切な栄養・睡眠・リカバリーで回復を促すことが重要。
- ヒート (ひーと) heat
-
出場者数が多い種目を複数の組に分けて行うレースの1組。エントリータイム順でヒートと泳ぐレーンが決まる。
- ビルド (びるど) build
-
1本の中で前半はゆっくり、後半に向けて徐々にスピードを上げていく泳ぎ方。ペース配分の感覚を養う。
- ビート板 (びーとばん) kickboard
-
キック練習で両手でつかんで上半身を支える浮き板。脚の動きだけに集中でき、キック力や姿勢の改善に使われる。
- ピッチ (ぴっち) cadence
-
ストロークやキックの回転速度。テンポとほぼ同義で、1分間あたりの動作回数で表すことが多い。
- ピッチ&グライド (ぴっちあんどぐらいど) pitch and glide
-
ストロークのテンポ(ピッチ)と伸び(グライド)のバランスを意識する考え方。距離や泳法に応じた最適解を探る。
- ピラミッド (ぴらみっど) pyramid set
-
距離を増やしてから減らすピラミッド型のセット。例えば50→100→200→100→50mの構成で、ペースの安定性を試す。
- ピーキング (ぴーきんぐ) peaking
-
目標の大会に合わせて心身のコンディションを最高の状態に持っていくこと。テーパリングと合わせて計画的に行う。