水泳用語集
競泳・練習・用具・ルールなど、水泳に関する20語以上の専門用語を五十音順で解説します。
か
- 加速局面 (かそくきょくめん) acceleration phase
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ストローク中にプルからプッシュへ移行し、手の速度と推進力が最大になる区間。
き
- キック (きっく) kick
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脚で水を打って推進力や姿勢維持を得る動作。泳法ごとにバタ足・ドルフィン・カエル足など形が異なる。
- キックテンポ (きっくてんぽ) kick tempo
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キックを打つ速さ。速いテンポはスプリント向き、遅いテンポは長距離で脚の疲労を抑えるために使う。
- キックの音 (きっくのおと) kick noise
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キックの際に生じる水の音。バシャバシャと大きな音が出ている場合は脚が水面を叩いていて効率が悪い可能性がある。
- キックボード (きっくぼーど) kickboard
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キック練習で上半身を支えるための浮き板。ビート板と同じもので、英語由来の呼び方。
- キャッチ (きゃっち) catch
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手と前腕で水を捉え始める局面。肘を高く保ちながら手のひらで水圧を感じることが効率的な推進の鍵。
- キャッチの圧力 (きゃっちのあつりょく) catch pressure
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キャッチ時に手・前腕へかかる圧力(=水圧)。圧が抜けると水を逃しやすく、推進力が落ちる。
- キャッチの深さ (きゃっちのふかさ) catch depth
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キャッチで手を入れる深さ。浅過ぎると水を捉えにくく、深過ぎると肩に負担がかかり姿勢が崩れる。
く
け
- 蹴り上げ (けりあげ) upbeat
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キックで脚を上に戻す動作。次のダウンキックの準備局面だが、太ももの裏で水を押す意識も持てると推進に貢献する。
- 蹴り下ろし (けりおろし) downbeat
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キックで脚を下方向に打ち下ろす動作。推進力を生む主要な局面で、股関節から鞭のように打つのが理想的。
- 肩甲骨 (けんこうこつ) scapula
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背中の上部にある三角形の骨。腕を大きく動かすための土台で、可動域が広いとストロークのリーチが伸びる。
- 肩甲骨の可動域 (けんこうこつのかどういき) scapular mobility
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肩甲骨が動ける範囲の広さ。可動域が広いとストロークが大きくなり、肩の故障予防にもつながる。
こ
- 股関節主導 (こかんせつしゅどう) hip-driven
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股関節を起点にして脚全体を動かすキック技術。太ももの大きな筋肉を使えるため力強い推進が得られる。
- 呼吸 (こきゅう) breathing
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泳ぎながら息を吸い吐きする動作。水中でしっかり吐き、顔を上げた瞬間に素早く吸うのが基本。
- 呼吸動作 (こきゅうどうさ) breathing action
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水中で吐いて水上で吸う一連の呼吸の動き。泳法ごとに頭の出し方やタイミングが異なる。
- 呼吸の遅れ (こきゅうのおくれ) late breath
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呼吸のタイミングが遅れてストロークや姿勢が崩れる状態。頭が上がり過ぎて腰が沈む原因になりやすい。
- コース取り (こーすとり) line selection
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最短・最適な進路を選んで泳ぐこと。プールではレーン中央を保ち、OWSではブイや潮流を踏まえてコースを取る。