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エビデンスレベル: E2(査読付き論文(単独)) EP-S013 Common START ALL

プライオメトリクスでスタートが速くなる

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更新履歴(2件)
  • — 3レベル表示(基本/標準/研究)と digest 表示を追加。研究に「メタ分析の効果量・ターンへの効果不在・PAPE との組み合わせ」を追記
  • — 出典情報の整理・内容の精査と加筆

結論|スタートを速くするには「陸でのジャンプ」が効く

スタートの飛び出しを速くしたいなら、水の中だけでなく陸でジャンプ系のトレーニングを取り入れましょう。

研究では、ジャンプ系のトレーニング(プライオメトリクス)がスタートタイム短縮に役立つことが確認されています。

よくある誤解|「泳ぐだけでスタートも速くなる」

泳げばスタートも速くなる、と思いがちですが、必ずしもそうではありません。

スタートの飛び出しは陸上のジャンプに近い動き。水中のトレーニングだけでは、爆発的な脚力は鍛えにくいのです。

こう考えると迷わない|取り入れ方の3つの原則

  • 週2〜3回。毎日はやらない(回復が必要)
  • 水泳練習の前に少量ずつ。疲れてからは危ない
  • ターンへの効果はまだ未確認。スタート改善が目的

安全面の詳しい注意事項と年齢別の配慮は、標準モードに書いてあります。

練習で試すなら|タックジャンプから始める

器具なしで今日からできる基本のジャンプです。

  • その場で真上にジャンプ
  • 空中で膝を胸に引きつける
  • 着地は「つま先→かかと」で静かに

最初は 5 回 × 2 セットから。着地の音が大きい人は、膝で衝撃を吸収できていないサインです。