抵抗
ていこう drag
水中で進行方向と反対に生じる力の総称。形状抵抗・摩擦抵抗・造波抵抗の3種類に分けられる。
詳しい解説
水泳における抵抗(ドラッグ)は、進行方向と反対に働く力の総称です。大きく3種類に分けられます。形状抵抗(前面投影面積に比例)は姿勢の崩れで急増します。摩擦抵抗は体表面と水の摩擦で生じ、水着の素材や体毛の有無が影響します。造波抵抗は水面付近で体が波を起こすことで生じます。重要なのは、抵抗は速度の2乗〜3乗に比例して増大するため、速くなるほど抵抗の影響が大きくなるという点です。推進力を増やすより抵抗を減らすほうが、タイム改善の効率が高いケースが多くあります。
どんな場面で使うか
泳速が上がらない原因を分析する際に、まず抵抗の大きさを疑います。ストリームライン姿勢の確認や、頭の位置・キックの振幅を調整する根拠になります。
よくある勘違い
「もっと力を入れれば速くなる」と考えがちですが、姿勢が崩れたまま力を入れると抵抗も同時に増えるため、相殺されて速くなりません。
練習での意識ポイント
プッシュ&グライドで抵抗の少ない姿勢を確認。ストリームライン確認ドリルで形状抵抗を最小化する感覚をつかみましょう。
- カテゴリ
- 基本姿勢・流体
- 読み方
- ていこう
- 英語
- drag
- 同義語・別名
- ドラッグ、水の抵抗、抗力