推進力
すいしんりょく propulsion
前に進むための力。腕のストロークとキックで水を後方へ押すことで生み出す。
詳しい解説
推進力は水泳で前に進むための力です。主にストローク(腕のかき)とキック(脚の蹴り)から生まれます。水泳の推進力は、手や前腕で水を後方に押す反作用として得られます。ニュートンの第3法則(作用・反作用の法則)に基づき、水を後ろに送る力と同じ大きさの力が体を前に進ませます。重要なのは、推進力を増やすよりも抵抗を減らすほうがタイム改善の効率が高いケースが多いという点です。抵抗は速度の2〜3乗に比例して増大するため、速くなるほど抵抗削減の効果が大きくなります。
どんな場面で使うか
泳ぎの改善を考える際に「推進力を上げるか、抵抗を減らすか」の2つの方向性を整理するための基本概念です。
よくある勘違い
「もっと力を入れれば速くなる」と考えがちですが、力を入れても水を正しい方向に押せていなければ推進力にはなりません。手のひらの向きと肘の位置が重要です。
練習での意識ポイント
スカーリング練習で水を捉える感覚を磨き、フィストドリルで前腕全体の推進面を意識しましょう。
- カテゴリ
- 基本姿勢・流体
- 読み方
- すいしんりょく
- 英語
- propulsion
- 同義語・別名
- 推力